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湿布(シップ)は腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛に効果があるのか?

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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でお悩みの人の話を聞いていると

「湿布って効果はあるんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

病院で湿布を渡される事も多いので、効果があるのかないのか興味がある人も非常に多いと思います。

そこでこのページでは湿布(シップ)は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に効果があるのかどうかについて説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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湿布は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に大きな効果は期待できない

単刀直入に言うと、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状に湿布が大きな効果を発揮するということはあまりないと思います。

根拠は単純で、今まで多くの腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の患者さんの治療をしてきましたが、湿布を貼る事によって大きな効果があった人をあまり見た事がないんですよね。

湿布を貼っていてもほとんど効果を感じないという意見の方が圧倒的に多いので、残念ながら腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に湿布は大きな効果は期待できないと思います。

ただし、何で湿布の効果がないのか?と言われると正直うまく説明できないです。

というのも、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の大元の原因は腰周辺での神経圧迫ですが、症状の発生には筋肉の緊張や炎症反応の有無なども大きく関わっています。

湿布薬というのは炎症が改善する成分が含まれていたり、筋肉の緊張や張り感を改善する成分が含まれているので効果があってもおかしくないと思うんですよ。

ここからは私の仮説というか予想ですが、、、

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は他の疾患に比べるとかなり強い炎症反応と筋肉の緊張を発生させます。

それこそ痛み止めの薬であっても効果を感じない人が決して珍しくない疾患なので、湿布の効果が全くないというよりも、症状が強すぎて湿布程度の効果では大きな変化が起こらないというのが正解なんじゃないですかね?

おそらく湿布が全く効果がないということはないと思うんですよ。

ただ腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が強すぎるので湿布じゃちょっと役不足なんでしょう。
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湿布のリスクは少ないので使用した方が良い

ここまでは腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に湿布は大きな効果は期待できないという説明をさせていただきました。

じゃあ湿布は使用する必要がないのか?

否定的な文章を書いておいて言うのもおかしいですが、私は湿布は使用した方が良いと個人的には思っています。

使用してもしなくてもそれほど大きな変化はないので、必ず使用しなければいけないと言うつもりはありません。

ただ湿布を使用する事によるリスクってほとんどないので、貼らないよりは貼っておいた方が良いんじゃないかと思うんです。

このリスクが少ないというのは実は腰椎椎間板ルニアや坐骨神経痛においては結構重要なんですね。

例えばストレッチや体操などのセルフケアを行って余計に症状を悪化させるケースって結構多いんですよ。

また、整骨院や整体による治療や病院で行うリハビリなどでも余計に症状が悪化してしまうケースは実は珍しくありません。

このように腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療は相当注意しないと余計に症状を悪化させてしまうリスクが結構あるんですね。

その中で湿布薬というのはほとんどリスクがない治療法の一つだと思います。

湿布を使用することによって腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が悪化した話はほとんど聞いたことがないので。

そこまで大きな効果は期待できないですが気分を紛らわす程度の効果は結構ありますし、良い効果が少しでもあるなら貼らないよりは貼っておいた方が良いんじゃないの?というのが私の意見ですかね。

皮膚のかぶれだけは注意

湿布は悪化するリスクがほとんどないという説明をさせていただきましたが、湿布を使用する時に一つだけ注意点があります。

それは皮膚のかぶれです。

皮膚が強い弱いという個人差もあるのですが、毎日のように湿布薬を貼っているとやっぱり皮膚がかぶれてしまうという人が一定数います。

皮膚がかぶれてしまうと皮膚に強い炎症反応が発生しますので、この炎症反応が発生する事は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛にはあまりよくありません。

炎症が発生すると近くの神経を興奮させて感覚を過敏にさせてしまい、その影響でさらに炎症を発生させやすくなるという特徴を持っています。

皮膚に発生する炎症は関係ないように思うかも知れませんが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の炎症反応を強くしてしまう可能性もあるんです。

実際に皮膚がかぶれてから症状が強くなったと言う人を過去に何人か診た事もあります。

全ての人に当てはまる話ではないんですが、皮膚のかぶれが発生した時は湿布の使用は中止した方が良いです。

皮膚が弱い人やかぶれやすい人は湿布をする時に注意して下さいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

残念ながら湿布は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛にそこまで大きな効果は期待できません。

全く効果がない訳ではないと思うのですが、おそらく強すぎる症状に対して湿布の効果は弱すぎるんだと思われます。

ただし湿布に腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛を悪化させるリスクはほとんどないと思うので、貼らないよりは貼っておいた方が良いでしょう。

もし湿布を頻繁に貼るのであれば皮膚のかぶれにだけは注意して下さい。

かぶれは皮膚の炎症を発生させますので、この炎症は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛を悪化させる可能性が少なからずあります。

皮膚のかぶれに注意してもらえれば、湿布を貼ることに大きな問題はないと思いますのでご自由に使用して下さい。

もちろん、湿布だけでは少し治療としては心もとない部分がありますので早めに信頼できる医療機関に相談しましょう。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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