変形性膝関節症など、長引く膝の痛みを抱えている患者さんの症状は一般的に治療が難しく、なかなか治らずに苦しんでいる人も多い疾患です。
そのため、治す事を諦めて痛みを我慢、または放置をしている人も多いのではないでしょうか？
しかし変形性膝関節症など、膝の痛みを放置、我慢する事は非常に危険です。
そこでこのページでは「放置や我慢をすると危ない膝の痛み、変形性膝関節症」について説明させていただきます。
ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です（ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます）
医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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変形性膝関節症など膝の痛みを放置していると危険な理由
さて、膝の症状を我慢、放置をしていると危険な理由は単純です。
ありきたりな答えですが、我慢や放置をしていると症状がより悪化する可能性が高い疾患だからです。
膝の痛みがなかなか改善しない場合、単純な筋肉の緊張が原因ではなく、高い確率で膝の関節組織の損傷や変形が関わっていると考えられます。
（軟骨、半月板、靭帯などの損傷や変形です）
この膝の関節組織の損傷や変形が進めば症状はより重症化するわけですね。
膝の変形などを起こす原因は無数にありすぎて特定する事は出来ません。
膝への負担が大きければ大きいほど骨や組織が変形してしまう訳ですが、膝への負担と言っても動作は無限に存在するため、ある特定の動作を特定する事は出来ないんですね。
しかし、筋肉の過緊張が関わっている事は間違いありません。
筋肉はゴムの様な組織で、緊張すると縮む特徴を持っています。
筋肉が縮んで固くなれば、その付着部である骨を引っ張ってしまいます。
骨を引っ張ればその周りの組織に当然歪みや変形を促す結果になるでしょう。
このように筋肉の緊張状態が長期間に渡って続けば、膝の骨の変形や組織の変形を悪化させてしまう原因になります。
そして、症状を我慢、放置するという事は痛みが常に出ている状態を指します。
痛みが発生しているという事は、当然その周辺の筋肉が過緊張を起こしているわけです。
この状態をほうっておくと、さらに膝の関節組織の損傷や変形は強くなり症状が悪化してしまう訳ですね。
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変形性膝関節症など膝の痛みが重症化すると
膝の痛みは重症化すると非常に厄介な症状を発生させます。
痛みのせいで全く寝れない。
痛みのせいで全く歩けない。
脚の動きが悪くなるため、歩行中に転倒しやすくなる。
などなど、大袈裟な話ではなく、本当にこんな症状になる可能性もあります。
最悪の場合は手術をしなければなりません。
手術をして改善するのであればまだマシで、症状がとことんまで重症化すると手術でも症状が改善しない場合もあります。
そうなれば本当に一生に響きますよ。
私は必要以上に不安を煽る文章にしたくはありませんので、正直に言えば我慢や放置をしていて症状が改善する例もあります。
しかし、大抵の場合は症状の発生と改善を繰り返しながら少しずつ重症化していきます。
例えば「いつもは痛みが出ても数週間ぐらいで症状が治まるのに、今回はどんどん症状が悪化してきた」などですね。
いつもは我慢や放置をしていれば、ある程度の期間で症状が治まるという人も多いのではないでしょうか？
しかし、そういった事を繰り返す事により確実に膝の組織損傷や変形は悪化しているはずです。
その結果ある時に何かがきっかけで症状は一気に重症化します。
症状が重症化する時は突然ですが、組織の変形は年数をかけて少しずつ悪化していくはずです。
こういった事があるから症状が出た時に我慢や放置は危険なんですね。
まとめ
ここで簡単にまとめさせていただきますね。
変形性膝関節症など、長引く膝の痛みは高い確率で組織の変形や損傷が症状に深く関わっています。
そのため、症状を放置していると膝の組織の変形が進んでしまい症状が重症化する可能性が高い疾患なんです。
膝の症状は重症化すると、まともな日常生活すら送れなくなるほどの厄介な症状を発生させます。
そのためめんどくさいと思う事もあるかもしれませんが、症状が発生した時は出来るだけ早く病院や治療院に相談する様に心がけてください。
もしどこに相談していいか分からない、どこに行ってもダメだったという人は１度私にお気軽にご相談してくださいね
膝の痛みの治療にはそれなりの自信を持っていますのできっとお力になれると思います。
以上で「放置や我慢をすると危ない膝の痛み、変形性膝関節症」についてのページを終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。
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