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正座が痛い、できない膝の痛み、変形性膝関節症

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変形性膝関節症、半月板損傷など、膝に痛みを抱えている人の中には正座ができなくて辛いという人も大勢おられると思います。

習字や生け花などの習い事や、お葬式などで正座をしなければいけない状況というのは意外とありますのでお困りの人も多いのではないでしょうか?

そこでこのページでは「正座が痛い、できない膝の痛み、変形性膝関節症」について説明させて頂きます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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正座は行うべきではない2つの理由

さて、まずは膝に痛みを抱えている人が正座をする事に関して私の意見を言わせて頂きます。

私の中では、膝が悪い人にとって正座という動作自体がオススメ出来ません。

正座がしたくてこのページを読んでいる人も多いと思いますので、そんな人からすれば聞きたくない話だとは思います。

しかし、もし仮に膝に痛みを抱えていない人に対しても私は同じ様にアドバイスします。

「正座はオススメできませんよ」と。。。

当然こういった事を私が言う理由は存在します。

理由は単純ですよ。

正座という動作は膝にとって非常に負担がかかりやすい動作だからです。

正座が膝に負担がかかりやすい要因は主に次の2つです。

一つは極端に膝を曲げた状態で体重がかかってしまう事です。

膝に関わらず、関節というのはその関節にとって動かしてはいけない方向や負担が少ない角度、負担が大きくなる角度というものが存在しています。

ほとんどの関節の場合、角度がちょうど中間の位置が最も力を発揮できる角度であり、負担も少なくてすむ角度になります。

膝で言えば40度くらいの角度でしょうか?

そして、その角度から遠ざかれば遠ざかるほど関節への負担は大きくなります。

正座というのは、膝が極端に曲がった状態で体重をかけてしまうため、解剖学的に見てもやはり負担は非常に大きくなります。

二つ目の理由は膝にかかる捻じれの影響です。

膝の関節にとって最も負担になる動きは捻じれる方向の動きです。

実はみなさんが思っている以上に、正座という動作は膝に捻じれが発生しやすい動作でもあります。

具体的に言えば、正座した時に踵の内側がご自分の坐骨(お尻のコリコリした骨)の真上、もしくは少しだけ外側にくる位置が真っ直ぐに曲がった状態になります。

しかしほとんどの人は踵や足の位置が極端に外や内側によっています。

慣れもあるでしょうがそういった捻じれをかけて、尚且つ極端に曲げきった状態で体重をかければ膝の関節組織を損傷してしまいます。

こういった事が私が正座をどうしてもオススメできない理由です。
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正座を行うリスク

私がどんなに正座の危険性を伝えても、中には「正座を出来るようにしてほしい」という患者さんもおられます。

膝の関節の変形や損傷によっては限界もありますが、治療を行えば正座が出来るようになった。正座がしやすくなった。などの声はよく頂きます。

しかし、それでも正座をし続けるとどんどん膝が悪くなるリスクがある事は頭の片隅に置いておいて下さい。

極端な事を言えば、正座は出来なくても生きていく事は可能だと思います。

特に最近はお葬式でもイスで行う所も増えていますしね。

しかし無理に正座をして膝をさらに痛めてしまえば、歩行動作がまともに出来なくなる可能性もあります。

まともに歩けなくなれば生きていく上で非常に問題になります。

大げさな話ではなく膝が悪い人にとって正座をし続ける生活環境というのは、本当にその後とんでもない症状の引き金になりかねませんので気をつけて下さいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきますね。

正座という動作は解剖学的に見ても非常に膝への負担が大きく、膝が悪い人にとっては絶対に避けた方が良い動作の一つです。

仮に膝が悪くなくても、正座が原因で痛める可能性も高い事からオススメできません。

勿論、膝の痛みの発生には炎症や筋肉の緊張状態も大きく関わりますので、そういった部分を治療すれば正座が痛くて出来なかった人が出来るようになる事はあり得ます。

しかし、仮に正座が痛みなく出来たとしてもやはりオススメする事は出来ません。

人それぞれ生活環境の違いによっては、正座をしたい人も大勢おられると思いますが是非参考にして下さいね、

当然、正座も痛いけど歩くのも痛いという人は、出来るだけ早く病院や治療院に相談してください。

なんだか説教じみた文章になってしまいましたが、もしどこに相談していいか分からない、どこに行ってもダメだったという人は1度私にお気軽にご相談してくださいね。

膝の痛みの治療にはそれなりの自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「正座が痛い、できない膝の痛み、変形性膝関節症」についてのページを終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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