変形性膝関節症や膝の痛みと言っても、歩くのも辛いほどの重症例の人もいれば、軽い痛みや違和感程度の人も大勢いらっしゃると思います。
強い痛みや、日常生活に支障が出る程の症状なのであれば、ほとんどの人は病院などの医療機関に行こうと思われるでしょう。
しかし弱い痛みや軽い違和感程度であれば、病院や治療院に行くほどでもないと考えている人も多いと思います。
そこでこのページでは「変形性膝関節症など、膝の弱い痛みや違和感が続く時は要注意」について説明させていただきます。
ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です（ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます）
医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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弱い痛みや違和感でもこんな症状は要注意
何でもかんでも「気をつけろ」と言うのもあまり好きではありませんが、弱い痛みや違和感であっても何か些細な事がきっかけで症状が急激に重症化する事はあり得ます。
私の経験則ではありますがここから説明する３つの事が当てはまる場合は、弱い痛みや違和感であっても注意するようにして下さい。
（経験上、その後に症状が悪化するケースが多い印象を持っていますので）
１ 自発痛がある場合
自発痛というのは、簡単に説明すれば「何もしていないのに痛みや違和感を感じる」症状の事です。
膝の痛みというのは通常であれば、膝の関節に負荷がかかった時に発生します。
（主に歩いた時など足に体重がかかった時です）
それが座っている時や寝ている時などの様に、膝に負担が関わっていない時に痛みや違和感を感じる場合は、例え弱い違和感や痛みだったとしても、炎症が強くなってきている証拠ですのでその後重症化する可能性が高いです。
２ 痛みや違和感の場所が膝の真裏に発生している場合
膝の真裏というのは触ってみれば分かると思うんですが、筋肉があまり付着していない部分でもあります。
この膝の裏に痛みや違和感が発生している場合、原因が単なる筋肉痛ではなくて半月板などの損傷が関わっている可能性が高いです。
３ 何週間も何ヶ月も改善しない場合
通常の筋肉痛や疲労などから発生する痛みや違和感などであれば、何週間も何ヶ月も軽減しないという事は考えにくい症状です。
この場合は、膝の中の組織損傷や変形が症状に深く関わっている可能性が高いです。
他にもいくつか気になる症状はありますが、弱い痛みや違和感であっても、私が個人的に気をつけた方が良いと思っている症状は上記の３つの症状です。
いかがでしょうか？
心当たりはありましたか？
こういった症状が発生している場合は、些細な事がきっかけで重症化しやすい傾向がありますので気をつけて下さいね。
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一過性の痛みなら過度に心配する必要はない
先ほども言いましたが、私は何でもかんでも気をつけろと言うのはあまり好きではありません。
何でもかんでも気をつけろと言ってしまうと、本当に気をつけなければいけない症状が発生した時に狼少年みたいになってしまいますからね。
膝の弱い痛みや違和感も同様です。
特に変形性膝関節症などの場合は、症状が落ち着いていたとしても変形部分に負担が入ると痛みや違和感は発生します。
しかし、その痛みや違和感が一時期だけですぐ何ともなくなるのであれば、必要以上に心配する必要もありません。
また、何か無茶な事をして痛みが強くなったとしても、安静にして痛みがすぐに楽になってくれるのであればあまり過度に心配する必要はありません。
膝に負担が入ると痛みや違和感が発生するのは当たり前の事だからです。
しかし弱い違和感や痛みであっても、長時間続く時は本当に気をつけて下さいね。
まとめ
ここで簡単にまとめさせていただきますね。
変形性膝関節症や膝の痛みは、些細な事で症状が重症化しやすい疾患の一つです。
そのため膝の弱い違和感や痛みであっても、症状の種類によっては気をつけるようにして下さい。
ただし、何でもかんでも気をつけていたらしんどいですし、本当に気をつけなければいけない症状が発生した時に見逃してしまう可能性もあります。
膝に変形がある場合は、ある程度強い負担が膝に入ると痛みや違和感は発生します。
しかし、大きいダメージが関わらない場合は安静にしておけば改善するはずです。
このページでも説明させていただいたように、弱い痛みや違和感であってもなかなか症状が引かない場合は本当に気をつけるようにしましょう。
膝の症状は重症化すると非常に厄介な症状になってしまうため、心当たりがある人は出来るだけ早く病院や治療院に相談するように心がけて下さい。
もしどこに相談していいか分からない、どこに行ってもダメだったという人は１度私にお気軽にご相談してくださいね。
膝の痛みの治療にはそれなりの自信を持っていますのできっとお力になれると思います。
以上で「変形性膝関節症など、膝の弱い痛みや違和感が続く時は要注意」についてのページを終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。
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