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飛行機の乗車で悪化する腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛

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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でお悩みの人の治療をしていると

「飛行機に乗った後に症状が急激に悪化してしまいました」

といった話をよく聞きます。

実際に旅行などで飛行機に長時間乗った後というのは、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が悪化する人が結構多いんですね。

そこでこのページでは、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が飛行機で悪化してしまう理由について簡単に説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が飛行機に乗ると悪化してしまう理由

冒頭でも説明したように腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でお悩みの人の場合は、飛行機に乗ると症状が悪化してしまうケースが珍しくありません。

飛行機に乗る事によって腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が悪化してしまう理由は、私は主に2つあると考えています。

ここからはその悪化してしまう2つの理由について、それぞれ簡単に説明させていただきますので是非参考にしてください。

① 窮屈な姿勢で長時間座らなければいけない

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は腰周辺で神経を圧迫して発生する疾患です。

神経を圧迫している場所や角度などによって痛む条件は人によって違いますが、腰の関節にとって負担の大きい動作や姿勢を行うと症状が悪化してしまう傾向があります。

全ての人に当てはまる話ではありませんが、椅子に長時間座っている姿勢というのは腰の関節にとって負担が大きく症状が悪化しやすいんです。

飛行機に乗ると長時間座った姿勢でいる事がどうしても多いので、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人にとっては大きな負担になってしまい症状の悪化の原因になってしまいます。

通常のデスクワークや車の運転などであれば、座る姿勢が辛い人の場合は頻繁に立ち上がったり動く時間を増やす事によって負担を軽減する事が出来ます。

ただし飛行機に乗っている時というのは頻繁に動く事も出来ませんので、どうしても長時間同じ姿勢で座り続ける時間が増えてしまい症状の悪化を防ぐ事が出来ないんですね。

立ち上がったり動くことが十分に出来ないのであれば、せめて座席に座った状態でも体の位置を変えたり足の位置を変えたりなどをして、同じ姿勢を続けない努力をすることが負担を軽減するために大切な事なんですが、、、

飛行機の座席は他の乗り物と比べて狭いケースが多いので、座っている状態で体の位置や足の位置などを変える事も難しいんです。

この座席が狭いという部分も腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人にとっては大きな負担になっています。

つまり飛行機に乗るという事は、普段よりも窮屈な姿勢で長時間座り続けなければいけないので非常に負担が大きいんです。

このように飛行機の乗車は十分に動く時間を確保できない事や、窮屈な姿勢で長時間座り続けなければいけない事など、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛を悪化させやすい環境になってしまっているんですね。

② 急激な気圧の変化

もう一つ飛行機に乗ることによって腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛が悪化してしまう理由があります。

その理由は急激な気圧の変化です。

飛行機で空を飛んでいる時というのは、山登りをしている時と同じぐらいの気圧に飛行機の室内が設定されています。

つまり地上にいる時よりも飛行機で空を飛んでいる時は気圧が急激に下がってしまうんです。

気圧というのは簡単に説明すると空気の重さのことなんですが、この空気の重さが急激に下がってしまうと体の内圧の方が強くなってしまい体を内側から圧迫してしまいます。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は腰周辺での神経圧迫が原因で発生していますので、体の内圧によって神経を圧迫している場所を内側から強く圧迫してしまうと症状が悪化しやすくなってしまうんです。

なかなかピンと来ないかも知れませんが、例えば雨が降ると古傷が痛むという話を聞いた事はありませんか?

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でも雨が降ると痛みが強くなるという人は結構いるんですが、実は飛行機で症状が悪化する理由もこの現象にすごく似ています。

雨が降ると症状が悪化してしまうのも、天気の良い高気圧から雨が降る低気圧に急激に気圧が下がる事で発生している現象なんです。

つまり飛行機に乗ると急激に気圧が下がる影響で、雨の日に症状が悪化してしまうのと同じ現象が発生してしまうわけですね。

気圧の変化に弱い人もいればそこまで影響を感じない人もいて個人差が大きいのですが、普段から雨が降ると調子が悪い人の場合は飛行機に乗ると症状が悪化しやすい傾向があるんです。
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症状が強い時は飛行機に乗る用事は避けた方が良い

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が、飛行機に乗ると悪化してしまう理由についてここまでは説明させていただきました。

対処法などがあれば説明したいんですが、正直に言うと飛行機の乗車に関してはあまり対処出来る事が無いんですよ。

窮屈な姿勢で座席に長時間座っている事が大きな負担になっているんですが、だからと言って簡単にビジネスクラスやファーストクラスのような広い座席に乗り換えれる人なんて現実的にはそんなにいないでしょう。

 座っている姿勢が辛い人の場合は頻繁に立って歩いたり動くことを心がけた方が良いんですが、飛行機に乗っている時は立ち上がったり歩く事も頻繁にできる環境でもないんです。

気圧の変化で症状が悪化してしまう問題も、気圧の変化は飛行機に乗る以上はどうすることも出来ないです。

あまりネガティブなことばっかり言いたくはないんですが、飛行機に乗った時の負担はどうする事も出来ないので腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人の場合は避けられるのであれば飛行機は避けた方が無難です。

仕事であれば我慢して飛行機に乗るしかないとは思うんですが、例えば旅行などで長時間飛行機に乗るというのであれば止めておいた方が良いですよ。

海外旅行に行く場合などはそれこそ10時間近く飛行機に乗る事も多いと思うんですが、飛行機で症状が悪化してしまいその後の旅行が楽しくなかったという話はたくさん聞くので。

長時間乗れば乗るほど症状が悪化する危険性やリスクは高まりますので、どうしても飛行機に乗って旅行を考えているのであれば乗車時間の短い近場にした方が良いです。

また、可能なのであれば飛行機ではなくて車や他の移動手段で行ける場所を選択した方が良いと思います。

少なくとも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が強く出ている場合は、長時間の飛行機は本当にオススメ出来ないので注意して下さいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状は飛行機に乗ると悪化しやすい傾向があります。

飛行機に乗ると症状が悪化してしまう理由は主に次の二つです。

①窮屈な姿勢で長時間座り続ける事

②急激な気圧の変化が発生してしまう事

主にこの二つが症状を悪化させている原因です。

そして厄介なのはこの二の理由は飛行機の特徴を考えた時に対処法があまりないんです。

そのため腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が強い時は飛行機の乗車は避けられるのであれば 避けた方が良いと思います。

もちろん、症状の重症度によって飛行機に乗っても大丈夫なのか?危険なのか?は大きく変わってきますので症状が強い人はできるだけ早く信頼できる医療機関で治療やリハビリを受けるようにしてくださいね。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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