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子供の腰椎分離すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛

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子供の腰椎分離すべり症や腰椎椎間板ヘルニアなど坐骨神経痛の症状が発生している人の治療をしていると

「やっぱり子供で坐骨神経痛が出ているのは珍しいんでしょうか?」

といった質問をその子供のお母さんからよくいただきます。

お年寄りや大人ならまだしも、子供で坐骨神経痛が発生すると心配なお母さんも多いでしょう。

そこでこのページでは子供の腰椎分離すべり症や腰椎椎間板ヘルニアなど坐骨神経痛について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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運動やスポーツをしている場合は子供の坐骨神経痛は珍しくない

まず簡単に坐骨神経痛の説明をさせていただきます。

坐骨神経痛というのは腰の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する症状のことです。

意外と勘違いされている人が多いのですが、坐骨神経痛というのは症状の名前であって病名ではありません。

この神経の圧迫が重症化すると、腰椎分離すべり症や腰椎椎間板ヘルニアなどの病名が付けられることになります。

つまり腰椎分離すべり症や腰椎椎間板ヘルニアなどで発生する症状のことを坐骨神経痛と呼んでいるんです。

さて、では子供の坐骨神経痛は珍しいのかどうか?

さすがに未就学児で坐骨神経痛を発生させる子供を私は診たことはないですが、中高生ぐらいの子供であれば全く珍しいとは思わないです。

小学生の子供であっても、運動やスポーツを頻繁にされている子供なのであれば坐骨神経痛がそれほど珍しいという印象はないです。

最近の小学生のお子さんの場合は英才教育的にスポーツをしている子も多いので、運動を頻繁にされている子供は負担が大きいので坐骨神経痛を発生させやすいんでしょうね。

また、中高生であれば腰椎分離すべり症や腰椎椎間板ヘルニアなど、病名がつけられるレベルまで神経圧迫が悪化している人も結構います。

ただし、小学生の子供で腰椎分離すべり症や腰椎椎間板ヘルニアなど、病名がつけられるレベルで症状が重症化しているというのはそれほど多くありません。

ちなみに私が今まで診てきた中で最も最年少で病名を診断された子供は、小学2年生で腰椎分離すべり症の男の子でした。

それこそ歩くのも困難で、学校を休まなければいけないという重症例の子供でした。

坐骨神経痛といっても実は軽症例から重症例まで非常に幅広い症状を発生させます。

まあ軽症であれば筋肉痛や使い痛みのような筋肉の張り感だけの場合も多いですし、子供であったとしてもそれほど珍しい話ではないので必要以上に心配する必要は無いでしょう。

ただし、病名がつくレベルの重症例の場合は少し生活環境を改める事を考えた方が良いです。

全ての人に当てはまる話ではありませんが、やっぱり子供の坐骨神経痛というのはスポーツや運動が関わっているケースが非常に多いです。

腰椎分離すべり症や腰椎椎間板ヘルニアなど病名がつくレベルの坐骨神経痛が子供で発生しているという事は、普段の生活の中で負担が大きすぎるんです。

なのでもしスポーツや運動などを頻繁にされているのであれば、スポーツを止める事も含めて検討して下さい。

中高生であればある程度その子供の意思によって選択させてあげて良いと思いますが、小学生の子供なのであれば親が止めるべきだと思います。

失礼を承知で言いますが、小学生の子供のスポーツというのは親のエゴが関わっているケースも多いと思うので。

流石に小学生で強い神経圧迫が発生しているのは、将来的に見ても大きな問題に発展する可能性がありますので注意して下さい。
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子供の場合は回復も早いが今後の再発には注意

子供であっても坐骨神経痛を発生させることはそんなに珍しくないという説明をさせていただきました。

珍しくないから良いという訳ではありませんが、ただ必要以上に心配し過ぎる事はしなくて良いと思います。

子供の坐骨神経痛というのは年寄りや大人と比べると回復が早いという特徴は間違いなくありますので。

やっぱり若いってすごいです。

腰椎分離すべり症や腰椎椎間板ヘルニアと診断された子供であっても、手術とかしなくても適切な治療を行えば割と早く日常生活に問題ない状態まで回復すると思います。

まあもちろん神経圧迫の重症度にも左右されますが、大人と比べると回復は間違いなく早い傾向があります。

厄介なのは、例えばスポーツや運動が原因で坐骨神経痛を発生させている子供の場合は、そのスポーツの中に原因とされる動作が存在していることが多く、それを修正しないと治らないというケースもあります。

例えばサッカーの蹴り方で腰を過度に捻るような特徴的な蹴り方をしているだとか、野球のバッティングで過度に腰を捻るようなスイングをしているだとか、、、

何かしら腰の関節に大きな負担をかけるような動作上のクセを持っている子供の場合は、そのクセを修正しないと治りにくいというケースがあります。

こういったスポーツの中のクセが関わっているケースの特徴は、スポーツを休んでいると症状が簡単に改善してスポーツをするとまた再発するということを繰り返します。

もしこういったことに心当たりがあるなら、何かしらの原因動作やクセがか関わっている可能性が高いと考えた方が良いです。

こういったスポーツや運動中のクセなどが関わっている特殊な例を除けば、子供の坐骨神経痛というのは比較的回復が早くそんなに長期間にわたって困っている人は少ないです。

ただし、坐骨神経痛というのは神経が圧迫されたことによって発生する症状なので、症状がゼロになったとしても神経圧迫そのものは残っています。

そのため、いずれまた症状が再発する可能性が非常に高いんです。

例えば、小学2年生で腰椎分離すべり症と診断された男の子の場合は、歩けなくて学校に行けないレベルの痛みがありましたが2回の治療でほぼ症状はゼロになりました。

その後しばらくは症状が全く出ていなかったんですが、中学3年生の時にまた再発して歩けないレベルの強い痛みが出ました。

その時も3回程度の治療でほぼ症状はゼロになったと記憶しています。

その後も大学生に上がった時ぐらいにもう一度似たような状況になって治療をしたという記憶があります。

このように子供の頃に坐骨神経痛を発生している場合は、症状がとれても神経圧迫は残るのでその後も再発するケースが非常に多いんですね。

また、若いうちに神経圧迫が発生しているので、おそらくそのまま大人になって歳を重ねていった時に普通の人以上に神経圧迫の進行が早まる可能性が高いと思います。

子供の坐骨神経痛というのはそれほど珍しい話でではありませんし、回復も早いのでそれほど大きな問題に発展する事は少ないと思いますが、、、

将来的なことを考えれば、やっぱり若すぎる子供の時に神経圧迫が始まっているというのはあまり良い話ではありません。

子供で坐骨神経痛を発生させているのであれば、将来的な事も考えて負担を減らす環境を整えてあげて下さい。

一生関わってくる問題ですので。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

中高生ぐらいの子供であれば坐骨神経痛が発生する事は珍しいケースではありません。

小学生の子供であってもスポーツや運動を頻繁に行っているのであれば、そこまで坐骨神経痛が珍しい事ではないと思います。

ただし、腰椎分離すべり症や腰椎椎間板ヘルニアなど、病名がはっきりと診断されるレベルの神経圧迫が発生している場合はさすがに小学生では珍しいと思います。

中高生だとそこまで珍しくはありませんが、やっぱり良いものではありません。

子供の坐骨神経痛の場合は若いおかげで回復力も早いですが一生関わるものでもあります。

そのため、もしスポーツや運動が関わっていそうなのであれば、少しでも体の負担を減らす努力をした方が良いかと思います。

また、回復は早いと言いましたがあくまでも適切な治療をした時の場合です。

なのでできるだけ早く信頼できる医療機関に相談するようにしてください。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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