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高齢者の加齢、老化で発生する頚椎症、頚椎ヘルニア

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高齢者で頚椎症や頚椎ヘルニアの症状でお悩みの人の話を聞いていると

「加齢や老化が原因と言われたんですがどうする事もできないんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアは若い人よりは高齢者に発生しやすいという傾向がありますので、加齢や老化との関係性について興味のある人は多いと思います。

そこでこのページでは、頚椎症や頚椎ヘルニアと加齢や老化との関係について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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高齢者は加齢や老化の影響で症状が改善しにくいが改善しない訳ではない

「高齢者の頚椎症や頚椎ヘルニアは加齢や老化が原因なのでどうしようもない」

こういった言葉はよく聞きますが個人的にはあまり好きな考え方ではありません。

綺麗事は言いたくないので正直に言いますが、やはり高齢者の場合は加齢や老化の影響というものは無視できない部分はあります。

若い人に比べると体力も筋力も回復力も色々なものが衰えているので改善しにくい傾向は間違いなくあるんです。

また、頚椎症や頚椎ヘルニアは首の骨や軟骨が変形して神経を圧迫して発生する疾患です。

神経圧迫が重症化していればいるほど症状も強くなり改善が難しくなります。

骨や軟骨の変形や神経圧迫は様々な要因や理由が原因で発生しますが、加齢や老化も神経圧迫の大きな原因の一つでもあります。

一般的には膝の軟骨のすり減りと同様に、首の骨や軟骨も加齢や老化によって少しずつ進行していくものなんです。

そのため、若い人に比べると高齢者の方が首の骨や軟骨の変形や神経圧迫の状況が進行している事が多く、その影響で症状が改善しにくいという事実は残念ながらあります。

ただし、高齢者の場合は症状の改善が難しいというだけで改善しないという訳ではないんです。

私は実際に頚椎症や頚椎ヘルニアなどの治療をして痛みを改善する事を仕事にしている人間です。

高齢者の場合は若い人に比べると症状の改善は難しいですが、80代や90代の高齢者でも症状が改善する事なんて全く珍しい事ではありません。

高齢者の人に合わせた適切な治療を行えば、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が改善する事は十分ありえるんです。

もちろん場合によっては限界もありますが。それでも高齢者という理由で症状の改善を諦める事は避けるようにして下さいね。

高齢者の方が現役世代より治りやすい事だってある

年には勝てないという言葉があるように加齢や老化の影響は無視できるものではありません。

ただし、矛盾するような事を言いますが実際に頚椎症や頚椎ヘルニアの治療をしていると、現役世代の人よりも高齢者の方が治しやすいと感じるケースも実はあるんです。

当たり前の話ではあるんですが、体への負担が大きい生活をしていればいるほど頚椎症や頚椎ヘルニアの症状の改善は難しくなります。

例えば40代や50代の現役世代の人の場合は、毎日のようにデスクワークや重労働を行っていると負担が大きいので治療をしても症状が改善しにくいというケースは多いんです。

それと比べて高齢者の場合は仕事をリタイアしている人も多く、日常生活の負担を自分でコントロールできるケースが多いので、仕事をしている現役世代よりも治しやすかったりする事もあるんですね。

もちろん症状の重症度によっても変わってくる話ではありますが、高齢者の方が治りやすいケースもゼロではないので、何度も同じ事も言いますが高齢者であっても症状の改善を諦めないようにして下さい。
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高齢者の治療は弱い刺激で行う優しい治療がオススメ

頚椎症や頚椎ヘルニアと加齢や老化との関係性についてここまで説明させていただきました。

簡単に言えば、高齢者の場合は若い人に比べると症状が改善しにくいという傾向があります。

ただし高齢者であっても適切な治療を行えば症状が改善しないという訳ではないんです。

高齢者の頚椎症や頚椎ヘルニアの患者さんにとってどういった治療やリハビリがオススメなのか?

加齢や老化の影響が大きい高齢者の患者さんの場合、 できるだけ弱い刺激で行う優しい治療がオススメになります。

なぜ高齢者は弱い刺激で行う優しい治療が良いのかを説明させていただきますね。

頚椎症や頚椎ヘルニアのように、骨や軟骨の変形や神経圧迫などが関わる疾患は他の疾患と比べて強い炎症反応が発生します。

炎症は近くの神経を興奮させて感覚を過敏にさせてしまう特徴を持っています。

感覚が過敏になると、通常であれば何でもないような弱い刺激や少ない負担でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

この感覚の過敏性の影響が頚椎症や頚椎ヘルニアの治療をする時に大きな壁になります。

感覚が過敏になっているのでストレッチやマッサージなどの強い刺激で治療を行うと、それが負担になってしまい逆に症状が悪化してしまうケースが非常に多いんです。

そのため頚椎症や頚椎ヘルニアの治療をする時は、とにかく負担をかけないように弱い刺激で行う優しい治療がオススメになるんですね。

また、高齢者の場合はさらに弱い刺激で行う優しい治療を心がけた方が良い傾向があります。

高齢者の場合は加齢や老化の影響で体力や筋肉が衰えており、ちょっとした刺激が若い人に比べて負担になりやすくなっているんです。

本当に大げさな話ではなく、例えば体をバキバキ鳴らすような強い刺激の治療を高齢者が受けた場合、それが原因で骨が折れたり圧迫骨折になってしまうケースもそれほど珍しい話ではないんですよね。

つまり若い人であれば受け入れられるような刺激の治療であっても、高齢者の場合は加齢や老化の影響で治療やリハビリ自体が負担になってしまう事も珍しくないんです。

頚椎症や頚椎ヘルニアはどんな年齢層であっても弱い刺激で行う優しい治療が有効である事に加えて、高齢者の場合は更に弱い刺激で治療を行った方が良い理由が他にもある訳ですね。

こういった理由があるので、高齢者の頚椎症や頚椎ヘルニアの患者さんにとって適切な治療やリハビリは、とにかく負担にならないように注意する事が重要だと私は考えています。

このように高齢者の患者さんに合わせた適切な治療やリハビリを行えば、加齢や老化の影響がっても頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は改善する事は決して珍しい事ではないんです。

症状の重症度によっては改善にも限界はありますが、もしどういった治療を行えば良いのか悩んでいる人は治療院選びの参考にしていただければと思います。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

高齢者の頚椎症や頚椎ヘルニアの患者さんの場合、加齢や老化の影響で若い人に比べると症状の改善が難しい傾向は残念ながらあります。

ただし高齢者に合わせて負担の少ない優しい治療やリハビリを行えば、症状の改善は決して不可能ではないんです。

そのため、高齢者であっても加齢や老化を言い訳にしないで症状の改善を諦めないで下さいね。

このページが少しでも患者さんの治療院選びの参考になれば嬉しく思います。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが頚椎症や頚椎ヘルニアの治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも頚椎症や頚椎ヘルニアに特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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