陸上部やサッカー部、バスケ部など走る事が多いスポーツをされている人の場合、シンスプリントというふくらはぎやスネの痛みを発生される人がいます。
一般的にはこのシンスプリントは治療が難しいとされており、お困りの人も多いのではないでしょうか?
実は私はこのシンスプリントの治療をそこそこ得意にしています。
(正直に言うと四十肩や五十肩の治療は苦手です)
そこでこのページではシンスプリントに関して私の治療の考え方を説明していますので、治療を考えている人は是非参考にして下さいね。
(少し長文になりますがお付き合い下さい)
シンスプリントの原因
まずは簡単にシンスプリントの症状を説明させていただきますね。
シンスプリントとは走った時や、サッカーなどでボールを蹴った時などに足のスネに痛みが発生する症状が代表的な症状です。
個人的には陸上競技や、サッカーやバスケなどのスポーツに発生する事が多い印象を持っています。
症状がひどくなると歩行などの日常動作でも痛みを発生しますが、ほとんどの場合は運動をした時、もしくは運動をした後に痛みが発生し、運動を休むと症状は改善します。
こういった特徴から、運動やスポーツをしてスネが痛くなると運動を休み、また回復して運動を再開しては症状を再発させる人が多い疾患でもあります。
また、一般的に病院などでは「運動のしすぎ」「使い痛み」が原因でシンスプリントは発生すると考えられています。
しかし、私はそういった考え方には否定的です。
シンスプリントが発生する原因はもっとはっきりしていると私は考えています。
その根拠は、私がシンスプリントの原因と考えている動作を、患者さんが改善してくれると症状は簡単に治ってしまうからです。
意外と思われるかもしれませんが、シンスプリントは簡単に治せるんです。
逆に言えば、この原因となっている動作を改善しない限りは、いくら安静にして痛みが取れても、運動やスポーツを再開するとすぐに再発してしまいます。
こういった事が、安静にして痛みが取れては運動をしてまた再発を繰り返す要因になるんですね。
さて、ここからはその原因動作についてもったいぶらずに説明させていただきますね。
シンスプリントになる原因のほとんどは、走行時の方向転換時の足の捻じれが原因で発生します。
方向転換する時には、行きたい方向に合わせてつま先の方向を向けて足を着地しなければいけません。
それが行えないと方向転換時に足に過度の捻じれを発生し、スネに痛みを発生させるのがシンスプリントの正体です。
サッカーやバスケなどの、方向転換が多いスポーツに発生しやすいのもこういった動作が関わるからなんですね。
また、こういった説明をすると
「陸上競技にはサッカーやバスケのような方向転換はないと思うんですが・・・」
というような質問をよくいただきます。
そうですね。陸上競技には確かにサッカーやバスケのような方向転換は存在しません。
しかし、陸上競技の中でもシンスプリントを発生しやすい方向転換の動作というのは存在します。
代表的なのはトラック競技です。
ただ直線を走るだけならシンスプリントにはなりませんが、陸上競技ではトラックを使ってカーブを曲がりながら走る動作が存在します。
本来であれば、カーブに沿ってつま先の方向を着地して走らなければいけない所で、直線と同じ様な足の着き方でカーブを曲がってしまうと、この動作でも過度に足に捻じれの力が加わってしまいます。
これが原因でスネに痛みが発生してシンスプリントになってしまうわけですね。
面白いことに陸上のトラック競技でシンスプリントの症状を出している人は、必ずカーブの中心に近い方の片足を痛めています。
時計周りのカーブであれば右足、反時計回りであれば左足です。
この理由は、カーブの中心に近い方の片足が、方向転換時に軸足になるからだと思われます。
心当たりがある人は練習の内容などを振り返ってみてください。
必ず足が特に痛くなる時にそういった内容の練習が絡んでいると思います。
こういった事もシンスプリントの原因が走行中の方向転換時にあると私が断言する理由でもあります。
また、直接そのスポーツには関係ない練習でシンスプリントになっている患者さんも今まで何人も診てきました。
例えば水泳部などの人間が、スタミナをつけるために学校の校舎の周りを走って痛めたりなどですね。
痛め方は上記の陸上競技の痛め方と同じなんですが、必ずしも行っているスポーツに関連しているとは限らないので、練習内容を良く振り返ってくださいね。
ここまでは走っている時の方向転換時の原因を説明しましたが、サッカーボールを蹴る動作でもスネに痛みが発生する事があります。
この場合は、軸足が蹴りたい方向に合わせて着地できていない事が原因で発生しますので気をつけてくださいね。
(体のバランスは上体の位置なども大きく関わりますので、腕の振り方で痛める人もいます)
当院が行うシンスプリントの治療の考え方
さて、ここからは治療の話をさせていただきます。
先ほど説明させていただいたように、シンスプリントの症状を改善するのに最も大事な点は、原因動作を正常な動作に戻せるかどうかが鍵になります。
そのため私の治療の内容も、半分かそれ以上を動作指導に費やします。
シンスプリントを治せるかどうかは、原因になっている動作の悪いクセを治せるかどうかが全てだからです。
もちろん、歩くのも痛い、体重をかけた時に痛いなどの、日常生活でも痛みを発生している場合は治療によって痛みを改善します。
しかし、一番重要な事は患者さんが動作を改善できるかどうかですので、もしご相談していただけるのであればご協力をよろしくお願いします。
もちろん、患者さんが動作を改善しやすいようなアドバイスは私がさせて頂きます。
先ほど、つま先を走りたい方向、蹴りたい方向に合わせて着地する事が正解だと説明しましたが、言うのは簡単でも実際にやるのには細かい指導が必要になる事も少なくありません。
しかし、しっかりご協力していただけるのであれば、数回の治療で簡単に治る例も少なくない疾患ですので、興味のある人は是非ご相談して下さいね。
また、シンスプリントの原因が走り方ではなくてボールの蹴り方などが関わっている場合、状況によっては実際にボールを蹴っている動画などを見せていただかないと原因の解明が出来ない事もあります。
その場合はもしよろしければ動画の撮影など協力をお願いしますね。
シンスプリントでお悩みの人はよしだ柔整治療院にご相談下さい
上記でも説明させていただきましたが、シンスプリントは原因である動作を改善すれば簡単に治ります。
最初にも言いましたが、私はシンスプリントの治療にはそれなりの自信を持っています。
もしどこに行っていいか分からない、どこに相談したらいいか分からない人は一度遠慮なくご相談して下さいね。
よしだ柔整治療院は国道176号線沿いに面している治療院です。
お車でお越しの場合は大阪市内、豊中市、吹田市、池田市、箕面市、茨木市などから比較的来やすく分かりやすい立地です。
実際に大阪市内、豊中市、吹田市、池田市、箕面市、茨木市から今までシンスプリントの治療で多数の人が来院しています。
シンスプリントの治療に関しては、それなりの自信は持っていますのできっとお力になれると思います。
もし、質問や疑問がありましたらお問い合わせページのメールか、フェイスブックからコメントを頂ければ必ず返信しますので気軽にご相談して下さいね。
以上で「大阪、豊中、吹田、池田、箕面、茨木でシンスプリントの治療院をお探しならよしだ柔整治療院へ」のページの説明を終了させていただきます。
このページが少しでもあなたの症状の改善に繋がれば嬉しく思います。
運動を休んでもスネやふくらはぎの痛みが消えない場合
シンスプリントの原因のほとんどは運動中に発生する負担が関わっています。
そのため、運動を休んでも痛みが引かない場合は坐骨神経痛という症状の可能性が高いです。
その場合は下記のページが参考になると思いますので興味のある人は是非ご覧ください。