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癖になるギックリ腰と腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛との関係

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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でお悩みの人の話を聞いていると

「最近頻繁にギックリ腰になるんですがギックリ腰が癖になる事ってあるんでしょうか?」

といった質問をいただくことがあります。

ギックリ腰になる人の中には短期間で何回もなってしまう人もいるので疑問に思ってる人も多いと思います。

そこでこのページでは、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛と癖になるギックリ腰との関係について簡単に説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人はギックリ腰になりやすい

腰の痛みの影響でまともに動けなくなる人の事をギックリ腰と呼びますが、通常であればギックリ腰という症状は同じ人が短期間で何回も発生するような疾患ではありません。

私は治療家として仕事をしていてギックリ腰の患者さんを診る事も多いですが、ギックリ腰の患者さんの話を聞いていても5年ぶり、10年ぶり、20年ぶりにギックリ腰になりましたというお話をよく聞きます。

このようにギックリ腰って通常であればそんなに頻繁になるものではないはずなんです。

しかし、世の中にはギックリ腰が癖になってしまったと言うぐらい、短期間で頻繁になっている人も実際におられます。

じゃあ頻繁にギックリ腰になる人は何故なってしまうのか?

実は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛のように、腰の骨や軟骨に変形があって神経圧迫が発生している人はギックリ腰になりやすいんですね。

ご存知の人も多いと思いますが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は腰の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

神経を圧迫している部分や骨や軟骨が変形している部分には強い炎症反応が発生します。

炎症反応というのは近くの神経を興奮させて感覚を過敏にさせるという特徴を持っています。

感覚が過敏になると通常であれば何でもないような少ない負担や、弱い刺激でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人は、炎症反応の影響で負担を感じやすく筋肉が緊張しやすいという特徴を持っているんですね。

普段から腰の緊張が強かったり疲労が溜まっている人の方がギックリ腰にはなりやすいので、普通の人と比べると腰周辺の筋肉が緊張しやすい腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人はやっぱりギックリ腰になりやすいんです。

また、稀にしかギックリ腰にならない人と頻繁にギックリ腰になる人の話を聞いていると、ギックリ腰になった原因やきっかけなどにそれぞれ特徴がある事も多いです。

稀にしかギックリ腰にしかならない人の場合は、重たい荷物を運んだりなどかなり腰に大きな負担をかけた事がきっかけでギックリ腰になるケースが多いです。

それと比べて頻繁にギックリ腰になる人の話を聞いていると、本当に些細なことがきっかけでギックリ腰になってしまうケースが多いんです。

具体的にはリモコンやコップなどの軽い物を手を伸ばして持っただけでギックリ腰になったとか、くしゃみや咳をした時になったとか、朝起き上がろうとしただけでなったとか、、、

このように頻繁にギックリ腰になる人の場合は、通常であれば何でもないような動作がきっかけでなってしまうケースが非常に多いんですね。

先ほども説明しましたが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人は、強い炎症反応の影響で感覚が過敏になっており少ない負担や弱い刺激でも大きな負担を感じてしまいます。

そして神経の圧迫や骨や軟骨の変形が進行すればするほど感覚の過敏性は高くなります。

つまり些細な事がきっかけで頻繁にギックリ腰になる人は、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の原因である神経圧迫や骨や軟骨の変形が重症化してきている可能性が高いという事でもあるんです。

頻繁にギックリ腰になる人の場合は診断された事がなくても神経を圧迫している可能性が高い

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人のように、神経圧迫が発生している人や骨や軟骨が変形してる人はギックリ腰になりやすいという説明をここまではさせていただきました。

逆に言えば腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が出たことがない人だったり診断をされた事がない人であっても、頻繁にギックリ腰が発生しているなら何らかの変形や神経圧迫がある可能性が高いという事でもあります。

個人的な経験則で言えば1年という短い間に2回以上ギックリ腰が発生しているなら、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの原因である神経圧迫や軟骨の変形が発生している可能性が高いと思います。

今までは坐骨神経痛を感じていなくても、頻繁にギックリ腰になるのであれば坐骨神経痛の症状がいずれ発生する可能性が高いと思うのでも注意して下さいね。
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頻繁にギックリ腰になる人は定期的に治療やリハビリを受けた方が良い

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人は普通の人と比べるとギックリ腰になりやすいのは間違いありません。

厄介なのは腰椎椎間板ヘルニア坐骨神経痛の人がギックリ腰を発生させると、そのギックリ腰がきっかけで腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が重症化していくケースが実は結構多いんです。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は炎症反応が強くなればなるほど症状が重症化してしまうという傾向があります。

ギックリ腰はかなり強い炎症反応を腰周辺に発生させる疾患なので、この強い炎症反応によって腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が重症化してしまうんですね。

そのため、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛でお悩みの人の場合は、出来るだけギックリ腰を発生させないように注意した方が良いです。

こんなことを言うと何だか営業トークみたいに聞こえてしまうかもしれませんが、頻繁にギックリ腰になる人の場合はある程度定期的にケアやメンテナンスとして治療やリハビリを受ける事をオススメします。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人がギックリ腰になりやすい理由は、骨や軟骨の変形や神経圧迫から発生する炎症反応の影響で感覚が過敏になってしまう特徴が大きく関わっています。

感覚が過敏になっているので普段の何気ない日常生活の負担によって、筋肉が緊張したり疲労が溜まりやすい状態になっています。

定期的に治療やリハビリをして筋肉の緊張や炎症反応を抑えておけばギックリ腰は発生しにくくなります。

ギックリ腰になる頻度を抑えることが出来れば、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状を悪化させるきっかけを少なくすることにも繋がります。

具体的にはまともに動けないレベルのギックリ腰が1年の間に2回以上発生しているなら、定期的なケアやメンテナンスを受けた方が良いです。

定期的なケアやメンテナンスを受ける事によって神経圧迫や骨や軟骨の変形の進行も防ぐ事が出来ますので、頻繁にギックリ腰が発生しているような場合は是非検討してみてください。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛のように神経の圧迫や骨や軟骨が変形してる人の場合は、実はギックリ腰になりやすいという特徴を持っています。

そのためギックリ腰が癖になったと感じるほど短期間の間に何度も発生しているなら、神経の圧迫や骨や軟骨の変形などが重症化している可能性が高いんです。

また、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状はギックリ腰をきっかけにして重症化してしまう事も多いです。

そのため、頻繁にギックリ腰を発生してしまう人の場合はある程度定期的にケアやメンテナンスを行う事をオススメします。

ケアやメンテナンスを定期的に行う事によって、将来的な腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状の進行も防ぐことが出来ますので心当たりがある人はぜひ検討してみてください。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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