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転んだり転倒しやすくなる?腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛との関係

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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でお悩みの人の治療をしていると

「頻繁に転んだり転倒してしまうんですが何か関係あるんでしょうか?」

といった質問をいただくことがあります。

このように腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人の中には頻繁に転んだり転倒してしまう人が一定数おられます。

転んだり転倒することによって、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が余計に悪化してしまう人も珍しくありません。

そこでこのページでは、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛と転んだり転倒する事との関係性について簡単に説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人は転んだり転倒しやすくなってしまう事がある

冒頭でも説明しましたが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人の中には頻繁に転んだり転倒してしまう人が一定数おられます。

実は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が進行すると、転んだり転倒しやすくなってしまう事があるんです。

ご存知の人も多いと思いますが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は腰の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

圧迫された神経が支配している場所に痛みやしびれなどの症状を発生させるのが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の代表的な症状なのですが、、、

ただし、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状は痛みやしびれだけではありません。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛で圧迫される神経の中には筋肉や関節を動かす運動神経も含まれています。

神経圧迫が進行して運動神経まで圧迫されてしまうと、足が上がりにくくなったり足の力が抜けたりといった運動障害が発生することがあるんです。

足が上がらなくなってしまうとちょっとした段差でも足が引っかかってしまったり、もしくは段差が無いような所でも足が地面に突っかかって転倒しやすくなります。

また足に力が入らない事によって、不意にバランスを崩して足で体を支えようとしてもガクっと力が抜けて転倒してしまう人もいます。

このように腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛によって運動障害が発生してしまうと転倒しやすくなるので、普段から頻繁に転んだり転倒する事が多い人は運動障害が発生している可能性を考えなければいけません。

そしてこの運動障害という症状は、残念ながら他の症状と比べてかなり改善しにくい症状の一つでもあるんです。

老化によっても足が上がりにくくなるというケースは多いので、老化による問題なのか?もしくは腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛から発生している運動障害なのか?を見極めるのは非常に難しいんですが、、、

どちらにしても足が上がりにくくなった事によって転んだり転倒しやすくなる状況を解決するのは非常に難しいです。

症状が出始めてからまだ間もないのであれば、治療やリハビリで改善する可能性もあるのでとにかく早めに信頼できる医療機関で治療リハビリを受けて下さい。

ある程度時間が経っているという事なのであれば、残念ながら転倒しやすくなっている症状が改善する可能性はかなり低いと思います。

そのため頻繁に転んだり転倒したりする症状に心当たりがあるなら、年齢にもよりますが杖などを使用する事も考えて下さい。

年寄り臭いなどの理由で杖の使用を嫌がる人は結構多いんですが、皆さんが思っている以上に杖は非常に便利な道具です。

杖を使うことによって転んだり転倒しにくくなりますし、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が歩いた時に発生しているなら、歩いた時の負担が杖を使用すれば軽減されるので症状の改善に役立つケースもあります。

実際に歩くのが辛かった人が杖を持つようになってから、治療後の経過が良くなった人はたくさんいますので。

もちろん、大元の問題である転んだり転倒しやすい状況を改善できる事に越したことはないんですが、先ほども説明したように老化や運動障害によって発生している場合は改善が難しいケースも珍しくありません。

あまりにも転んだり転倒する事が通常よりも多いのであれば、その症状を改善する事を目指すよりも杖などを使用して転倒を防ぐ方が現実的な方法かと思います。
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転んだり転倒する事が多いと腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛がさらに悪化する

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が進行すると、運動障害が発生して転んだり転倒しやすくなるという説明をさせていただきました。

足が上がりにくくなったり、力が入りにくくなる事によって転倒しやすくなるという症状は、老化なども関わっている可能性が高いので非常に改善しにくい症状の一つでもあります。

そのため頻繁に転倒する人の場合は、杖などを使用して少しでも転倒を予防する何らかの手段をとってください。

転んだり転倒する事はかなり大きなリスクを伴います。

転んだり転倒する事を繰り返すと、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状がさらに悪化してしまう可能性も非常に高いです。

転倒すると体を強く地面に打ち付けるので、体には強い炎症反応や筋肉の緊張などが発生します。

炎症反応や筋肉の緊張が強くなればなるほど、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状も悪化する傾向があるんです。

炎症反応や筋肉の緊張が強い状態を繰り返したり長期間続くと、その影響で神経圧迫も進行してしまい運動障害の症状も重症化し歩けなくなるというケースだって最悪の場合はありえるんです。

また年齢によっては転倒する事によって、簡単に足の骨や腰椎の圧迫骨折など骨を折ってしまうというケースも珍しくありません。

高齢者の場合は足の骨折がきっかけでそのまま寝たきりになってしまうケースも全然ありえる話なので、転んだり転倒が多い人は杖などを使用して少しでも転倒する確率を減らす努力をして下さいね。

当たり前ですが転倒する回数を減らした方が腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状も改善しやすくなりますので。

筋トレをしても運動障害が改善する事はない

最後に一つ注意点があります。

足が上がりにくくなったり、足に力が入りにくくなったりなどの運動障害が発生している場合、筋肉を鍛えて改善しようと試みる人が多いのですが、、、

残念ながら神経圧迫が原因で発生している運動障害の場合は筋肉を鍛えてもあまり効果はありません。

筋力が弱っているせいで足が上がりにくくなっている訳ではなく、神経機能の異常で運動に問題が発生しているので筋トレをしても意味が無いんです。

運動障害が発生しているという事は神経圧迫のレベルもそこそこ高い可能性が高いので、むしろ筋トレが負担になってしまい症状が悪化してしまう可能性も高いです。

頻繁に転んだり転倒している状況が筋トレによって改善する可能性は低いですし、逆に悪化する可能性の方が高いので心当たりがある人は注意して下さいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は大元の原因である神経圧迫が進行すると、足が上がりにくくなったり足に力が入りにくくなるなどの運動障害が発生することがあります。

この運動障害が発生すると転んだり転倒しやすくなってしまうんです。

つまり腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人で頻繁に転倒する人は運動障害が発生している可能性が高いという事でもあるんですね。

そしてこの運動障害は痛みなどの症状と比べても非常に改善が難しく、老化なども関わっている可能性が高いので改善しないケースも残念ながらある厄介な症状なんです。

転んだり転倒を繰り返す事は足の骨を折ったりなど非常に危険性も高いので、もしこういった症状に心当たりがある人は杖などを使用して少しでも転倒するリスクを減らす努力をして下さい。

また、強い痛みが伴っていたり症状が出始めてまだ日が経っていないのであれば、治療やリハビリでで改善する可能性もあるので心当たりがある人はできるだけ早めに信頼できる医療機関で治療リハビリを受けるようにしましょう。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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