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トップページ > 症状別解説一覧 > 腰痛や坐骨神経痛と頻尿(トイレが近い)、尿漏れ、便秘、排尿障害、生理不順などの症状との関連性

腰痛や坐骨神経痛と頻尿(トイレが近い)、尿漏れ、便秘、排尿障害、生理不順などの症状との関連性

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腰痛や坐骨神経痛でお悩みの人の話を聞いていると

「私は最近トイレが近くて尿漏れも多いんですが何か関係あるんでしょうか?」

といった質問をいただくことがあります。

実は腰痛や坐骨神経痛の症状がひどくなると、頻尿や尿漏れ、便秘などの排尿障害や生理不順などが発生する事があります。

そこでこのページでは腰痛や坐骨神経痛とトイレが近いなどの頻尿や尿漏れ、便秘など排尿障害や生理不順などとの関係について簡単に説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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坐骨神経痛と泌尿器や生殖器の異常との関係

冒頭でも説明したように腰痛や坐骨神経痛の症状がひどくなると、トイレが近くなったりなどの頻尿や尿漏れや便秘などの排尿障害、もしくは生理不順など泌尿器や生殖器に異常が発生する事があります。

ご存知の人も多いと思いますが、坐骨神経痛というのは腰の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

ちなみにしつこい腰痛の場合も坐骨神経痛が関わっている可能性が高いです。

坐骨神経痛は圧迫された神経が支配している場所に症状を発生させるのが特徴なんですが、泌尿器や生殖器を支配してる神経は坐骨神経ではないので直接的な関わりは実はありません。

しかし泌尿器や生殖器を支配している神経は、実は太ももの筋肉の一部を支配してる神経でもあります。

太ももの筋肉のほとんどを支配しているのは坐骨神経です。

つまり坐骨神経と泌尿器や生殖器を支配してる神経は太ももの筋肉の支配で一部被っているんです。

坐骨神経痛が発生するとその支配している場所に異常な筋肉の緊張を発生させます。

当然、坐骨神経は太ももの筋肉も支配しているので太ももの筋肉の緊張も非常に強くなるわけです。

筋肉の緊張が強くなると、その周辺の神経も興奮して神経の活動に異常をきたします。

泌尿器や生殖器を支配している神経も太ももの筋肉を支配していることから、坐骨神経痛によって太ももの筋肉が緊張してしまうと泌尿器や生殖器に関わる神経にも異常が発生してしまうんです。

そのため坐骨神経痛がひどくなった人というのは、頻尿や尿漏れや生理不順など泌尿器や生殖器が関わる異常が発生しやすいんですね。

実際に脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなど強い坐骨神経痛を発生させる疾患の場合は、泌尿器や生殖器の異常を抱えている人が非常に多いんです。

また、治療をして坐骨神経痛の症状が治まるとこういった泌尿器や生殖器の異常が改善することも実は珍しくありません。

ちなみに坐骨神経痛の症状が酷くなることによって泌尿器や生殖器に何らかの異常が発生するということは非常に多いのですが、人によってどういった異常が出るのかは個人差が大きいです。

便秘になるという人もいますし逆にひどい下痢になるという人もいます。

トイレが近くなる頻尿になるという人もいれば尿漏れがひどくなるという人もいますし、生理不順や生理痛の痛みが異常に強くなったりなど本当に色々な症状が人によって発生します。

少し下ネタで申し訳ないんですが、40代の男性で坐骨神経痛の症状が改善したとある患者さんに異常な早漏が改善したという喜びの声をいただいた事もあります。

このように人によって個人差は大きいですが、坐骨神経痛によって泌尿器や生殖器に何らかの異常が発生する事は珍しくなく、坐骨神経痛の治療によって改善する事も珍しくありません。

もし坐骨神経痛と同時に泌尿器や生殖器に関連する何らかの異常を感じているのであれば、坐骨神経痛が原因の可能性もありますので早めに信頼できる医療機関で治療して下さいね。
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骨盤内臓器脱や子宮脱は坐骨神経痛と似たような症状が出る事もある

腰痛や坐骨神経痛がひどくなるとトイレが近くなる頻尿や尿漏れや便秘や生理不順など、泌尿器や生殖器に異常を発生させることがあるという説明をさせていただきました。

坐骨神経痛と泌尿器や生殖器の異常には深い関わりがありますが、当然ですが必ず坐骨神経痛に泌尿器や生殖器の異常が合併するという訳ではありません。

また、坐骨神経痛が原因によって泌尿器や生殖器の異常が発生する事があるというだけで、泌尿器や生殖器の異常の原因の全てが坐骨神経痛にある訳でも当然ですがありません。

そのため、泌尿器や生殖器に何らかの異常を感じるのであれば、まずはそちらの専門医に相談するように心がけてください。

特に注意してほしいのは骨盤内臓器脱や子宮脱と呼ばれる女性特有の疾患です。

骨盤内臓器脱や子宮脱は坐骨神経痛に似たような症状と同時に、泌尿器や生殖器に何らかの異常を発生させる事もあります。

骨盤内臓器脱や子宮脱というのは、骨盤の中に収まっている内臓の位置が本来よりも下の方にずれてしまう病気の事です。

厄介な事にこの疾患はひどくなると坐骨神経痛のように腰周辺や骨盤周辺、股関節周辺に異常なだるさや鈍痛を発生させるというケースもあります。

例えば立っていられないほどの腰の重だるさとか、立っていられないほどの股関節周辺のだるい痛みだとかです。

こういった症状って坐骨神経痛でもよく発生するので非常に見分けがつきにくいんです。

それに加えて尿漏れや頻尿など排尿障害も発生することが非常に多いんです。

おそらくですが、この骨盤内臓器脱や子宮脱は坐骨神経痛と間違われてるケースも世の中では多いんじゃないかなと思います。

正直私もこの症状だけを見たら坐骨神経痛を疑いますし、実際に過去に坐骨神経痛と思って治療していた患者さんが実は骨盤内臓器脱だったという経験もありますので。

ちなみに過去に2例ほど患者さんにお願いして、骨盤内臓器脱と知った上で試しに治療をさせてもらったことがあるのですが、残念ながら全く歯が立たなかったです。

坐骨神経痛と似たような症状を発生させているので治療で改善する事があるのか挑戦したのですが、この疾患に関しては本来の位置に内臓を戻してあげないとやっぱり改善しないです。

もし坐骨神経痛のような症状と同時に頻尿や尿漏れなどを感じていて、どこで治療を受けても改善しない場合は骨盤内臓器脱や子宮脱の可能性も無くはないと思うので、気になる人は泌尿器科に相談して下さいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

腰痛や坐骨神経痛など腰の神経圧迫などが関わっている症状がひどくなると、トイレが近い頻尿や尿漏れや便秘や生理不順など、泌尿器や生殖器の異常が発生することがあります。

坐骨神経痛の症状が治まるとこれらの異常が改善するケースも多いので、坐骨神経痛と泌尿器や生殖器の異常との関連性は非常に深い事は間違いありません。

ただし、中には骨盤内臓器脱や子宮脱と呼ばれる似たような症状を発生させる疾患もあります。

そのため、泌尿器や生殖器に何らかの異常を感じた時はまずは泌尿器科などに相談して下さい。

その上で泌尿器や生殖器に何の異常も見当たらないなら、坐骨神経痛が原因である可能性が高いので坐骨神経痛の治療を受けるようにしましょう。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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