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頭痛、吐き気、めまいと頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係

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頚椎症や頚椎ヘルニアの症状でお悩みの人の話を聞いていると

「頭痛や吐き気や目まいを感じるんですがこれも関係あるんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

実は頚椎症や頚椎ヘルニアの人が頭痛や吐き気や目まいを感じる事は珍しい事ではないんですね。

そこでこのページでは、頚椎症や頚椎ヘルニアの人が頭痛や吐き気や目まいが発生する理由について簡単に説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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首に強い筋緊張があると頭痛や吐き気や目まいが発生する事が多い

ご存知の人も多いと思いますが、頚椎症や頚椎ヘルニアは首の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

圧迫された神経が支配している場所に痛みやしびれを発生させるのが代表的な症状になります。

首周辺を通っている神経は首や肩や腕や背中や手など上半身を支配していますので、頚椎症や頚椎ヘルニアは上半身のどこかに痛みやしびれが発生してもおかしくありません。

ただし、頚椎症や頚椎ヘルニアで発生する症状は痛みやしびれだけではないんです。

冒頭でも説明したように、頭痛や吐き気や目まいなどが発生する事も珍しくないんですね。

そこでここからは、頚椎症や頚椎ヘルニアによって頭痛や吐き気や目まいが発生する理由についてそれぞれ個別に説明させていただきます。

何故症状が発生するのか?が分かればその解決法も見えてきますので、興味のある人は参考にして下さい。

① 頚椎症や頚椎ヘルニアによって頭痛が発生する理由

まずは頚椎症や頚椎ヘルニアによって頭痛が発生する理由について説明させていただきます。

頭痛という症状は首や肩などに強い筋肉の緊張があると発生しやすいと考えられています。

実際に酷い肩こりなどの影響で頭痛を感じた事がある人も多いでしょう。

首周辺に筋肉の緊張があると血行や血流が悪くなってしまい、脳に酸素や栄養が送られにくくなる事が頭痛の原因という説もありますので、首周辺の強い筋肉の緊張が頭痛と関わっている事は間違いありません。

そして頚椎症や頚椎ヘルニアの原因は首周辺での神経圧迫になりますので、首や肩に強い筋肉の緊張が発生しやすい疾患でもあるんです。

そのため頚椎症や頚椎ヘルニアの人は頭痛を感じる事が多いんです。

ただし、ただの肩こりから発生している頭痛と頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している頭痛とでは大きな違いもあります。

ただの肩こりであれば原因は単なる首周辺の血行不良なので、そこまで長続きする事はありません。

それと比べて頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生している頭痛の場合は、神経圧迫などが関わっているので筋肉の緊張が改善されにくく長期間に渡ってずっと頭痛に悩まされるケースも珍しくないんです。

また、通常の肩こり以上に頚椎症や頚椎ヘルニアの人の場合は強い筋肉の緊張が首周辺に発生しますので、頭痛もかなり強烈な症状として発生する事が多いんですね。

それこそ頚椎症や頚椎ヘルニアが重症化している場合は、自分の頭の重みを首で支える事すら困難なレベルの強い頭痛が発生する事もありますので、まともに起きていられない人もいるぐらいです。

頚椎症や頚椎ヘルニアの場合は強い痛みやしびれも非常に厄介ですが、長続きする強烈な頭痛も日常生活に大きな支障を発生させる厄介な症状でもあるんです。

ただ頭痛の原因は首周辺の筋肉の緊張ですので、頚椎症や頚椎ヘルニアの治療やリハビリを適切に受けて筋肉の緊張が改善すれば頭痛も治まります。

もし心当たりがある人は出来るだけ早めに信頼できる医療機関に相談して、しっかりと治療やリハビリを受けるようにして下さいね。

② 頚椎症や頚椎ヘルニアによって吐き気が発生する理由

次は頚椎症や頚椎ヘルニアによって吐き気が発生してしまう理由について説明させていただきます。

一般的には吐き気や嘔吐といった症状は食中毒など胃腸系の異常の問題で発生する症状です。

しかし頚椎症や頚椎ヘルニアが胃腸など内臓に大きな悪影響を与えるという事はあまり考えられません。

つまり頚椎症や頚椎ヘルニアの人が吐き気を感じるのは胃腸や内臓の問題ではないんです。

おそらくは精神的なストレスが大きく関わって吐き気を感じているんだと思います。

これも感じた事がある人も多いと思いますが、吐き気は気分が悪くなる事によって発生する事も多いんですね。

先ほども説明したように、頚椎症や頚椎ヘルニアは頭痛が発生する事が 珍しくない 疾患です。

症状の重症度によっても違ってきますが、場合によってはまともに起きていられないほどの酷い頭痛が何週間も何か月も続いてしまう事もあります。

酷い頭痛がそれだけ長期間続いてしまうと、そこから発生する不快感やストレスは相当強いものになってしまいます。

頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している頭痛や首周辺の不快感が原因で鬱になる人もいるぐらいですから、こういったストレスが原因で吐き気が発生してしまう訳ですね。

こういった話からも分かるように、吐き気と頭痛の症状は同時に発生しているケースがほとんどだと思います。

頚椎症や頚椎ヘルニアによって吐き気を感じているというよりも、頚椎症や頚椎ヘルニアによって発生している頭痛の影響で気分が悪くなって吐き気を感じているというのが正解でしょう。

もちろん頭痛が発生していなくて吐き気を感じてる人も中にはいます。

ただしそういった人の場合も、頭痛はなくても強烈な痛みやしびれが発生しているケースがほとんどです。

このように強い痛みやしびれも大きなストレスになりますので、その影響で気分を悪くしてしまい吐き気を感じる人も多いんですね。

ただストレスの原因は頚椎症や頚椎ヘルニアから発生する症状ですので、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が改善すれば吐き気も治まります。

結局は頚椎症や頚椎ヘルニアの症状を改善出来れば解決するお話なので、吐き気に心当たりがある人は信頼できる医療機関で治療やリハビリを受けるようにしましょう。

③ 頚椎症や頚椎ヘルニアによって目まいが発生する理由

次に頚椎症や頚椎ヘルニアによって目まいが発生する理由について説明させていただきます。

何度も同じような説明をしていますが、頚椎症や頚椎ヘルニアは首周辺に強い筋肉の緊張を発生させる疾患です。

首周辺の筋肉の緊張が強くなると血行や血流が悪くなり、脳に十分な酸素や栄養が送られなくなってしまう事が目まいやふらつきなどを発生させていると考えられています。

また、頚椎症や頚椎ヘルニアは首周辺の神経の機能に異常を発生させる疾患でもあります。

目や耳や鼻など首や顔に近い臓器を支配している神経にも何らかの異常を発生させてしまうケースが結構多いんです。

例えば目が疲れやすく感じたり、視点が合いにくかったり物がぼやけて見えるようになるケースもあります。

もしくは鼻が詰まった感じがしたり匂いが感じにくくなるケースもあります。

耳鳴りがしたり耳に何かが詰まっているように感じる人もいます。

目まいの場合は平衡感覚を調節している耳の三半規管が大きく関わっているので、耳の機能に頚椎症や頚椎ヘルニアによって異常が発生してしまう事で目まいが発生してしまうケースもあるでしょう。

そのため、頚椎症や頚椎ヘルニアの治療やリハビリをして筋肉の緊張が改善したり神経機能が正常に戻れば目まいが消える事も多いんです。

ただし、目まいに関しては一つ注意してほしい事があります。

目まいが頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生する事もあるんですが、全ての目まいの原因が頚椎症や頚椎ヘルニアという訳ではありません。

目まいの場合は耳に何らかの異常が発生しているケースも多いので、目まいを感じた時は耳鼻科などの専門医にまず診てもらうようにして下さい。

目まいの症状は長期化すると後遺症として残ってしまうケースも多いので、しっかりと精密検査をした方が良いんです。

もし精密検査をして耳に何の異常も見当たらないなら頚椎症や頚椎ヘルニアが原因の可能性が高いので、頚椎症や頚椎ヘルニアの治療やリハビリをしっかり受けて下さいね。
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頭痛や吐き気や目まいがあるなら弱い刺激で行う優しい治療がオススメ

ここまでは頚椎症や頚椎ヘルニアによって頭痛や吐き気や目まいが発生する理由について説明させていただきました。

どの症状でも共通しているのは首周辺に発生する強い筋肉の緊張です。

つまり首周辺に発生する強い筋肉の緊張を緩和する事ができれば、頭痛や吐き気や目まいも改善する可能性が高いんですね。

また、頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している痛みやしびれも強い筋肉の緊張は大きく関わっています。

そのため首周辺に発生している筋肉の緊張を緩和する事ができれば、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が改善する可能性も高いんです。

こういったお話をするとマッサージやストレッチをして筋肉の緊張を改善しようと試みる人が多いんですが、頚椎症や頚椎ヘルニアの人がマッサージやストレッチを行うと逆に症状が悪化するケースが多いのでオススメ出来ません。

何故マッサージやストレッチがオススメ出来ないのかもしっかりとした理由があります。

何度も同じ説明になりますが、頭痛や吐き気や目まいが発生しているという事は強い筋肉の緊張が首周辺に発生しています。

そして強い筋肉の緊張があるという事はそれと同時に炎症反応も強く発生している可能性が高いんです。

この強い炎症反応が頚椎症や頚椎ヘルニアの治療をする時に大きな障害になります。

炎症は近くの神経を興奮させて感覚を過敏にさせる特徴を持っています。

感覚が過敏になると、通常であれば何でもないような弱い刺激や少ない負担でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

ストレッチやマッサージのような強い刺激で治療を行うと、感覚の過敏性の影響で負担になってしまい症状が悪化してしまう可能性が高いんですね。

頭痛や吐き気や目まいが発生している頚椎症や頚椎ヘルニアを治療する場合は、できるだけ弱い刺激で行う優しい治療の方がオススメなんです。

頚椎症や頚椎ヘルニアは相性の悪い治療やリハビリを行うと逆に症状が悪化してしまうケースが本当に多いので、どこに相談して良いのか悩んでいる人は治療院選びの参考にして下さい。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアの影響で首周辺に強い筋肉の緊張が発生すると、頭痛や吐き気や目まいなどの症状を感じるようになってしまいます。

頚椎症や頚椎ヘルニアの治療やリハビリで首周辺の筋肉の緊張が緩和すればこれらの症状も改善する事が多いんですが、治療やリハビリの刺激が強すぎると逆に症状が悪化するケースも多いので、選択する治療は出来るだけ優しい治療を選択するようにして下さい。

このページが少しでもみなさんのお役に立ってもらえると嬉しいです。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが頚椎症や頚椎ヘルニアの治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも頚椎症や頚椎ヘルニアに特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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