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ひどい肩こりは首のカラーやコルセットをつけるべきか?

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なかなか治らない肩こりの症状や、強い肩こりのような症状でお悩みの患者さんの話を聞いていると

「先生、強い肩こりの症状に首のカラーやコルセットって効果あるんでしょうか?」

という質問をたまにいただきます。

確かに肩こりの症状と首の動きはかなり密接な関係にありますし、首を動かすと肩こりの症状がひどくなるという人もおられるでしょう。

そのため、首のカラーやコルセットによって首を固定すれば、肩こりの症状も改善するのでは?と疑問に思っている人も多いと思います。

そこでこのページでは、ひどい肩こりにたいして首のカラーやコルセットは効果があるのか?について説明させていただきたいと思います。

こういった事に対して興味のある人は是非参考にして下さいね。
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首のカラーやコルセットによる固定の効果は個人差が非常に大きい

見出しでも書いているように、少し卑怯な答えで申し訳ありませんが、首のカラーやコルセットによる固定の効果は人によって非常に個人差が大きい印象を持っています。

首を固定する事によって症状が改善する人もいれば、全く効果が無い人もいますし、場合によっては症状が悪化される人もいるんですね。

首を固定する目的は、首を動かした時の負担によって肩こりの症状が悪化する事から、動きを止めて首に加わる負担を軽減させる事を目的にしています。

しかし、人によって首の楽な位置や角度は微妙に異なる為、カラーやコルセットで固定した角度が、必ずしもその人にとって楽な位置に固定出来るかどうかは固定してみなければ分かりません。

ちなみに、首のカラーやコルセットを使用してみて症状が楽になったという人の話を聞いていると、普段から仕事などで長時間に渡って下を見続けるような作業をされている人が多い印象があります。

下を見て作業をする場合は、出来るだけ首だけじゃなく背中も丸めて下を見るようにすれば、首周辺の負担は少なくてすみます。おそらくですが首を固定する事によって、首だけの動きでは下が見にくくなってしまうため、自然と背中なども丸めて下を見るような動作に変化する事で首への負担が軽減されているんでしょうね。

こういった事からも分かるように、もし普段から仕事や勉強で長時間に渡って下を見続けて肩こりの症状が悪化する人は、カラーやコルセットとの相性は良いかもしれません。

逆に、カラーやコルセットを使用してみて症状が悪化したという患者さんの話を聞いていると、コルセットをつけると力が入ってしまい余計に肩がこったという話をよく聞きます。

首の固定は、首の動きを抑制する事によって首の負担の軽減を目的に行われます。しかし、悪く言えば正常な首の動きの「邪魔」もしています。

普段から肩や背中に力が入りやすい人からすれば、一つ一つの動作で邪魔や抵抗感を感じる事によって余計に肩に力が入りやすくなってしまうんですね。

必要以上に肩や背中に力が入る事は、肩こりの大きな原因の一つですので、普段から肩に力が入りやすい人は、カラーやコルセットとの相性はあまり良くないかもしれません。

効果には非常に個人差が大きい事ですので、結局は使用してみないと誰にも答えは分からない事ではありますが、首の固定に興味を持っている人は是非参考にして下さいね。
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首の動きによって肩こりの症状が強くなる場合は頚椎症(けいついしょう)や頚椎ヘルニアの可能性がある

そもそもですが、首の固定を考えているという事はそれだけ首の動きに比例して、肩こりが強くなるという症状に心当たりがある人がほとんどだと思います。

肩こりの症状は確かに首の負担と密接に関わっていますが、「首を固定しよう」と考えなければいけないほど、強い痛みが発生する事は通常では考えにくい疾患です。

もしこういったわずかな首の動きによって強い肩こりの症状を感じるのであれば、その症状の正体はただの肩こりではなくて、頚椎症や頚椎ヘルニア、ストレートネックなど首の骨の変形によって発生している神経痛の可能性があります。

頚椎症や頚椎ヘルニアとは、首の骨や軟骨が変形する事によって近くの神経を圧迫し、その神経が支配している領域に痛みや痺れなどの症状を発生させる疾患です。

軽症から重症例までの症状がかなり幅広く、重症であれば夜も疼いて寝れない、握力がなくなって手や腕や首を動かせないなどの症状を発生させる事もありますが、軽症であれば肩こりに似た痛みや筋肉の張り感だけを感じる場合もあります。

このように重症であれば、ただの肩こりでは考えられない症状を発生させますので分かりやすいんですが、頚椎症や頚椎ヘルニアなどで症状が発生していたとしても、軽症であれば肩こりに近い症状を発生させますので分かりにくいんですね。

少し極論かも知れませんが、本来の肩こりという症状はそこまで長引いたり、強い痛みを発生させる疾患ではないと思いますので、どこに相談しても治らない肩こりや、わずかな首の動きによって痛みを感じる症状の多くは、この頚椎の問題が関わっている可能性が高いと思います。

頚椎症や頚椎ヘルニアであっても、初期であれば異常なしと診断される事が多い

もし頚椎症や頚椎ヘルニアを疑った場合、病院へ行ってレントゲンやMRIなどの画像検査をされると思いますが、初期の頚椎症や頚椎ヘルニアの場合は「異常なし」と診断される事も決して珍しくありません。

お医者さんの診断基準はどうしても手術をするべきかどうかで判断される事が多く、首の骨や軟骨の変形、神経の圧迫などの問題点があったとしても、手術するほどの大きい問題じゃなければ「異常なし」と言われる事が多いんですね(こういった事は実際にお医者さんに聞いた事のある話です)

そのため、異常なしと言われたとしても本当に異常がないとは限らないんです(決してお医者さんを否定するつもりはありませんが)

頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している肩こりの症状なのであれば、弱い刺激で行う治療が効果的

もしあなたが現在感じている肩こりの症状が頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生しているのであれば、残念ながら一般的な整骨院などで行われているマッサージや治療では改善しにくい症状のはずです。

実は頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は非常に治療が難しく、お悩みの人が非常に多い疾患でもあります。

頚椎症や頚椎ヘルニアのように、首の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合、その周辺には常に強い炎症が発生しています。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージやバキボキするような、比較的強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。(そちらの方が患者ウケは良いと思いますので)

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

頚椎症や頚椎ヘルニアのように、骨や軟骨の変形や神経の圧迫が痛みに大きく関わっていたとしても、その症状には筋肉の緊張状態や炎症の有無も痛みにはかなりの部分で関わっています。

強い刺激で行う治療では、強い炎症による過敏性が邪魔をして改善する可能性は低いと思いますが、弱い刺激で行う治療であれば、しっかり首周辺の筋肉を動かし、血行を促進する事が出来れば炎症や筋緊張は軽減して症状が改善する事も珍しくありません。

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。(もちろん、首の固定も場合によっては効果的な方法です)

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

どこに行っても治らないしつこい肩こりや、頚椎から発生している症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「ひどい肩こりは首のカラーやコルセットをつけるべきか?」のページの説明を終了させていただきます。
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