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親子揃っての腰痛は遺伝が関係するのか?

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腰痛でお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私の場合は親子揃って腰痛に悩まされているんですが、腰痛って遺伝とか関係あるんでしょうか?」

といった質問をたまにいただきます。

実際に親子揃って同じような症状でお悩みの人は意外と多く、そのため「遺伝」との関係を疑う人も結構いるんじゃないかと思います。

そこでこのページでは、腰痛と遺伝との関係について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

あくまでも私の個人的な意見ではありますが医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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腰痛は生まれつきの遺伝はあまり関係ない?

まず前提として、私は学者ではありませんので、あくまでも今まで私が勉強してきた知識の中での個人的な見解だという事をご了承下さい。

前置きが長くなってしまい申し訳ありません。

それでは早速説明を始めていきたいと思います。

結論を言わせてもらいますが、私は腰痛と遺伝はあまり関係がないと考えています。

もちろん私がそう考える理由はいくつかありますが、その中で最も私が「遺伝は関係ないだろう」と考える理由は、そもそも腰痛はそんなに珍しい疾患ではないという部分です。

ある程度年齢をとっていれば、腰椎(腰の骨)などの変形も発生しますので、腰に痛みや違和感を持っている人は至る所に存在します。

よく膝の軟骨は年齢をとればどんどんすり減っていくという事を聞いた事があると思いますが、腰の骨も同じようなものです。

ある程度年齢がいけば、その長年の負担の影響で若い時と比べて確実に骨や軟骨が変形していたりします。

もちろん個人差は大きいですが、ある程度の年齢の方であれば何か些細な事がきっかけで腰痛の症状が発生する可能性は決して低くないという事です。

つまり親子揃って腰痛が発生していたとしても、それほど珍しい事ではないため「遺伝」が関係しているとまでは思えません。
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腰痛の大きな原因は生活環境

上記では腰痛はそもそもそんなに珍しい疾患ではないため、親子揃って腰痛を患っていても珍しくないという説明をさせていただきました。

しかし、実際に家族同士で腰痛を発生する人は決して少なくありません。

それは遺伝が原因というより、似たような生活習慣に原因があるのだと思います。

当たり前の話ではありますが、腰への負担が大きければ大きいほど腰痛は発生しやすい傾向があり、悪化しやすい傾向があります。

多くの人は腰に何か特別な負担をかけた心当たりはなく発生するでしょう。

しかし日常生活のわずかな負担でも、長時間に渡って腰に負担を与え続けると腰痛は発生します。

みなさんが思っている以上に本当に些細な事が体にとっては負担になります。

つまり腰痛の症状を発生させている人は、本人が気がついていないだけで必ず日常生活の中で腰に過度に負担を与えている様な動作が関わっています。

それがどういった動作なのかは分かりません。

(他人の私が患者さんの生活習慣の全てを把握する事は不可能なため分かりません)

ちなみに私の嫁が腰が痛いと言っていたので、治療のついでに日常生活の動作を観察していたらいっぱい問題になっている動作を発見しましたよ。

掃除機をかける時のつま先の方向、物を持つ時の重心の位置、子供を抱っこする時の持ち方、台所に立っている時の足の位置、ソファでくつろいでいる時の体勢、などなど、本人は全然気がついていないだけで数え切れない程あります。

それぐらい些細な動作のクセなどが腰痛の原因にはなるんです。

そして、家族は同じような生活習慣を行っているはずですので、その中に腰に過度な負担を与える生活習慣が関わっていれば、その家族全員が腰痛を発生しやすくなって当然です。

特に小さい子供は親の動きを真似て色々な動作を学びますので、立ち方、歩き方、しゃがみ方などが親子揃って似るという事はよくあります。

そしてその生活環境の中に腰に大きな負担を与える動作が存在していた場合、親子揃って腰痛を発生させる事は十分あり得ると思います。

つまり親子が揃って腰痛を発生させやすいのは、生まれつきの「遺伝」との関連性よりも、同じような動作や生活環境の中に原因がある事が多いんだと思います。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきますね。

腰痛が生まれつきの遺伝で発生する可能性は非常に低いと思います。

(全くないとはいいませんが)

「遺伝」に原因があると考えてしまうと、なんだか運命のようなどうしようもない気がすると思います。

腰痛の多くは日常生活の生活環境によって発生します。

つまり、患者さんの意識次第で日常生活の問題点を改善できれば、症状の発生や重症化を防ぐ事が出来るという事でもあります。

なんだか大雑把な説明になってしまって申し訳ありませんが、一度自分の生活習慣を見直すキッカケにこのページを役立てていただければ嬉しく思います。

もちろん、日常生活に支障が出るほどの症状が発生している時は、出来るだけ早く信頼できる病院や治療院に相談する様に心がけて下さい。

もしどこに相談していいか分からない、どこに行ってもダメだったという人は1度私にお気軽にご相談してくださいね。

どこに行っても治らないしつこい腰痛の症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「親子揃っての腰痛は遺伝が関係するのか?」のページの説明を終了させていただきますが、下記に腰痛に関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

訂正します。先天的な遺伝が関わる事も稀ですがあり得ます。

以前珍しい患者さんを診させていただく事がありました。

生まれつき脊椎の骨が1本多めに生えており、その骨が神経を圧迫して腰痛を発生しているといった症例です。

なんとその人のお父さんも全く同じ場所に1本多めの骨があったそうです。

非常に稀なケースだと思いますが、こういったケースがある限り遺伝で発生する事もあり得るのだと思います。

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