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悪い姿勢や同じ姿勢を維持する事が肩甲骨や背中の痛みにとって負担になる理由

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肩甲骨や背中の痛みやコリの症状でお悩みの人にとってはよく聞く話だと思いますが、背中の症状は「悪い姿勢」や「同じ姿勢」を続けているとより症状が発生しやすくなったり重症化しやすくなると言われています。

ですが、具体的にどうしった姿勢が悪い姿勢なのか?同じ姿勢を維持するとどうして背中の症状が発生してしまうのか?について知っている人はあまりいないんじゃないでしょうか?

そこでこのページでは、肩甲骨や背中の痛みやコリを発生させやすい「悪い姿勢」についてや、「同じ姿勢」を維持していると背中の症状を発生させる理由について説明させていただきたいと思います。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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筋肉は動かすよりも同じ位置を維持する方が疲労しやすい

背中の痛みやコリの症状と聞けば、まず最初に思い浮かぶのは肩こりのような筋肉痛をみなさんは想像すると思います。

肩こりの原因は簡単に言えば血行不良と、その血行不良によって老廃物が溜まってしまい筋肉が緊張する事で発生しています。

また、筋肉は動かしているよりも、同じ位置を維持する動作の方が疲労が溜まりやすいという特徴を持っています。

実際にやってみれば分かりやすいと思うのですが、腕を上げたり下げたりを繰り返すよりも、上げた状態をずっと維持している方がしんどいですよね?このように筋肉は動かすよりも一定の位置を維持する方が疲労がたまりやすいんです。

そして筋肉は動かす事によって、血流を全身に流すためのポンプの役割も果たしているため、筋肉を使って疲労が溜まったとしても、常に筋肉を動かしていれば血流が良くなって疲労物質が一箇所に溜まりにくくなります。

反対に同じ位置で動かさずに筋肉を使っていると、疲労もしやすく更に動きが少ないため血行不良となり、溜まった疲労物質が原因で筋肉は緊張しやすくなってしまいます。

「同じ姿勢」の状態を維持すると背中の痛みが発生しやすい理由には、こういった筋肉の特徴が関わっているからなんですね。

同じ姿勢を維持しないために気をつける事

デスクワークなどをしていると、どうしても同じ姿勢を維持する事が多くなってしまいます。

そういった時に気をつけてほしい事なんですが、当たり前のアドバイスですが出来るだけじっとせずに動くようにして下さい。

「デスクワーク中に頻繁に動けない!」と怒る人もいるかも知れませんが、何も頻繁に立ち上がって動けと言っている訳ではありません。

例えば足の位置を少し変えたり、つま先の方向を変えたり、パソコンに向かう体の向きを変えたり、こういった些細な動きであっても、首や肩、背中を支える筋肉は変化しますし、最も力が入る部分も変化します。

こういった事を出来るだけしんどくなる前に頻繁に行えば、背中の負担を軽減する事は可能です。

ただし、あくまでも負担を軽減する方法であって、負担をゼロにする方法ではありませんので、可能なのであれば立ち上がって歩いて体をほぐす事も忘れないようにして下さいね。
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背中に痛みやコリを発生させやすい悪い姿勢について

背中の負担になりやすい動作のひとつに「同じ姿勢」が関わっている事は上記で説明させていただきました。ここからは、背中の負担になりやすい「悪い姿勢」について説明させていただきますね。

筋肉の疲労というものは、近くの関節の構造上にそぐわない動作が関わる時に発生しやすくなります。背中の周辺で最も関わる関節は首の関節で間違いないでしょう。

つまり、首の関節の構造上で問題になる動作であればあるほど背中に痛みが発生しやすくなるという事です。

首の関節に負担のかかる動きと言っても、説明すればキリがないほど大量にありますが、大事な事は「首だけを単独で動かしている姿勢」は避けるべきという考え方です。

どうゆう意味なのか詳しく説明させていただきますね。

どの関節でもそうなんですが、何か作業をしようとした時に、一つの関節が単独で動くという事はまずありません。

歩行なら、股関節、膝関節、足関節が連動して動きます。

手作業なら、肩、肘、手首、指が連動して動きます。

逆に言えば、本来はいくつもの関節を連動して動かなければいけない作業で、一つの関節を単独で動かしてしまうとその周辺には大きな負担がかかってしまうんですね。

首で説明すれば、例えば右に顔を向けた時に、首の動きと連動して、体も少し右に向けていれば首への負担は少なくすみます。

逆に、体は全く動かずに、首だけが単独で右に向いてしまうと過度な負担が首に入ってしまいます。

例えば顔を下に向けた時に、首の動きと連動して、背中を丸めるように下を向いていれば首への負担は少ないです。

逆に、体は全く動かずに、首だけが単独で下を向いてしまうと、過度な負担が首に入ってしまいます。

また、体を丸めるように座っている場合(猫背のような)、下を見る動作ではむしろ良いのですが、その状態で顔を上に上げてしまうと体の向きに対して首だけが単独で動いてしまい、大きな負担になってしまいます(猫背の人のデスクワークに多いですね)

このように、関節というのは単独で動く事はほとんどなく、単独で動かしてしまうと大きな負担の原因になってしまうんです。

首の動きも同様に、首を動かす時は、動かす方向に体も連動して動かさないと首に大きな負担が加わってしまうため、気をつけてくださいね。

悪い姿勢はその人によって個人差も大きい

上記では少しややこしい話ではありますが、首への負担に関わった姿勢について説明させていただきました。

最後にこんな事を言うと混乱させてしまうかもしれませんが、そもそも人によって楽な姿勢や悪い姿勢には個人差が大きいんですね。

一般的に猫背は悪いとされていますが、上記でも少し説明させていただいたように、猫背の人は下方向で作業をする事においては決して悪い姿勢ではありません。

つまり、デスクワークなどではイスの高さを少し高くしたり、机の高さを低くしてパソコンを少し下にうつむくような姿勢で行えば、猫背の人のデスクワークでも背中への負担は少なくります。

このように、その人の得意な姿勢によって、悪い動作や楽な動作は変わってきますので、あなたが一番楽だと感じる姿勢をまずは模索して下さい。

もちろん、どんなに楽な姿勢であっても、「同じ姿勢を維持」し続ければ背中の痛みやコリは発生しやすくなってしまうので気をつけて下さいね。

背中の症状は常態化すると、頚椎の変形などを発生させてしまう事もありますので、もしなかなか症状が改善しない場合は出来るだけ早く信頼できる病院や治療院に相談するように心がけましょう。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は遠慮なく私にご相談して下さいね。

どこに行っても治らないようなしつこい背中の痛みの治療に関しては、それなりの自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「悪い姿勢や同じ姿勢を維持する事が肩甲骨や背中の痛みにとって負担になる理由」についての説明を終了させていただきますが、下記に背中の痛みに関連するページのリンクも載せていますので興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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