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自転車やエアロバイクでジャンパー膝や膝蓋腱炎が発生する原因

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ジャンパー膝や膝蓋腱炎でお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私は自転車やエアロバイク、ロードバイクに乗っているとジャンパー膝や膝蓋腱炎の症状が悪化するんです」

といったお話をいただく事があります。

ジャンパー膝や膝蓋腱炎の発生には原因動作が存在している事が多く、自転車の運転で症状が悪化する場合は自転車の乗り方などが原因になっている可能性があります。

そこでこのページでは、エアロバイクやロードバイクなど自転車でジャンパー膝や膝蓋腱炎になってしまう原因について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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ジャンパー膝や膝蓋腱炎は原因動作を改善すれば完治する

エアロバイクやロードバイク、自転車でジャンパー膝や膝蓋腱炎になる原因の説明の前に、まずは簡単に疾患の説明をさせていただきますね。

膝蓋腱炎やジャンパー膝は太ももの前面の大腿四頭筋という筋肉に過度の負担が加わり、大腿四頭筋や腱の部分に痛みが発生すると考えられています。

ちなみに腱とは筋肉が骨に付着している部分の事で、大腿四頭筋の腱は膝のお皿の真正面を覆うようにして付着しています。

(そのため、ジャンパー膝や膝蓋腱炎の痛みは太ももから膝のお皿周辺の真正面に発生しやすいんですね)

そしてジャンパー膝や膝蓋腱炎になる人の多くは、スポーツや運動などによって大腿四頭筋に過度に緊張させてしまう原因動作が存在しています。

原因動作というと分かりにくいと思いますが、極端な言い方をすれば膝に過度に負担をかける「悪いクセ」のようなものがスポーツや運動の中に隠れているんです。

どんなに安静にして痛みを軽減させても、治療によって痛みを改善させたとしても、スポーツや運動の中に隠れている「悪いクセ」を治さない限りはスポーツや運動をするとすぐに再発してしまいます。

こういった事が、ジャンパー膝や膝蓋腱炎の完治が長引いてしまう理由です。

つまりその動作上の「悪いクセ」を改善しないと、ジャンパー膝や膝蓋腱炎の症状が完治する事は考えにくいんです。

逆に言えば、動作上の「悪いクセ」を改善すれば呆気ないほど簡単に完治する事も珍しくありません。

病院も含めて多くの治療院において、こういった「原因動作」に着目している所は非常に少なく、そういった部分もジャンパー膝や膝蓋腱炎の完治が遅れてしまう理由だと思います。

(かなり生意気な発言になっているかもしれませんが)
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自転車でジャンパー膝や膝蓋腱炎が発生する原因動作について

ここからは、エアロバイクやロードバイクなど自転車が原因でジャンパー膝や膝蓋腱炎になっている場合の原因動作について説明させていただきますね。

結論は非常に簡単です。

自転車の乗り方が原因でジャンパー膝や膝蓋腱炎になるのは、ペダルを踏む動作の時に極端につま先に体重がかかりすぎている事が原因です。

足首というのはつま先に体重がかかり過ぎると、足首の背屈動作を阻害する特徴を持っています。

(背屈動作とは足が地面に着地した時に自然に曲がる方向の動作です)

足首の背屈動作は膝の曲げる動作とも連動して発生しますので、つま先に体重がかかりすぎると足首と同時に膝を曲げる動作にも支障が発生します。

関節は曲がる事によって地面からの衝撃をクッションのように吸収する役目がありますので、足首や膝が円滑に曲がる力に支障が発生すると膝の負担が大きくなります。

その影響で膝の真正面に大きな負担が加わってしまい、ジャンパー膝や膝蓋腱炎になってしまうんですね。

つまり簡単に言えば、ペダルをこぐ時につま先に体重がかかり過ぎると膝への負担が大きくなってしまうので、ペダルをこぐ時には指の少し下の方でこぐようにして下さい。

(親指の少し下の膨らんでいる母指球と呼ばれている所を意識すると分かりやすいと思います)

実際に立っている状態で試してみると分かりやすいと思います。

つま先に極端に体重をかけた状態でしゃがむような動作を行うと、普通にしゃがむよりも膝に大きな負担を感じるはずです。

もしエアロバイクやロードバイクなど、自転車の動作が原因でジャンパー膝や膝蓋腱炎になっているのであれば、こういった動作を改善するだけで完治する可能性もありますので是非参考にして下さいね。

注意点

実際によくある話なのですが、患者さんが「自転車が原因」と思っていても、実際には違う原因だったという事はよくあります。

例えば、自転車が痛いと来院されたサッカー少年の場合、自転車の動作に大きな問題が無かったのでボールの蹴り方を指導すると自転車に乗った時の痛みも無くなったなど、こういった事は頻繁にあります。

自転車に乗っている時に痛みが発生していたとしても、他のスポーツや運動の中に原因動作が隠れている可能性も多々ありますので、もしこのページで書かれている自転車の乗り方を実践しても改善しない場合は、他のスポーツや運動の動作を疑うようにして下さいね。

もしどこに相談していいか分からない、どこに行ってもダメだったという人は1度私にお気軽にご相談してくださいね。

ジャンパー膝や膝蓋腱炎の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「自転車やエアロバイクでジャンパー膝や膝蓋腱炎が発生する原因」のページの説明を終了させていただきますが、下記にジャンパー膝や膝蓋腱炎に関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。
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