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膝の痛みと腰椎椎間板ヘルニアなど坐骨神経痛との関係

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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でお悩みの人の話を聞いていると

「私は膝にも痛みを感じるんですが何か関係あるんでしょうか?」

といった質問をいただくことがあります。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でお悩みの人の場合は、同時に膝の痛みを感じている人も珍しくないので関係があるのかな?と疑問に思ってる人も多いと思います。

そこでこのページでは、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛と膝の痛みとの関係について簡単に説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛が原因で膝に痛みが発生する事もある

ご存知の人も多いと思いますが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は腰の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

そして圧迫された神経が支配している場所に痛みやしびれなどの症状を発生させます。

腰の近くを通っている神経は腰から下の下半身を支配しているので、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状は腰から下の下半身のどこに痛みが出てもおかしくありません。

そのため腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛が原因で膝に痛みが発生しているケースも実はあるんです。

大事な事なのでもう一度言いますね。

膝の痛みを感じた場合は膝の関節そのものに原因があって痛みが発生しているケースが多いんですが、膝の関節には何の問題もなくても腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛によって膝の痛みを感じる事もあるんです。

もし腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状として膝の痛みが出ている場合は、大元の原因は腰にありますので膝だけを意識した治療では改善しにくいんですね。

そこでここからは、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛によって膝の痛みが発生している時の症状の特徴を3つ説明しますので興味のある人は参考にして下さい。

① 膝の痛みの感じ方が他の場所の痛みと似ている

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の痛みの感じ方は人によって個人差が非常に大きく種類もたくさんあります。

突っ張るように痛いと感じる人もいますし、しびれるように痛いだとか電気が走るように痛いだとか、重だるい鈍痛のような痛み方を感じる人もいます。

もし太ももやお尻や足に症状が発生しているのと同時に膝の痛みも感じているなら、膝の痛みの感じ方と他の場所の痛み方が似ているか違うのかを確認して下さい。

膝の痛みの感じ方と他の場所の痛みの感じ方が似ているなら、膝の痛みも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の可能性が高いと思います。

逆に似ていない場合は膝の痛みと他の場所の痛みの原因は別だと思うので、膝の痛みの原因は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛ではなく膝の関節そのものに何らかの問題が発生している可能性が高いと思います。

例えば太ももやお尻は重だるいように痛いのに膝の痛みは突っ張るような痛みの感じ方なら、膝の痛みと他の場所の痛みの原因は別々の可能性が高いという事です。

もし膝の痛みと同時に他の場所も痛いなら、痛みの感じ方が似ているかどうかは非常に参考になるので意識してみて下さいね。

② 膝の関節から少し離れた場所に痛みが出ている

膝の関節に原因があって膝の痛みを感じている場合は、当然ですが痛みの場所は膝の関節周辺に集中します。

ただし腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛によって膝の痛みが出ている場合は、痛みが膝だけではなく微妙にふくらはぎやすねの方や太ももの方など関節から少し外れた所に痛みを感じているというケースが多いんです。

先ほども説明しましたが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は腰から下のどこに症状が出てもおかしくない疾患なので、もし膝の関節から少し離れた場所に痛みを感じているなら腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の可能性があります。

まあこの特徴に関しては、普段から膝の痛みの患者さんを診ている治療家は分かっても一般人の人には分かりにくい特徴かも知れません。

普段から患者さんの治療をしている我々からすると、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛で膝の痛みが発生している場合は微妙に膝の関節から少し離れた所にも痛みが出ているケースが多いんですよ。

わずかに膝の関節から離れている程度だと分かりにくいと思いますが、太ももやふくらはぎやすねの方にも痛みが広がっているなら腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の可能性が高いと思うので注意して下さいね。

太ももの真正面の痛みであれば、膝の問題で発生する可能性もあるのでそこだけは例外でも良いと思います。

③ 安静にしている時に痛みを感じる

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状は、足に体重をかけていない安静時でも痛みを感じやすいという傾向があります。

それと比べて膝の関節が原因で発生する膝の痛みの場合は、足に体重をかけていない安静時に痛みを感じる事は少ないんです。

膝の関節に原因があって痛みが発生している場合でも、かなり重症化していれば実は安静時に痛みを感じる事もあります。

ただその場合は、もうまともに歩けないレベルで膝の症状が重症化しているケースが多いです。

それぐらい重症化していないと膝の関節の問題で安静時に痛みを感じる事は少ないんですよ。

そのため、安静時に膝の痛みを感じるのであれば腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状の可能性が高いと思います。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛が必ず安静時に痛みを感じる訳ではありませんし、あくまで傾向であって当てはまらない人もいますが安静時に痛みを感じるかどうかは分かりやすい特徴なので意識してみて下さいね。
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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の患者さんは膝も痛めやすい

ここまでは腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛によって膝の痛みが発生している時の特徴について説明させていただきました。

もし腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛によって膝の痛みが発生している場合は、治療するポイントは膝だけではなく腰の方も含めて治療しなければ改善はうまくいきません

ただし、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状と膝の痛みがそれぞれ別々に同時に発生していケースも当然あります。

まあ正直に言って、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛と全く無関係で膝の痛みも合併しているケースも決して珍しくありません。

実は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でお悩みの人の場合は、痛みが発生している下半身の動作に制限がかかってしまうケースが多く、その影響で股関節や膝の関節を痛めやすくなっているんです。

股関節、膝関節、足関節はほぼ全ての動作において連動して動いているので、下半身のどこかの動作に問題が発生すると連動して全ての関節を痛めやすくなってしまうんですね。

そのため腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状を放置してしまうと、膝の関節を痛めてしまう人も多いので膝の痛みが同時に発生する事が珍しくありません。

つまり簡単に説明すると、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛によって 膝の痛みが発生しているケースもありますし、 腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状を放置しているとその影響で膝を痛めてしまうというケースも結構多いんです。

これが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人が膝の痛みを感じる事が多い理由ですね。

膝の痛みがあるなしに関わらず、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が長期化すると他の色々な関節を痛めやすくなってしまうので、心当たりがある人はできるだけ早めに信頼できる医療機関で治療やリハビリを受けるようにしてください。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

実は膝の痛みは腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛が原因で発生する事もあります。

膝の痛みが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛によって発生している場合は、その痛みを改善させるためには膝の治療だけではなく腰の関節も含めて治療をしなければ改善は難しいんです

また腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は下半身の関節や筋肉の正常な動作を阻害してしまいますので、症状が長期化してしまうと膝の関節を含めた他の関節を痛めやすくなってしまうという特徴も持っています。

症状が長期化すればするほど痛む場所がどんどん増えていくことが多いので、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に心当たりがある人は早めに信頼できる医療機関で治療やリハビリを受けるようにしてください。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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