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自転車やエアロバイクと腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛

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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状でお悩みの人の治療をしていると

「歩くのは辛いんですが自転車の移動は楽なので運動として行っても良いでしょうか?」

といった質問を稀にいただきます。

実際に腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人の場合は歩くのが辛くても、自転車で移動することは 比較的楽という人は結構います。

歩くのが辛い人の場合は、極端な運動不足を防ぐために自転車の運動やエアロバイクなどによる運動を考える人も多いと思います。

そこで このページでは腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人が、自転車の運動や エアロバイクなどを行うことについて簡単に説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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辛くないのであれば自転車やエアロバイクによる適度な運動はアリ

歩くのは辛いけども自転車による移動が楽という人の場合は、自転車やエアロバイクなどの運動は割とオススメです。

ご存じの人も多いと思いますが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は腰の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

そして神経を圧迫している場所や角度などによって痛みが発生する条件などが人によって大きく異なります。

例えば、歩くのが辛いという人もいれば 歩くのが楽という人もいますし、座っているのが辛いという人もいれば座っているのが楽という人もいるんですね。

人によって痛む条件は全然違うんですが、歩くのが辛いという人の場合はどうしても極端な運動不足になりがちです。

歩くのが辛い訳ですからしょうがない部分はありますが、極端な運動不足はあまり腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状にとってよくありません。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は大元の原因は腰周辺での神経の圧迫ですが 、症状の発生には筋肉の緊張や炎症反応なども大きく関わっています。

そのため適度な運動をして血行や血流を良くしておいた方が、筋肉の緊張も緩みやすいですし血管の中に発生する炎症も流れやすくなり症状が悪化しにくくなる傾向があります。

ただし歩くのが辛いという人が運動不足を嫌がって無理やり歩いてしまうと、歩いた負担によって逆に症状が悪化してしまう可能性の方が高いので、運動不足はあまり良いことではないんですが無理やり運動する事はオススメできません。

そんな中もし負担なく運動することができるのであれば、じっとしているよりは適度な運動はした方が良いです。

先ほども冒頭でも言いましたが、歩くのが辛いという人の中には自転車の移動は楽という人が結構多いんです。

つまり自転車による移動が楽なのであれば、自転車やエアロバイクなどの運動はその人にとって負担は少ない運動の可能性が高いんです。

負担が少なく運動をする事が出来るのであれば、極端な運動不足を防ぐためにも適度な範囲で自転車やエアロバイクの運動を行うのは結構オススメなんです。

ただ注意して欲しい大事なことが一つだけあります。

自転車やエアロバイクの運動がオススメなのは、自転車やエアロバイクの運動が「楽に感じる」人だけです。

つまり自転車やエアロバイクの運動で全く痛みを感じないという人なのであればオススメなんです。

「歩くのに比べると自転車の方がマシ」という人の場合は、歩くよりはマシなだけで自転車でも痛みを感じていると思います。

基本的に痛みを感じるという時点でその人にとっては負担になっているので、軽い痛みであっても痛みがあるなら運動は避けた方が良いです。

極端な運動不足はあまり良くないという説明をしましたが、痛みを感じながら運動するぐらいなら運動不足になっても安静にしている方がまだマシなんです。

全く痛みが出ない楽な範囲で運動を行えるならオススメですが、少しでも痛みを感じるようであればどんな運動でもオススメは出来ませんのでそこは勘違いしないで下さいね。

自転車やエアロバイクによる運動を行うならサドルの高さが低すぎると負担が大きいので注意

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人で自転車やエアロバイクでの運動を考えているのであれば、自転車のサドル(イス)の位置は少し高めの方がオススメです。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は腰周辺での神経圧迫が原因なので、腰の関節に大きな負担をかけると症状が悪化してしまう傾向があります。

自転車のサドルの位置が低すぎると実は少し腰に負担が入りやすくなってしまうんです。

人間の関節の多くは「てこの原理」で力を発生させる特徴を持っています。

てこの原理を簡単に説明すると、体重が最も集中している重心の位置と作業をする位置が遠ければ遠いほど負担が大きくなり、近ければ近いほど負担が少なくなるという特徴です。

つまりはハンドルを操作する手の位置やペダルをこいでいる足の位置から、体重が集中している重心が遠くなればなるほど腰への負担が大きくなる訳です。

サドルの位置が低すぎるとペダルを足でこぐ時に膝の位置がお尻の位置よりも高くなってしまいます。

膝の位置がお尻よりも高くなってしまうと必然的に重心の位置が後ろに偏ってしまい、腰の関節への負担が大きくなってしまうんですね。

そのため自転車やエアロバイクの運動を行うなら、サドルの位置が低くなり過ぎないように注意してください。

もちろん基本的には本人が実際に座ってみて楽に感じるサドルの高さで良いんですが、サドルの高さを決める時に一つの参考にしていただければと思います。
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運動をすればするほど症状が改善する訳ではない

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人であっても、自転車や エアロバイクの運動が楽に感じるのであればオススメという説明をここまではさせていただきました。

ただし、運動不足よりは適度な運動をしておいた方が症状は改善しやすいというだけで、だからと言って運動をすればするほど症状が改善するというわけではありません。

どんなに楽な運動であってもやりすぎれば症状は逆に悪化してしまうので、自転車やエアロバイクの運動がその人にとって楽な運動であったとしてもやりすぎには注意して下さい。

自転車やエアロバイクが楽に感じるならオススメですという説明をすると、割とやりすぎてしまう人が本当に多いんです。

何度でも言いますが、別に運動をすればするほど腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が改善するというわけではありません。

大事なのは「適度な運動」をしている方が運動不足よりは症状が改善しやすいというだけです。

具体的にどれぐらいの運動量が正解なのかはその人によるので何とも言えないんですが、、、

絶対的な条件は「痛みを全く感じない範囲」です。

これも何度も言いますが基本的に痛みを感じる運動はやってはいけません。

運動不足は良くないと言っていますが、痛みを感じる運動をするぐらいなら安静にして運動不足になっている方がまだマシです。

自転車やエアロバイクの運動が楽だったとしても長時間続けると痛みが発生する事はよくあります。

人によって運動を許容できる時間はその人の体力によっても変わってくるので正解は示せませんが、痛みを感じるようなのであればすぐにやめて下さい。

個人的には15分~20分程度運動すれば十分かとは思います。

何度も言っているように運動量を増やしたからって症状が大きく改善する訳ではありません。

極端な運動不足を防ぐための運動ですので15分前後の短い運動で十分だと思います。

当然ですが、この15分前後の運動でも痛みが発生するようであればすぐに中止してくださいね。

また、適度な運動だけではなく、信頼できる医療機関に相談してちゃんと治療やリハビリを受ける事も忘れないでください。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は歩くのが辛いという症状が発生する事が多いため、極端な運動不足になりやすい疾患です。

歩くのが辛い人であっても自転車やエアロバイクなどの運動は楽に感じる人も多いので、もし楽に運動ができるのであれば適度な範囲で運動は行った方が症状は改善しやすいのでオススメです。

ただし痛みを我慢して運動をしてしまうと逆に悪化してしまう可能性が高いので、痛みを感じるような運動であればしない方がマシです。

また、運動をすればするほど 症状が改善するというわけではありませんので、あくまでも適度な範囲で運動は行うようにして下さい。

当然ですが、運動だけではなく信頼できる医療機関で治療やリハビリを受ける事は忘れないでくださいね。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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