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冷やすアイシングは腰椎椎間板ヘルニアなど座骨神経痛に効果あり?

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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛でお悩みの人の話を聞いていると

「意図的に体を冷やすアイシングは腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に効果はあるんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

実際にアイシングは様々な体の痛みを発生させる疾患に有効な治療方法なので、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛にアイシングの効果があるのかどうか興味のある人は多いと思います。

そこでこのページでは、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人にアイシングは効果があるのかどうかについて説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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残念ながら腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛にアイシングはあまり効果がない

見出しで既に答えを書いてしまいましたが、残念ながら腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状に体を冷やすアイシングはあまり効果がありません。

勘違いして欲しくないんですが、私はアイシングという治療法に否定的な考えを持っている訳ではないんです。

私は20代前半の時には様々な疾患や症状の患者さんにアイシングを行って、効果や相性やリスクなどを調べた経験があります。

言い方は悪いですけど、患者さんを実験台にしてアイシングがどういった効果があるのかを調べた訳です。

その経験から説明させてもらうと、アイシングは炎症反応が強い疾患には非常に効果の高い治療方法と言えます。

炎症は組織が損傷したり変形したりする場所に発生する事が多く、脳に痛みの情報を伝える事からこの炎症が強ければ強いほど症状も強くしてしまう非常に厄介な存在と考えられています。

炎症が発生するのには一定の熱が必要になると考えられていますので、アイシングで体を冷やすと炎症は発生しにくくなり炎症反応を抑える事に繋がります。

例えばぎっくり腰や首の寝違えは、急激に炎症反応が強くなる疾患なのでアイシングが痛みを改善するのに非常に役立ちます。

もしくは長引いている膝の痛みは軟骨の損傷などが関わっているケースが多く、炎症が強く発生するのでアイシングの効果が高い傾向があります。

もしくは足首の捻挫のような怪我でも炎症が強く発生するので、アイシングの効果は非常に高いんです。

このように炎症反応が大きく関わっている疾患にとってアイシングはかなり良い治療方法なんですね。

ただし、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛のように神経圧迫が関わっている疾患にはアイシングはあまり効果がありません。

実は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛も炎症反応が大きく関わっている疾患の一つなので、アイシングの効果が高くても不思議ではないのですが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状にアイシングを行って高い効果を感じた事はほとんど無いです。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は体が冷える事に対してかなり過敏に反応する特徴を持っています。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は体や足元が冷えると症状がすぐに悪化してしまう傾向があるんです。

つまり腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛という疾患は、体が冷える事に対してかなり弱いという特徴があるんですね。

アイシングは炎症を抑える効果が非常に高い治療方法ではあるんですが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛のように体の冷えに極端に弱い疾患の場合は相性があまり良くないんだと思います。

ちなみにぎっくり腰にはアイシングが非常に効果が高いという説明を先ほどしましたが、ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状が合併しているケースに関してはアイシングの効果が落ちる傾向があります。

こういった事からも分かるように、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛とアイシングは相性が悪くあまり効果は期待できません。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は体を冷やすと症状を悪化させる特徴や傾向がありますので、アイシングはあまり効果もないですしリスクもあるので避けた方が無難だと思います。

アイシング自体は非常に良い治療法なんですが、残念ながら腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛には相性の問題でオススメ出来ないです。
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腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は体を冷やさないように保温する事が大切

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は体を冷やしたり冷える事にかなり過敏に反応する特徴を持っているので、アイシングはあまりオススメできないという説明をここまでさせていただきました。

こういった説明をすると

「じゃあ体を冷やさないように温めなければいけませんね」

といったお話や質問をよくいただきます。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人が体を冷やさないように注意する事は非常に大切なんですが、実は体を温めるということに関しては逆に症状を悪化させる危険性やリスクもあるんです。

アイシングがあまり効果はありませんが、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛も炎症反応が症状の発生に大きく関わっている疾患である事は間違いありません。

炎症反応が強くなればなるほど腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状も重症化してしまうんです。

そして先ほども軽く説明しましたが、炎症反応が発生するのには体の中で一定の熱量が必要になります。

つまり体を温めてしまうと炎症が作られやすくなってしまい、余計に炎症が強くなってしまう事があるんです。

よく足首の捻挫などは温めずに冷やせとアドバイスされる事が多いと思いますが、炎症が強い時に温めてしまうとより炎症反応を強くしてしまう可能性があるからなんですね。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛も炎症が大きく関わっている疾患なので、お風呂やホッカイロなど自分の体温以上の物で温めすぎてしまうと、症状が悪化してしまうケースは実はそれほど珍しくありません。

そのため体を冷やさないように意識する事は非常に大切ですが、体温以上の物で過剰に体を温める事はオススメできません。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人は体を温めるのではなくて、体が冷えないように保温をするという事が最も重要なんです。

具体的には服を多めに着たり靴下を二重履きしたり、体が冷えやすい場所に行く時は毛布やブランケットを用意するなど、体を温めるのではなく体が冷えないように注意する方が良いと思います。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人の中には、体を温め過ぎて逆に症状を悪化させている人も多いので注意してくださいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

意図的に体を冷やすアイシングは炎症反応を抑えるのに非常に有効な治療法の一つです。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛も炎症反応が大きく関わっている疾患ではあるんですが、残念ながらアイシングの効果はあまり高くありません。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は体が冷えると症状を悪化させてしまう特徴があるので、体を冷やすアイシングとの相性があまり良くないんです。

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の人は体を冷やさない事が大切なんですが、体温以上の物で体を温め過ぎてしまうと炎症反応が更に強くなり症状を悪化させてしまう可能性もあるので、体を温めるのではなく冷えないように保温する事が最も重要な事になります。

普段から体を冷やさないように意識すれば腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状は改善しやすくなりますが、それだけでは改善しない事も多いので強い症状が発生している場合は早めに治療やリハビリを受けるようにしてくださいね。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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