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固定するべき?腰痛にサポーターやコルセット、骨盤ベルトについて

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腰痛でお悩みの人の話を聞いていると

「先生、腰痛の場合はサポーターやコルセット、骨盤ベルトなどで固定するべきなんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

コルセットやサポーターなどの効果は人によっての個人差が大きいんですが、腰痛の人は使用した方がいいのか疑問に思っている人も多いと思います。

そこでこのページではサポーターやコルセット、骨盤ベルトなどで固定するべきなのかどうかについて説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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腰痛の人にとって固定の効果は個人差が大きい

冒頭でも少し触れていますが、腰痛の人がコルセットやサポーター、骨盤ベルトで固定した時の効果は個人差が非常に大きい印象を持っています。

そもそも、腰痛自体が人によって痛む条件が大きく異なります。

座っているのが楽な人もいれば、座っていると痛いという人もいます。

立っているのが楽な人もいれば、立っていると痛いという人もいます。

寝ているのが楽な人もいれば、寝ているのが痛いという人もいます。

同じ動作でも、姿勢の違いによって痛かったり痛くなかったりします。

もう本当に個人差が大きいんです。

そして当然こういった事は、コルセットやサポーター、骨盤ベルトにも当てはまります。

人によってはコルセットやサポーター、腰椎ベルト、骨盤ベルトで腰の動きを制限すると楽になる人はいます。

逆に、コルセットなどの腰の圧迫によって余計に痛みを強くなる人もいます。

先ほども説明させていただいた様に、腰痛はその人によって痛む条件が大きく異なります。

人の体は正直です。

もしコルセットやサポーター、腰椎ベルト、骨盤ベルトなどを付けている時に痛みが強い、もしくはしんどいと感じるのであればすぐにはずして下さい。

痛みやしんどさがあるという事は、少なくともその人にとってはコルセットやサポーターは負担になっています。

逆にコルセットが効果的な人の場合は、つけていない時よりつけている時の方が痛みが楽、もしくは安心感を感じるはずです。

もう一度言いますが、人の体は正直です。

もしコルセットやサポーター、腰椎ベルトなどを着けた時に痛みが楽になる。もしくは安心感を感じるのであれば是非装着して安静にして下さい。

もしコルセットやサポーター、腰椎ベルトなどを着けた時に痛みが強くなる。もしくはしんどいと感じるのであればすぐにはずして下さい。

その人にとってコルセットやサポーターは負担になってしまっています。

簡単ですよね?

つまり、腰を固定するべきかどうかの判断は、実際に固定してみた時の患者さんの感想で判断するしかありません。

意外と盲目的に、痛くてもしんどくてもコルセットを頑張って着けている人も多いと思いますので気をつけて下さいね。

こういった話をすると

「コルセットをつけても痛くもしんどくもないけど、楽になったり改善しない場合はどうしたらいいの?」

という質問をよく頂きます。

個人的には楽だと感じないのであれば着けなくても良いと考えています。

痛む条件が人によって違う様に、症状が改善する条件も微妙に人によって違います。

着けていて全然楽だと感じないのであれば、その人にとっては有効な方法とは言えないはずです。

意味がないのであれば着けなくても問題ないはずです。

腰痛が強い時は固定が楽でも、症状が改善した後に固定するとしんどくなる事もある

上記では、腰の固定の効果は個人差が大きく、実際に使用してみないと固定するべきかどうかの判断はしにくいというお話をさせていただきました。

実際に腰の固定をしてみて、腰痛が楽に感じた人の場合は当然固定をするべきだと思うのですが、実は最初はよくても後になってしんどくなるという人も中にはおられます。

腰の固定の効果というのは腰周辺を動きにくくする事によって、腰を動かした時の負担の軽減を目的に行われます。

そのため強い炎症が発生しており、少しの動作で痛みが発生してしまうような状態の時には効果が高い事が多い印象を持っています。

しかし、逆に症状がある程度改善した後だと逆に固定すると痛くなるという意見もよく聞きます。

コルセットやサポーター、骨盤ベルトなどの固定の目的は、先ほども説明させていただいたように腰の動きを抑制して、動作時の負担を軽減する事です。

ただし、ある程度改善している正常な腰の場合であれば、固定は正常な動きを邪魔してしまう存在でもあるんです。

そのため、逆に症状が悪化してしまう可能性もあるんですね。

つまり、症状が辛い時は固定をして楽であったとしても、腰痛がある程度改善した後に固定をすると余計に症状が悪化する事もあるんです。

そのため、途中からであっても固定をして「楽」と感じないのであれば、固定をしているサポーターなどの使用は控えるようにして下さいね。
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固定は商品と人との相性も大きいため、さらしが最も効果が高い事が多い

サポーターやコルセットなどの話をしていると

「オススメの商品はありますか?」

といった質問もよくいただきます。

申しわけないのですが、商品とその人の体型との相性もかなり大きい事から、この部分に関しても実際に使用してみないと何とも言えません。

とある商品で固定した時はしんどかったのに、違う商品で固定した場合は楽だったという話もよく聞きます。

ただし、そういった商品との相性に関しては、「さらし」を使用すれば問題は解決すると思います。

「さらし」はその人の体型に合わせて固定する事ができ、尚且つ強度も自由に調節する事ができます。

個人的にも固定に関しては、「さらし」が最も効果の高い固定方法だと思っていますしオススメです。

ただし・・・

すごく面倒くさいです。

サポーターやコルセット、骨盤ベルトなどであれば、使用したい時やはずしたい時も非常に手軽に行えます。

「さらし」の場合は固定する時も、はずす時も非常に時間がかかります。

更にはずし終わった「さらし」をもう一度使うためには、再び巻きなおさなければいけません。

場合によっては洗濯も必要でしょう。

ですが、固定の効果や安定感に関してはどんな商品よりも「さらし」はオススメです。

使用には非常に面倒くさい物ですが、興味のある人は是非参考にして下さいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきますね。

卑怯な答えかもしれませんが、腰痛の人が固定するべきかどうかは人によって異なります。

単純に固定をしてみて楽だと感じるのであれば固定して生活して下さい。

固定がしんどいと感じるのであればしないようにして下さい。

人間の体は非常に正直ですので、自分の感覚を信じて下さいね。

また、固定を行って安静にしていれば軽症の腰痛であれば改善する事は珍しくない事だと思います。

ですが中にはそれだけで改善しない腰痛も多く存在します。

長期間に渡って症状が改善しない場合は、出来るだけ早く信頼出来る病院や治療院に相談するように心がけて下さい。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

どこに行っても治らないしつこい腰痛の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「固定するべき?腰痛にサポーターやコルセット、骨盤ベルトについて」のページの説明を終了させていただきますが、下記に腰痛に関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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