ページの先頭です

トップページ > 症状別解説一覧 > 漢方薬は脊柱管狭窄症に効果はあるのか?

漢方薬は脊柱管狭窄症に効果はあるのか?

kWoB2hTinFxbtXr1469979002_1469979039

脊柱管狭窄症の症状でお悩みの人の話を聞いていると

「先生、漢方薬は脊柱管狭窄症に効果はあるんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

漢方薬と聞くと何だが凄そうな印象を受けますが、結局どういった物なのか知らない人も多いと思います。

私は薬学の専門家ではありませんが、このページでは今までに患者さんで薬学関係のお仕事をされている人から聞いた話を中心に漢方薬の効果について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
スポンサーリンク


漢方薬の効果は判断しにくい

脊柱管狭窄症の症状で悩んでいた人であっても、「私は漢方薬を以前に飲んでいて症状が改善したよ」という人は一定数存在します。

しかし、そういった人達の話を注意深く聞いているとある共通点があります。

その共通点とは、長期間に渡って漢方薬を服用し続けて症状が改善したという部分です。

短い人でも半年から1年間。長い人では数年間にも及びます。

ここで一つ疑問なんですが、、、

それって本当に漢方薬の効果なんでしょうか?

人間には自分の体の異常をある程度なら改善する能力があります。あまり個人的に好きな言葉ではありませんが「自然治癒力」というものです。

脊柱管狭窄症の症状の重症度にもよりますが、半年も1年もたてば症状に変化があってもそこまで不思議な事ではないと思うんですよね。

もちろん、漢方薬を飲んでいたから症状が改善した可能性も否定は出来ませんが、私が知る限りでは漢方薬を飲んで劇的に症状の改善があったという話はあまり聞きません。

このように漢方薬の効果というのは非常に分かりにくいというのが現実なんですね。

漢方薬の成分は決して不思議な物ではない

私は薬の専門家でも漢方薬の専門家ではありませんが、今まで出会ってきた患者さんの中には薬学関係のお仕事をされている人もおられました。

その中のある患者さんは製薬会社や大学から依頼をうけて、薬品の成分や効能を調べたりされる珍しいお仕事をされている人でした。

非常に興味深いお仕事をされていましたので、その人には薬についてや漢方薬についても質問させてもらった事があります。

私がその患者さんにした質問は

「漢方薬が本当に効果があるのであれば、その成分を西洋医学的に調べたりはしていないんですか?」

といった内容の質問です。

その患者さんの答えは

「当然、もうとっくに漢方薬の成分は調べられていますよ。その結果、突き詰めていけば効果があると思われる成分は病院などで出されている薬の成分とほとんど一致しているんです」

という答えでした。

漢方薬という物はなんだか不思議な神秘的な印象をみなさんお持ちですよね?

(私もそういった印象を持ってきました)

しかし成分自体は病院で処方されている薬と大差はなく、決して不思議な物でなないんです。

天然物か合成されて作られたかの違いだけですね。

極端な事を言えば、もし漢方薬を飲み続けて症状が改善するのであれば、病院の処方している薬でも改善する可能性が高いという事になりますね。

もちろん、漢方薬にも数多くの種類があると思いますので、その全てが病院で出されているような薬と成分が似ているという事ではないんでしょうけども、どういった種類の漢方薬であっても、効果があると思われている成分は決して珍しいものではないらしいです。

また、科学的に立証はされていませんが、同じ成分でも合成物か天然物かによって効果に違いがあるという説も聞いた事があります。

こういった事がもし本当の事であるならば、中身が同じような成分であったとしても、病院が処方する薬と天然物の漢方薬では効果に違いがあるのかも知れないですね。

しかし過度に期待できる方法ではありませんし、漢方薬は高価な物も非常に多い印象を持っていますので、もし漢方薬での治療を考えているのであればこのページを参考に判断して下さいね。
スポンサーリンク


脊柱管狭窄症から発生している症状なのであれば、弱い刺激で行う治療が効果的

ここまでは、脊柱管狭窄症に漢方薬は効果があるのか?という疑問について私の意見を説明させていただきました。

こういった漢方薬などに興味を持つ場合は、脊柱管狭窄症の症状がなかなか改善せずにお困りの場合がほとんどだと思います。

もしあなたが現在感じているこれらの症状が脊柱管狭窄症が原因で発生しているのであれば、残念ながら一般的な病院や整骨院などで行われているマッサージや電気治療では改善しにくい症状のはずです。

脊柱管狭窄症のように、背骨の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合、その周辺には常に強い炎症が発生しています。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。

感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージやバキボキするような、比較的強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。(そちらの方が患者ウケは良いと思いますので)

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

脊柱管狭窄症のように、骨や軟骨の変形や神経の圧迫が痛みに大きく関わっていたとしても、その症状には筋肉の緊張状態や炎症の有無も痛みにはかなりの部分で関わっています。

強い刺激で行う治療では、強い炎症による過敏性が邪魔をして改善する可能性は低いと思いますが、弱い刺激で行う治療であれば、しっかり周辺の筋肉を動かし、血行を促進する事が出来れば炎症や筋緊張は軽減して症状が改善する事も珍しくありません。

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

症状によっては限界もありますが、私は脊柱管狭窄症の治療をそれなりに得意にしていますので。

以上で「漢方薬は脊柱管狭窄症に効果はあるのか?」のページの説明を終了させていただきますが、下記に脊柱管狭窄症に関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。
おすすめ記事


スポンサーリンク


脊柱管狭窄症に関しての記事

「脊柱管狭窄症の夜の痛みに有効な楽な寝方や寝る姿勢について」

「脊柱管狭窄症で発生する症状や軽度、重症度チェックについて」

「歩けない、歩くと痛い脊柱管狭窄症の人は無理やりでもウォーキングすべき?」

「脊柱管狭窄症の人が腹筋やスクワットなどの筋トレを行うリスク」

「ロキソニンやリリカが効かない脊柱管狭窄症について」

「脊柱管狭窄症は治るのか?自然治癒や改善する可能性は?」

「お風呂で温める効果は?脊柱管狭窄症と温熱療法について」

「脊柱管狭窄症は何科に相談するのがオススメなのか?」

「尿漏れや頻尿など脊柱管狭窄症と排尿障害との関係について」

「脊柱管狭窄症にマッサージやツボの指圧がオススメできない理由」

「猫背や前屈みはいけないのか?脊柱管狭窄症と正しい姿勢について」

「脊柱管狭窄症の人が日常生活でやってはいけない気をつける事や禁忌について」

「手足に力が入らない運動障害や筋力低下と脊柱管狭窄症との関係について」

「脊柱管狭窄症の人が重いものを持つ時の注意点」

「雨や天気、気圧の変化によって脊柱管狭窄症の症状が悪化してしまう理由」

「脊柱管狭窄症の手術のリスクや術後の予後や後遺症に関して」

「デスクワーク時の脊柱管狭窄症の人の椅子の座り方やクッションについて」

「脊柱管狭窄症の悪化とアルコールやお酒、飲酒との関係とは」

「サポーターやコルセットによる固定は脊柱管狭窄症に効果はあるのか?」

「脊柱管狭窄症の症状の急性期と慢性期との違いは?」

「整体や整骨院で脊柱管狭窄症は治るのか?治りにくい理由」

「脊柱管狭窄症になりやすい人となりにくい人の条件とは?」

「肥満や体重の増加、太りすぎは脊柱管狭窄症に関係するのか?」

「脊柱管狭窄症の症状や痛む場所が移動したり変化する理由」

「足が上がらない、つま先立ちができない症状と脊柱管狭窄症との関係」

「脊柱管狭窄症とお尻や太ももの痛みや痺れとの関係」

「インソールや足底板は脊柱管狭窄症に効果はあるのか?」

「脊柱管狭窄症の人はぎっくり腰になりやすい?」

「冬の寒い日や季節の変わり目に脊柱管狭窄症の症状が悪化しやすい理由」

「ソファや座椅子が脊柱管狭窄症にオススメ出来ない理由」

「脊柱管狭窄症と膝の痛み、膝裏の痛みとの関係」

「ヨガやピラティスは脊柱管狭窄症に効果はあるのか?」

「脊柱管狭窄症とふくらはぎやスネの痛み痺れ、こむらがえりとの関係について」

「正座は脊柱管狭窄症の人にとって楽な姿勢なのか?」

「脊柱管狭窄症の人が寝返りする時の注意点」

「寝ると痛い脊柱管狭窄症の人は仰向け、横向き(側臥位)、うつ伏せ、どれが楽なのか?」

「脊柱管狭窄症の症状と肉離れや筋肉痛との違い」

「低周波などの電気治療は脊柱管狭窄症に効果はあるのか?」

「脊柱管狭窄症の間欠性跛行は正しい歩き方で改善するのか?」

「整形外科で行われる牽引などのリハビリは脊柱管狭窄症に効果はあるのか?」

「脊柱管狭窄症と肩こりや首、肩甲骨や背中の痛みとの関係」

「運動不足は脊柱管狭窄症の原因になるのか?」

「脊柱管狭窄症の人が体や腰を反らしたり背伸びをすると痛い理由」

「年寄りや高齢者の脊柱管狭窄症は寝たきりになるリスクも大きい!?」

「脊柱管狭窄症にストレッチや体操を行うと悪化する事も多い?」

「ふらついたり頻繁に転倒しそうになる脊柱管狭窄症は要注意?」

「脊柱管狭窄症と足裏や踵の痛みや痺れとの関係」

「サプリメントや健康食品は脊柱管狭窄症に効果はあるのか?」

「脊柱管狭窄症と手や腕の痛みやしびれとの関係」

「息切れや息苦しいなどの呼吸困難と脊柱管狭窄症との関係」

「ブロック注射の効果を感じない脊柱管狭窄症の人はどうするべきか?」

「脊柱管狭窄症は体が熱く感じるなどの感覚障害が発生する事もある?」

「飲み込みにくいなどの嚥下障害や顔の痛みと脊柱管狭窄症との関係」

「脊柱管狭窄症の症状を悪化させない為の予防法や対策とは?」

「骨盤矯正は脊柱管狭窄症との相性が悪い?悪化する可能性も」

「脊柱管狭窄症を放置して悪化するとどういった症状が発生するのか?」

「くしゃみや咳など風邪や発熱によって脊柱管狭窄症が悪化する理由」

「脊柱管狭窄症と坐骨神経痛との違いとは?」

「鬱や精神的ストレスは脊柱管狭窄症の症状の悪化に関わる?」

「脊柱管狭窄症と股関節や鼠径部の痛みとの関係」

「水泳や水中ウォーキングは脊柱管狭窄症に効果はあるのか?」

「体の痙攣や震える症状と脊柱管狭窄症との関係」

「脊柱管狭窄症の人の靴選びについて」

「脊柱管狭窄症と足の痛みやしびれ、むくみとの関係」

「片側や片足など脊柱管狭窄症の症状の左右差について」

「脊柱管狭窄症の症状でまともに起き上がれない人の楽な起き上がり方」

「脊柱管狭窄症と似た病気や症状について」

「突然いきなり脊柱管狭窄症の症状が発生する理由」

「脊柱管狭窄症の症状で夜眠れない人向けにオススメのマットレスについて」

「車の運転中に脊柱管狭窄症の人が気をつけたい注意点」

「変形性膝関節症や変形性股関節症と脊柱管狭窄症との関係について」

「脊柱管狭窄症は遺伝が関係するのか?」

「足の冷えや冷感を感じるのは脊柱管狭窄症から発生している知覚異常?」

地図イメージ

豊中市の整体、整骨院
よしだ柔整治療院

【住所】大阪府豊中市南桜塚2-7-1-114 ユニハイム桜塚
【アクセス】阪急電鉄宝塚本線 曽根駅 徒歩7分
【ご相談・ご予約】06-6858-3458
※当院は予約制です 【営業時間】月~金 9:00~12:00 / 13:00~20:00 土曜 9:00~12:00
【定休日】日曜、祝日、土曜日の午後
>>場所・行き方はこちら

【このホームページは私が書いています】

院長 吉田

よしだ柔整治療院
院長のプロフィール

患者さんの声

当院の風景

症状別解説

よくある質問

メールでのお問い合わせ

友だち追加
※LINEでも予約可能です

サイトメニュー

Information

外観

営業時間
平日 9時~12時/13時~20時
土曜 9時~12時
定休日
日曜、祝日、土曜日の午後
所在地
〒561-0882 大阪府豊中市南桜塚2-7-1-114 ユニハイム桜塚
電話番号
06-6858-3458
代表者
吉田 隼