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飲み込みにくいなどの嚥下障害や顔の痛みと脊柱管狭窄症との関係

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脊柱管狭窄症の症状でお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私は物を飲み込んだ時に飲み込みにくいなどの嚥下障害を感じたり、顔に痛みや痺れのような違和感を感じる事があるんですが、こういった症状は脊柱管狭窄症と何か関係あるんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

このように脊柱管狭窄症と診断された人の中には、物を飲み込みにくく感じる嚥下障害や、顔に痛みや痺れのような違和感を感じる人はさほど珍しくなく、そのため脊柱管狭窄症との関係性に疑問を持っている人も多いと思います。

そこでこのページでは、飲み込みにくいなどの嚥下障害や顔の痛みと脊柱管狭窄症との関係について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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首の神経圧迫が発生している場合は嚥下障害や顔の痛みなどを感じる事がある

ご存知の人も多いと思いますが、脊柱管狭窄症とは神経が通っている脊柱管の変形によって中の神経を圧迫してしまい発生する疾患です。

人によって脊柱管狭窄症が発生している部位は異なりますが、腰周辺に発生している人が多い事から腰の神経を圧迫する事によって腰や足に症状が発生する人が多い印象を持っています。

しかし、脊柱管狭窄症が発生している部位が腰周辺に多いというだけで、他の部位に発生する事も決して珍しい事ではありません。

頚椎(首の骨)に脊柱管狭窄症による神経圧迫が発生している場合は、実はこういった物を飲み込みにくいなどの嚥下障害や、顔の痛みや違和感などの症状を感じる事があります。

顔や喉を支配している神経の一部は、三叉神経(さんさしんけい)という神経として一部が首の骨を通っています。そのため首の骨で神経を圧迫させて発生する症状の中には、こういった喉の痛みや異物感などの違和感を発生させたり、顔に痛みや違和感を発生させたりする事があるんです。

こういった話をすると

「先生、でもお医者さんの画像診断によると私の脊柱管狭窄症は腰周辺に発生していて首には発生していないと言われたんですが」

といった話をよく聞きます。

脊柱管狭窄症が首に発生している場合は分かりやすいんですが、腰に発生していても首には発生していないと言われる人も多いと思います。

ただし、レントゲンやMRIなどの画像診断は非常に参考になりますが絶対ではありません。

画像上は大した事はなくても、実際に手術をしてみたら強い神経圧迫が見つかったなどの話は決して珍しい事ではないんですね。

(これは実際にお医者さんに聞いた事のある話です)

画像上は問題がなかったとしても、脊柱管狭窄症は広範囲に神経圧迫を発生させやすい疾患でもありますので、脊柱管狭窄症と診断された人の場合で物を飲み込みにくいなど喉の異物感や、顔の痛みや違和感などの異常を感じる人は首の神経圧迫を疑った方が良いかと思います。

喉や顔の異常を感じた時はまずは精密検査を受診しましょう

上記では首の神経を圧迫してしまうと、嚥下障害や顔の症状を発生させる事があると説明させていただきました。

そのため、脊柱管狭窄症の神経圧迫が広範囲に発生している場合は、飲み込みにくいなどの嚥下障害や顔の症状を発生させてしまう事はさほど珍しい事ではありません。

しかし、喉の症状や顔の症状を発生させる場合は、別の病気などでも発生する可能性のある症状でもあります。

首の神経圧迫も非常に厄介な疾患ではありますが、決して命に関わるような疾患ではありません。

しかし、他の病気は場合によっては命に関わる病気ですので、喉や顔の症状を感じた時にはまずは精密検査を受診するように心がけて下さい。

その結果、どこにも異常が見当たらないのであれば、その症状は首の神経圧迫が関わっている可能性が高いと思いますので信頼できる治療院で首の治療を行ってくださいね。
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脊柱管狭窄症から発生している症状なのであれば、弱い刺激で行う治療が効果的

ここまでは、脊柱管狭窄症は広範囲に神経圧迫を発生させやすい疾患であり、首の神経圧迫が関わる場合は喉の違和感や嚥下障害、顔の痛みや違和感を発生させる事もあるという説明をさせていただきました。

もしあなたが現在感じているこれらの症状が脊柱管狭窄症が原因で発生しているのであれば、残念ながら一般的な病院や整骨院などで行われているマッサージや電気治療では改善しにくい症状のはずです。

脊柱管狭窄症のように、背骨の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合、その周辺には常に強い炎症が発生しています。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。

感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージやバキボキするような、比較的強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。(そちらの方が患者ウケは良いと思いますので)

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

脊柱管狭窄症のように、骨や軟骨の変形や神経の圧迫が痛みに大きく関わっていたとしても、その症状には筋肉の緊張状態や炎症の有無も痛みにはかなりの部分で関わっています。

強い刺激で行う治療では、強い炎症による過敏性が邪魔をして改善する可能性は低いと思いますが、弱い刺激で行う治療であれば、しっかり周辺の筋肉を動かし、血行を促進する事が出来れば炎症や筋緊張は軽減して症状が改善する事も珍しくありません。

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

症状によっては限界もありますが、私は脊柱管狭窄症の治療をそれなりに得意にしていますので。

以上で「飲み込みにくいなどの嚥下障害や顔の痛みと脊柱管狭窄症との関係」のページの説明を終了させていただきますが、下記に脊柱管狭窄症に関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。
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