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右肩(腕や手)、左肩だけ頚椎症や頸椎ヘルニアの症状が片方に偏る理由

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頚椎症や頚椎ヘルニアの症状でお悩みの人の話を聞いていると

「症状が右肩や右腕や右手など片方に偏るんですがこれっておかしいでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

このように頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が片方だけに偏って発生している事を不安に感じる人は結構多いんですね。

実は頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が右肩や右腕や右手だけ、もしくは左肩や左腕や左手だけというように、どちらか片方だけに症状が偏るというケースは決して珍しい話ではありません。

そこでこのページでは、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が右肩や右腕や右手、左肩や左腕や左手など片方に偏ってしまう理由について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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頚椎ヘルニアによる神経圧迫は基本的に片側にしか発生しない

ご存知の人も多いと思いますが、頚椎症や頚椎ヘルニアは首の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

もっと具体的に説明すると、頚椎ヘルニアは椎間板という首の骨の間にある軟骨が変形して近くの神経の出入り口を圧迫して発生する疾患です。

この首の骨から肩や腕や手など各地に伸びている神経の出入り口は左右一か所ずつ存在しています。

頚椎ヘルニアはその左右 一箇所ずつある神経の出入り口のどちらか片方を圧迫して発生する疾患なので、症状が片方に偏る事はむしろ普通の事なんです。

もう一度言いますが、神経圧迫によって発生する神経痛はむしろ片方に症状が偏る事が普通の事なんです。

症状が右肩や右腕や右手だけ、もしくは左肩や左腕や左手だけというように片方に偏る事を不思議に感じたり不安に感じている人は意外と多いのですが、片方に症状が偏る事は珍しくないのであまり過剰に不安にならないように注意して下さいね。
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右と左の両方に症状がある時は神経圧迫が複数ある可能性が高い

ここまでは頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が右肩や右腕や右手、もしくは 左肩や左腕や左手のようにどちらか片方に偏る理由について説明させていただきました。

頚椎症や頚椎ヘルニアによる神経圧迫が一か所の場合は、発生する症状は右か左か片方に偏る事が普通で何もおかしな話ではありません。

ただし、中には頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している症状が片方に偏るのではなく両方に発生しているケースもあります。

この場合はどういった事が考えられるのか?

先ほども説明したように一か所の神経圧迫は右か左かどちらかに偏る事が多いので、両方に症状が発生している場合は神経圧迫が発生している場所が複数存在している可能性が高いという事になります。

そのため、両方に症状を感じるというのはあまり嬉しい話ではありません。

両方に症状が出ているから重症で、片方の症状だけであれば軽症という話ではないんですが、、、

ただ頚椎症や頚椎ヘルニアの将来的な事を考えると、両方に症状が出ている人の方が片方に症状が偏っている人よりも少し心配です。

頚椎症や頚椎ヘルニアは軽症例から重症例までかなり幅広い症状を発生させます。

軽症であれば日常生活にほとんど支障は発生しませんし、場合によっては症状がゼロになる事も珍しくありません。

ただし重症化すると夜もまともに眠れなくなるような激痛などが発生し日常生活に大きな支障が発生します。

そのため、頚椎症や頚椎ヘルニアはとにかく重症化させない事が重要な疾患なんですね。

そして、片方だけに症状が偏っている人よりも両方に症状が発生している人の方が将来的に重症化する可能性は少し高いと思います。

両方に症状が発生している人の方が将来的に少し心配になる理由は単純です。

首のどこかに発生している神経圧迫という爆弾を抱えている訳ですが、抱えている爆弾の数が一つの人よりも複数の爆弾を抱えている人の方がどこかで爆発する可能性が高いので危ないですよね?

やっぱり一か所だけよりも複数も神経圧迫が発生している人の方が少し危ないんですよね。

このページを読んでいる人は右肩や右腕、もしくは左肩や左腕など症状が片方に偏っている事を疑問に感じたり不安に思っている人が多いと思います。

でも片方に偏っている事は普通の事ですし両方に症状が出ている方が心配やリスクは少し大きいので、もし症状が片方だけに偏っている場合は、その事に対して過剰に不安にならないようにして下さいね。

片方に症状が偏っている状態を放置すると反対側にも症状が発生する事も多い

頚椎症や頚椎ヘルニアによる神経圧迫は右か左に症状が偏る事が多く、両方発生している場合は神経圧迫が複数発生している可能性が高いという説明をさせていただきました。

症状の重症度によって話は変わってきますが、基本的に神経圧迫が複数存在している事はあまり良い事ではありません。

頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が片方に偏っているという事は、まだ神経が圧迫されている箇所は一つである可能性が高いんです。

ただしこの片側だけに偏っている症状を放置してしまうと、反対側にも症状が発生してしまう事も珍しくありません。

つまり一か所の神経圧迫から発生している症状を放置してしまうと、神経圧迫の場所が複数に増えてしまうという事です。

何故そんな現象が発生するのかを説明させていただきますね。

例えば右肩や右腕など症状が右側だけに偏っている状態を放置すると、逆側の左の首や肩や腕に大きな負担が加わります。

右肩や右腕が痛い場合は、それをかばう為に意識的にも無意識的にも逆側の左腕などに大きな負担をかけてしまうからです。

これはもう絶対にそうなります。

誰だって痛いのは嫌なので、どうしても痛くない方の腕などを多く使うようになってしまうからです。

その結果、反対側に大きな負担が加わりその影響で新しい神経圧迫が作られてしまうんですね。

何度も言うように神経圧迫の場所が複数出来てしまう事は絶対に良くない事なので、もし現在の症状が片方に偏っているなら出来るだけ早めに治療やリハビリを受けて症状の改善を目指して下さい。

片側が痛い状態が長期間続くと、逆側にも神経圧迫が作られて両方に症状が発生する事も珍しくないので注意して下さいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が右肩や右腕や右手、もしくは左肩や左腕や左手など片方に偏る事は珍しい話ではありません。

頚椎ヘルニアは左右一か所ずつある神経の出入り口のどちらかを圧迫してしまう事が多いので、むしろ症状が片方に偏る事は当たり前なんです。

ただし、神経圧迫が複数ある場合は両側に症状が発生する事もあります。

片側に症状が偏っている状態と両方に症状が発生している状態に優劣はつけにくいですが、将来的な事を考えると両方に症状が発生している方が少し厄介です。

片方だけに偏った症状であっても、その状態を放置してしまうと反対側にも神経圧迫が発生する可能性が高くなるので、心当たりがある人はできるだけ早めに信頼できる医療機関で治療やリハビリを受けるようにしてください。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが頚椎症や頚椎ヘルニアの治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも頚椎症や頚椎ヘルニアに特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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