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歯、喉、目、胸の痛みや顔の痺れと頚椎症、頚椎ヘルニア

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頚椎症や頚椎ヘルニアの症状でお悩みの人の治療をしていると

歯の痛みや目の痛み、 喉の違和感や胸の痛みや顔の痛みやしびれなどなど、顔周辺に何らかの症状が発生しているお困りの人が結構います。

意外と思われる人も多いかも知れませんが、実は頚椎症や頚椎ヘルニアは顔周辺に何らかの症状や違和感が発生する事が珍しくない疾患なんです。

そこでこのページでは、頚椎症や頚椎ヘルニアと歯の痛みや違和感、目の痛みや違和感、喉の違和感や胸の痛みや顔の痛みやしびれなどとの関係について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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頚椎症や頚椎ヘルニアと歯、目、喉、胸、顔の痛みやしびれとの関係

ご存知の人も多いと思いますが、頚椎症や頚椎ヘルニアは首の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

そして圧迫された神経が支配している場所に痛みやしびれなどの症状を発生させます。

首の骨を通っている神経は首や肩や腕や背中や手など、主に上半身を支配している神経です。

そのため、首の骨の変形によって発生する頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は、首や肩や腕や背中や手などの上半身のどこに発生してもおかしくないんですね。

それでは冒頭に説明した歯や喉や目や胸など、顔周辺を支配している神経も首の骨を通っているのか?

実は顔周辺を支配している神経は三叉神経(さんさしんけい)と呼ばれており、首の骨を直接通っている神経ではないんですね。

本来であれば頚椎症や頚椎ヘルニアによって顔周辺に症状が発生する事は考えにくい現象なんです。

ただし、実際に頚椎症や頚椎ヘルニアの患者さんの中に歯の痛みや目の痛み、喉の痛みや胸の痛みなど、顔周辺に何らかの症状が発生している事は珍しくありません。

少し仮説も入りますが、頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で顔に症状が発生する理由についてここから説明させていただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアは症状が重症化すればするほど首周辺の炎症反応が強くなります。

炎症反応は近くの神経を興奮させて感覚を過敏にさせたり、その神経機能に異常を発生させてしまいます。

炎症反応は強くなると「近く」の神経を興奮させますが、この「近く」という言葉が重要なんです。

顔周辺を支配している三叉神経は首の骨を直接通っていませんが、首の近くを通っている神経ではあるんです。

つまり、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が重症化して首周辺の炎症反応が強くなると、首の近くを通っている三叉神経の機能にも異常を発生させてしまう可能性が高いんですね。

これが頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で顔周辺に症状が発生する理由だと思います。

ちなみに余談ではありますか、このように炎症反応が強くなる事によってその近くに何らかの症状が発生するケースは実は珍しい話ではありません。

例えば腰のヘルニアなどをお持ちの患者さんが、胃腸炎などでお腹を壊すと腰痛や腰のヘルニアの症状が悪化してしまうケースはよくあります。

胃腸炎などお腹を壊している状態というのは胃腸に強い炎症反応が発生するので、その影響で近くの腰などの神経機能に悪影響が出てしまうんですね。

少し話が脱線してしまいましたが、頚椎症や頚椎ヘルニアの話に戻ります。

頚椎症や頚椎ヘルニアが重症化した事によって発生した炎症反応の影響で、顔周辺に何らかの症状が発生する事はあるんですが、全ての症状の原因が頚椎症や頚椎ヘルニアと断定できるものではありません。

そこでここからは、頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生している顔周辺に発生している症状の特徴と注意点について簡単に説明させていただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生している歯の痛みの特徴

まずは頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生している歯の痛みの特徴について説明させていただきます

頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は基本的に右側か左側のどちらかに偏っている人が非常に多いので、歯の痛みも右側か左側のどちらかに痛みが偏ってるケースがほとんどです。

あと明確に痛みが発生している歯が分かっていない事も珍しくありません。

「この歯が痛い!」というよりも「この辺が痛い」というように痛む場所が何だかぼんやりしている事が多いんですね。

細かく話を聞いていると歯の痛みだけではなく歯茎の痛みを感じているケースも多いです。

また、痛みだけではなく歯が浮いた感じや歯茎が浮いているという表現の違和感を感じる人も非常に多い印象を持っています。

どういった症状であっても歯に何らかの問題を感じた場合は歯医者に相談すると思いますが、歯医者で検査をして何の異常も見つからないのに症状を感じる場合は、高い確率で頚椎症や頚椎ヘルニアが関わっていると思います。

そのため歯に何らかの症状を感じた時はまず歯医者に相談して下さい。

歯医者で何の異常も見つからない場合は、頚椎症や頚椎ヘルニアを疑って首の治療を行うようにしましょう。

ただし、一つ注意してほしい事があります。

非常に稀なケースではあるんですが、歯に僅かなヒビが入っている場合はレントゲンでは見つけられにくく、検査で異常なしと診断される事もあるようです。

私も実際に今まで二人しかそういった患者さんを診た事がないんですが、レントゲンで異常なしと診断されても異常が隠れている事もあるので注意して下さい。

この歯の僅かなヒビを発見できるのは、かなりの熟練したお医者さんしか見極められないそうです。

ちなみに二人しか診ていないのであまり参考にならないかもしれませんが、歯にヒビが入っている人の痛みの特徴は、ブドウの皮や鳥の皮のように柔らかくて滑りやすい物を噛んだ時が最も痛みが強くなるようです。

どこまで参考になるか分かりませんが、もし心当たりがある人は注意するようにしてくださいね。

頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生している目の痛みの特徴

次は頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生している目の痛みの特徴について説明させていただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生している目の痛みの特徴は、眼球や目周辺よりも目の奥が痛いというケースが多い印象を持っています。

また、頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で目に異常が発生する場合は、痛みだけではなく様々な違和感を発生させるケースが多いです。

例えば目がかすんだりぼやけて見えたり、目の焦点が合いにくいといった違和感が発生する人も珍しくありません。

頚椎症や頚椎ヘルニアの治療を行うと視界がクリアになったり物が見えやすくなったという人も多いので、目に発生する異常は目の痛みだけではないんですね。

ただし、当然ですが全ての目の痛みや違和感の原因が頚椎症や頚椎ヘルニアという訳ではありません。

そのため、もし目に何らかの異常を感じたのであればまずは眼科に相談するようにしてください。

眼科に相談しても何も異常が見つからないのであれば、その目の症状は頚椎症や頚椎ヘルニアが関わっている可能性が高いので首の治療やリハビリを行ってくださいね。

頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生する喉の痛みや違和感の特徴

次は頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生する喉の痛みや違和感の特徴について説明させていただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で喉に何らかの症状が発生する場合、その症状は痛みというよりも違和感であるケースが多いと思います。

具体的には喉の異物感などを感じる人が多い 印象ですね。

例えば、飲み物を飲んだ時や食べ物を食べた時に喉に引っかかりを感じるというような症状の事です。

喉の痛みを感じる人も稀にいますが、頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で喉に何らかの症状が発生する場合、喉の異物感や引っかかりなどの症状である事がほとんどです。

そのためこういった症状に心当たりがある人は、頚椎症や頚椎ヘルニアを疑って首の治療をする事をオススメします。

ただし似たような注意点を何度も言いますが、喉の異物感や痛みが他の深刻な病気の症状の可能性もゼロじゃないので、なかなか改善しない場合は早めに精密検査を受けるようにしてくださいね。

頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生する胸の痛みの特徴

次に頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生する胸の痛みの特徴について説明させていただきます。

実は胸の上部に関しては首の骨を通っている神経が一部支配していますので、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状として胸に痛みが発生する事はおかしな事ではありません。

痛みが発生する場所は、鎖骨周辺から鎖骨の数センチ下辺りに集中する事が多い印象を持っています。

また、胸が痛い場合は胸周辺の筋肉が緊張して胸が締め付けられるので、その影響で呼吸がしにくいという症状を感じる人が多いのも特徴です。

実際に頚椎症や頚椎ヘルニアの治療をして胸周辺の痛みや違和感が改善すると、息が吸いやすくなったという感想を話す人も多いので、胸の痛みと呼吸のしんどさは同時に発生する事が珍しくありません。

呼吸が辛くて胸に痛みを感じると心臓などの病気を疑って不安になる人も多いと思いますが、頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生する事は珍しくないのであまり大げさに怖がらないようにして下さい。

ただし、胸の痛みというのは内臓系の痛みでも発生するケースが稀にあるので、なかなか改善しない場合は精密検査を受ける事も忘れないで下さいね。

頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生する顔の痛みやしびれの特徴

最後に、頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生する顔の痛みやしびれの特徴について説明させていただきます。

正直に言うと、頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生している顔の痛みやしびれの特徴って特に思いあたらないんですよね。

それほど珍しい症状ではないですし顔であればどこに発生してもおかしくないです。

口周りや顎周辺、頬やおでこ、目元周辺に頭頂部に発生する事もあります。

耳周辺に発生する事は珍しいですかね。

顔の痛みやしびれに関しては脳梗塞の初期症状として発生する事もあるので、その可能性を考慮したり注意する事が重要になると思います。

脳梗塞が原因で顔に痛みやしびれが発生する場合は、会話中に呂律が回りにくかったり、水を飲んだ時に口から水がこぼれたりなどの症状が同時に発生する事が多いので、そういった脳梗塞の症状が他にも発生しているかどうかは注意して確認してください。

少しでも脳梗塞の疑いを感じた場合は、とにかく早めに脳の精密検査を受けて下さいね。

脳の精密検査を受けて何の異常もないのであれば、その顔の痛みやしびれは頚椎症や頚椎ヘルニアの疑いが大きいので首の治療を行うようにしましょう。
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頚椎症や頚椎ヘルニアの治療は弱い刺激で行う優しい治療がオススメ

ここまでは歯の痛みや目の痛み、喉の違和感や胸の痛みや顔の痛みしびれと頚椎症や頚椎ヘルニアとの関係について説明させていただきました。

これらの症状が頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生しているのであれば、頚椎症や頚椎ヘルニアの治療を適切に行えば症状が改善する事は珍しくありません。

ただし治療やリハビリの内容は注意が必要です。

先ほども説明しましたが、歯や目や喉や胸など顔周辺に何らかの症状が発生している場合は、首周辺に強い炎症反応が発生している可能性が高いんです。

炎症反応は近くの神経を興奮させて感覚を過敏にさせてしまうという特徴を持っています。

感覚が過敏になると、通常であれば何でもないような弱い刺激や少ない負担でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

この感覚の過敏性が治療やリハビリをする時に非常に厄介な障害になります。

感覚が過敏になっているので、マッサージやストレッチのような強い刺激の治療やリハビリは負担になりやすく、逆に症状が悪化してしまう可能性が高いんです。

そのため、頚椎症や頚椎ヘルニアの治療を行う時はできるだけ弱い刺激で行う優しい治療がオススメになるんですね。

ちなみに頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が重症化していればいるほど、炎症反応も強くなって感覚の過敏性も鋭くなるので、選択する治療やリハビリは弱い刺激で行う優しい治療が有効になります。

歯や目や喉や胸など、顔周辺に痛みや違和感が発生している時点で炎症反応が強くなっている証拠なので、こういった症状に心当たりがある場合は優しい治療を選択した方が無難です。

頚椎症や頚椎ヘルニアの治療やリハビリは本当に些細な事が原因で症状が悪化してしまうケースが多いので、治療院を選ぶ時は注意して下さいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

歯の痛みや目の痛み、喉の違和感や胸の痛みや顔の痛みしびれは、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が重症化して炎症反応が強くなった時に発生しやすい症状です。

炎症反応が強くなると感覚が過敏になる特徴があるので、治療をする時は出来るだけ弱い刺激で行う優しい治療を選択するようにして下さい。

また、顔周辺の症状は他の疾患や病気の可能性もゼロじゃないので、なかなか治らない時はそれぞれの専門医に相談する事も忘れないで下さいね。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが頚椎症や頚椎ヘルニアの治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも頚椎症や頚椎ヘルニアに特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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