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発熱や風邪をひくと悪化する頚椎症や頚椎ヘルニア

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頚椎症や頚椎ヘルニアの症状でお悩みの人の話を聞いていると

「発熱して風邪で寝込んでいると症状が悪化してしまいました」

といったお話をよく聞きます。

この患者さんのように発熱や風邪をひいた事がきっかけで、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化するケースはそれほど珍しい事ではないんです。

そこでこのページでは、頚椎症や頚椎ヘルニアの患者さんが発熱や風邪をひいて症状が悪化してしまう理由について簡単に説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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発熱や風邪で頚椎症や頚椎ヘルニアが悪化してしまう理由

ご存知の人も多いと思いますが、頚椎症や頚椎ヘルニアは首の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

大元の原因は首周辺での神経圧迫になりますが、症状の発生には筋肉の緊張や炎症反応の有無など様々な要素が実は複雑に絡み合っています。

簡単に説明すると、筋肉の緊張や炎症反応が強ければ強いほど頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は重症化しやすい傾向があるんです。

筋肉の緊張や炎症反応は関節に大きな負担をかけたり、軟骨が損傷したり痛みを感じた時などに強くなってしまいます。

首の関節にとって大きな負担が加わると筋肉の緊張や炎症反応が強くなり、その影響で頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は悪化してしまうんですね。

また、炎症反応に関しては体温が上がり過ぎてしまうと発生しやすくなるという特徴も持っています。

これは体の中で炎症反応が作られる化学反応には一定の熱が必要と考えられているので、体の体温が上がりすぎてしまうと炎症反応が強くなってしまうんです。

そのため、炎症反応が症状の発生に大きく関わっている疾患の場合は、体を温め過ぎてしまうと症状が悪化してしまう事があるんですね。

ちなみに頚椎症や頚椎ヘルニアは骨や軟骨の変形が関わっており、神経圧迫の周辺に炎症反応が発生しやすい疾患の一つでもあります。

そのため頚椎症や頚椎ヘルニアの症状の場合は、お風呂などで体を温め過ぎてしまうと症状が悪化してしまう事が実は珍しくありません。

さて、ここまで説明すれば分かった人も多いと思いますが 、発熱や風邪をひいて頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化してしまう理由も、発熱の影響で体温が上がり炎症反応が強くなった事が原因で発生しているんです。

ただし風邪をひいて発熱する事自体は、体内に入ってきたウイルスと戦っている正常な反応なので決して悪い事ではありません。

発熱して体温が上がると頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化する可能性が高まりますが、だからと言って風邪をひいている時に薄着になったりはしないで下さいね。

風邪をひいて発熱した時は、熱さましなどの薬を適切に服用すれば頚椎症や頚椎ヘルニアの症状の悪化を防ぐ事にも繋がるので、薬を飲んでしっかりと体を休めるようにしましょう。

頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が重症化する事によって発熱する事もある

発熱や風邪をひいて体温が上がる事により炎症反応が強くなり、それが頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化する理由だという説明をさせていただきました。

稀てはあるんですが、実はこの逆の反応が発生する事もあります。

逆の反応とは、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が急激に重症化した事によって体が発熱してしまうという現象です。

先ほども言ったように炎症反応の発生には一定の熱が必要になりますので、炎症反応が強くなると体が熱くなってしまう事があるんですね。

例えば足首の捻挫の場合は足首を触ったら腫れと共に熱感を感じる事があると思いますが、これも急激な炎症反応の発生の影響で体が熱くなってしまっているんです。

また、ぎっくり腰なども急激に炎症反応が強くなる疾患なので、腰周辺が熱くなったり発熱する事もあります。

頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が急激に重症化してしまうと、体の中の炎症反応が急激に強くなる影響で体が発熱してしまうケースがあるんですね。

強い痛みと同時に体が発熱すると不安になる人が多いと思いますが、この場合の発熱は一時的なものである事が多く、ほとんどの場合は1日もすれば治まるので心配しなくても大丈夫です。

ただし、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が重症化している事は大きな問題なので、出来るだけ早めに信頼できる医療機関で治療やリハビリを受けて下さいね。
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発熱や風邪による症状の悪化は安静にすれば一時的である事が多い

発熱や風邪で頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化してしまう事は珍しくないんですが、風邪の病み上がりの時点でしっかり安静にできれば、その症状の悪化も一時的ですぐに改善する事も珍しくありません。

ただし、症状の悪化が一時的に収まるケースはしっかりと病み上がりの時に安静に出来た場合だけです。

発熱や風邪が治ったタイミングで頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化している時に、すぐにいつも通りの生活に戻してしまうと悪化した症状が続いてしまう事も多いんですね。

そのため、発熱や風邪によって頚椎症や頚椎ヘルニアが悪化してしまった場合は、いつも以上に安静にする事を心がけてほしいんです。

例えば仕事や家事などやらなければいけない事はたくさんあると思いますが、後回しにしても良い事はどんどん後回しにして下さい。

安静にするというのは言葉で言うのは簡単ですが、やりたい事を我慢しなければいけませんし周りの人間にも迷惑をかけますし、実は実践するのは結構難しかったりします。

でもこの病み上がりのタイミングでしっかり安静にしたか?すぐにいつも通りの生活に戻したか?によってその後の頚椎症や頚椎ヘルニアの症状の経過が本当に大きく変わりますので安静を意識した方が良いです。

安静にする事は色々な我慢が必要になりますが、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化した状態が続く方が結果的に大変な目にあいますし周りの人にも迷惑をかけてしまいます。

まあしつこく何度も言いますが、しっかり安静にできれば発熱や風邪による症状の悪化はすぐ改善する事が多いので、出来るだけ無理をしないように意識して下さいね。

もし発熱や風邪が治ってしばらくたっているのに症状が改善しないのであれば、その症状は一時的なものじゃなくなっているので、早めに信頼できる医療機関で治療やリハビリを受けるようにして下さい。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアの症状の発生には筋肉の緊張や炎症反応の有無なども大きく関わっています。

炎症反応は体の体温が上がりすぎると強くなってしまう特徴を持っているため、発熱や風邪の影響で体温が上がってしまうと頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化してしまうケースがあるんです。

発熱や風邪の病み上がりの時点でしっかりと安静にする事ができれば、症状の悪化も一時的であるケースが多いんですが、すぐにいつも通りの生活に戻してしまうと悪化した状態が継続してしまうので注意してください。

もし 症状が悪化してなかなか治らない場合は、できるだけ早めに信頼できる医療機関で治療やリハビリを行うようにしてくださいね。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが頚椎症や頚椎ヘルニアの治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも頚椎症や頚椎ヘルニアに特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
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