ページの先頭です

トップページ > 症状別解説一覧 > お風呂に入って温めるべき?頚椎症や頚椎ヘルニアなど首の神経痛の場合

お風呂に入って温めるべき?頚椎症や頚椎ヘルニアなど首の神経痛の場合

_kUOm0LoEVz6FMH1467128850_1467128932

頚椎症や頚椎ヘルニアなど首から発生する神経痛でお悩みの人の話を聞いていると

「お風呂に入って温めても良いんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

この患者さんのように頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が出ている人の中には、お風呂に入って大丈夫なのか疑問を感じている人は多いと思います。

そこでこのページでは、頚椎症や頚椎ヘルニアなど首から発生している神経痛の人は、お風呂に入って体を温めても大丈夫なのかどうかについて説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
スポンサーリンク


普通にお風呂に入る事は問題無いが長風呂は危険

頚椎症や頚椎ヘルニアの患者さんにお風呂に入っても良いのか?という質問をいただいた時は、私は次のように答えます。

「普通に入るのであれば何の問題もありませんが、長風呂は避けましょう」

なんだか中途半端な答えですね。

普通に体を洗って軽く湯船に浸かる程度なのであれば、お風呂は頚椎症や頚椎ヘルニアの人にとって何の問題もありません。

ただし、長風呂は少し危険なんです。

頚椎症や頚椎ヘルニアなど首から発生している神経痛の場合、お風呂に入って体を温めると症状が少しマシに感じる人は結構多いと思います。

お風呂に入って少し症状がマシに感じると、長時間お風呂に浸かって一生懸命体を温めようとする人が多いのですが、実は頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は温め過ぎてしまうと症状が悪化する可能性が高いので注意が必要なんです。

何故そういった現象が発生するのか説明させていただきます。

ご存知の人も多いと思いますが、頚椎症や頚椎ヘルニアは首の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

頚椎症や頚椎ヘルニアのように、骨や軟骨の変形や神経圧迫などが関わる疾患は他の疾患と比べて強い炎症反応が発生します。

炎症は発痛物質とも呼ばれており、この炎症を神経が感知すると痛みの情報が脳に伝わると考えられています。

そのため炎症反応が強ければ強いほど症状は重症化する傾向があるんですね。

そしてこの炎症反応は血管の中に発生する物質です。

お風呂に入って体を温めると血行や血流が良くなるので、その影響で血管の中に発生している炎症反応は流れてくれるので、お風呂に入った後に症状がマシに感じる人は珍しくありません。

これだけを聞くと、お風呂で体を温める事が頚椎症や頚椎ヘルニアにとってすごく良い事のように聞こえますが、だからと言って長風呂をして温め過ぎる事は危険なんです。

炎症反応が発生するためには一定の熱が必要と考えられており、温め過ぎると炎症が発生しやすくなって症状がより重症化してしまう事が珍しくないんですね。

足首の捻挫は温めずに冷やせ!という話を聞いた事があると思いますが、足首の捻挫のように炎症が強く発生している時に温め過ぎてしまうと、余計に炎症が強くなって症状が悪化してしまうので温めてはいけないんです。

そして頚椎症や頚椎ヘルニアは重症化すればするほど炎症反応が強くなるので、強い症状が出ている時は温め過ぎてしまうと余計に炎症が強くなり悪化してしまう可能性が高いので長風呂はオススメ出来ません。

なんだかお風呂に入るのが不安になってしまうような説明ですが、温め過ぎる事が問題なのであって普通にお風呂に入る程度であればほとんど問題はありません。

ただお風呂に入って楽に感じたとしても、温め過ぎてしまうと症状が悪化してしまうケースは本当に珍しくないので長風呂だけは避けるようにしてください。

また、温め過ぎない方が良いというお話はお風呂だけに限った話ではありません。

基本的に体温以上の物で長時間温め過ぎてしまうと、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は悪化してしまう事が多いんです。

具体的にはホッカイロやストーブなど赤外線の温める機械などが多いんですが、どんな方法であっても長時間温め過ぎる事は避けるようにしてください。
スポンサーリンク


体を冷やすのも良くないので保温が最も大切

頚椎症や頚椎ヘルニアの人は長風呂で体を温め過ぎてしまうと、炎症反応が強くなって症状が悪化する可能性が高いという説明をさせていただきました。

こういったお話をすると

「じゃあ体を冷やした方が良いんでしょうか?」

といった質問もよくいただきます。

この質問の答えは決まっています。

頚椎症や頚椎ヘルニアの患者さんは体をとにかく冷やさないように注意した方が良いです。

実は頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は、体が冷えた時にも症状が悪化しやすいという特徴を持っています。

先ほども説明したように、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状の重症度を左右する炎症反応は血管の中に発生する物質です。

そのため血行や血流が悪くなってしまうと、炎症反応が1箇所に溜まりやすい状況を作ってしまい症状が重症化しやすくなってしまいます。

体を冷やしてしまうと血行や血流が悪くなるので、その影響で炎症反応が強くなりやすく頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は 悪化しやすいんです。

体を温め過ぎてもダメですし体を冷やしてもダメなんですね。

なんだか混乱してしまうかも知れませんが、一番大切なのは温めるでも冷やすでもなく保温をする事が最も大切になります

具体的には服を多めに着込んだりする事が最も大切なんです。

夏でも冬でも服を多めに着れば体は冷えにくいですし、平熱以上に体温が熱くなる事もありません。

この温めるべきなのか?冷やすべきなのか?という系統の質問は本当によくいただくのですが、どちらも正解じゃないんですね。

夏場であっても長袖を着た方が症状は悪化しにくいですし、冬場はしっかりと防寒着を着込んで首や体が冷えないように心がけてください。

ホッカイロなどで温め過ぎてしまうと症状が悪化してしまうケースもあるので、あくまでも体が冷えないように多めに服を着込む保温を重要視してくださいね。

例外があるとすれば、冷えてしまった体を平熱に戻すためにお風呂に長く入ったり、ホッカイロやストーブなどで体を温める行為は悪い事ではありません。

ただし温め過ぎてしまうと症状は悪化してしまうので、冷えた体が温まったらそこで終わりにしましょう。

そして頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が重症化すればするほど、体を温めた時や冷えた時に症状が悪化しやすい傾向があるので、お風呂などで症状が悪化した場合は重症化している可能性が高いので早めに治療やリハビリを受けるようにして下さい。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアは炎症反応が発生しやすい疾患です。

炎症反応は体を温め過ぎてしまうと強くなり、症状が重症化しやすくなる特徴を持っています。

そのため、頚椎症や頚椎ヘルニアの人が普通にお風呂に入る事は問題ありませんが、長風呂で体を温め過ぎる事はオススメ出来ません。

また、頚椎症や頚椎ヘルニアは体が冷えた場合も、血行や血流が悪くなる影響で症状が悪化する傾向があります。

温め過ぎても症状が悪化しやすいですし、体が冷えても症状が悪化しやすいので、頚椎症や頚椎ヘルニアは多めに服を着込んだりなどの保温が最も大切なんです。

症状が重症化していればいるほど温めたり冷やしたりする事に過敏に反応しやすくなるので、お風呂などで症状が悪化した場合は早めに信頼できる医療機関で治療やリハビリを受けるようにしてください。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが頚椎症や頚椎ヘルニアの治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも頚椎症や頚椎ヘルニアに特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
おすすめ記事


スポンサーリンク


頚椎症や頚椎ヘルニアに関連するページ

「当院で行う頚椎症、頚椎ヘルニア、首、肩、背中、腕や手の神経痛の具体的な治療方法」

「肩こりの症状と頸椎症や頸椎ヘルニアの症状との違い」

「頸椎症や頸椎ヘルニアの人が気をつける事、やってはいけない動作」

「病院で首の牽引をすると悪化の可能性がある頸椎症、頸椎ヘルニア」

「頸椎症や頚椎ヘルニアにおすすめの枕の高さ、楽な寝方や姿勢」

「悪化して重症化すると怖い頸椎症や頸椎ヘルニアの前兆症状」

「頸椎症や頸椎ヘルニアなど首が原因で発生する神経痛は何科に受診するべき?」

「首のストレッチや体操後に悪化する頸椎症、頸椎ヘルニア、神経痛」

「頸椎症、頸椎ヘルニア、首からの神経痛の軽度、重症度チェック」

「マッサージで揉み返し、悪化する頸椎症、頸椎ヘルニア」

「首の筋肉を鍛える、筋トレ後に悪化する頸椎症や頸椎ヘルニア」

「再発を繰り返す頸椎症や頸椎ヘルニアなど、首、背中、腕の神経痛」

「頸椎症や頚椎ヘルニアを治す、緩和、改善できる治療院選びのポイント」

「レントゲンやMRIで異常なしと診断される頸椎症や頚椎ヘルニア」

「頸椎症や頚椎ヘルニアなど、腕や手の神経痛の予防法や注意点」

「坐骨神経痛や腰、背中の痛みと内臓の病気やガンとの関連について」

「運動で悪化する頸椎症や頚椎ヘルニアから発生する肩や腕の神経痛」

「頸椎症や頚椎ヘルニア、首、肩、腕、背中が朝方に痛みが強くなる原因」

「頸椎症や頚椎ヘルニアなど、首の神経痛で痛む場所が変化する事」

「鍼治療は頸椎症や頚椎ヘルニアなど、首や腕の神経痛に効果があるのか?」

「湿布(シップ)は頸椎症や頚椎ヘルニア、首の神経痛に効果はあるのか?」

「雨や天気によって悪化する頸椎症や頚椎ヘルニア、首の神経痛」

「お酒、アルコールと頸椎症や頚椎ヘルニア、首、肩、腕の神経痛」

「安静が大切な頸椎症、頚椎ヘルニアや首、肩、背中、腕の神経痛」

「頸椎症や頚椎ヘルニア、首の神経痛の人が痛み止めを常用するリスク」

「頸椎症や頚椎ヘルニア、首や背中や腕の神経痛は完治するのか?」

「鬱(うつ)やストレスと頸椎症、頚椎ヘルニア、首、腕の神経痛」

「放置や我慢をすると危険な頸椎症、頚椎ヘルニア、首や腕の神経痛」

「骨盤矯正やカイロで悪化する頸椎症や頚椎ヘルニア、首の神経痛」

「急に寒くなったり気温差で悪化する頸椎症、頚椎ヘルニア」

「ケアやメンテナンスが重要な頚椎症、頚椎ヘルニア、首の神経痛」

「運動不足と頚椎症、頚椎ヘルニア、首、肩、背中、腕の神経痛」

「ロキソニン、ボルタレンが効かない事もある頚椎症、頚椎ヘルニア」

「ヨガやピラティスで悪化する可能性がある頚椎症、頚椎ヘルニア」

「筋力低下、手に力が入らなくなる頚椎症、頚椎ヘルニア」

「デスクワーク、パソコンで悪化する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「ストレートネックと頚椎症、頚椎ヘルニアとの違い」

「頭痛、吐き気、めまいと頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「タブレット、スマートフォン(スマホ)と頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「歯、喉、目、胸の痛みや顔の痺れと頚椎症、頚椎ヘルニア」

「発熱や風邪をひくと悪化する頚椎症や頚椎ヘルニア」

「整形外科や病院では治らない頚椎症、頚椎ヘルニア」

「高齢者の加齢、老化で発生する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症、頚椎ヘルニアと炎症との関係」

「治療後に頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化する好転反応」

「突然急に、いきなり発生する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「更年期障害、自律神経失調症と頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「激痛、鈍痛、重だるい頚椎症や頚椎ヘルニアの症状」

「血行や血流と頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「頚椎症や頚椎ヘルニアの人が重たいものを持つ、運ぶ時の注意点」

「漢方薬は頚椎症や頚椎ヘルニアに効果はあるのか?」

「寝不足、疲れや疲労と頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症、頚椎ヘルニアの手術のリスクと後遺症」

「わき腹の痛みと頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「頚椎症や頚椎ヘルニアと手、腕の振るえや痙攣」

「抱っこ、育児や子育てで発生しやすい頚椎症、頚椎ヘルニア」

「整体や整骨院で頚椎症や頚椎ヘルニアは治らないのか?」

「頚椎症や頚椎ヘルニアは遺伝が関係するのか?」

「季節の変わり目に発生しやすい頚椎症、頚椎ヘルニア」

「飛行機の乗車で悪化する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「ブロック注射の効果が効かない頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症、頚椎ヘルニアの急性期と慢性期」

「頚椎症や頚椎ヘルニアの経過」

「仰向き、横向きで寝れない頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症、頚椎ヘルニアとサプリメントや食べ物の効果」

「頚椎症、頚椎ヘルニアとテニスボールストレッチ」

「手が熱い、冷たいなどの知覚異常と頚椎症、頚椎ヘルニア」

「ラジオ体操は頚椎症や頚椎ヘルニアに効果はあるのか?」

「頚椎ヘルニアがあっても痛くない、無症状」

「若い人にも発生する?頚椎症や頚椎ヘルニアの年齢層」

「夏のエアコン、冷房で悪化する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「腰痛や足、下半身の痛みや痺れと頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症や頚椎ヘルニアと似た症状や病気」

「マラソンやランニング、ジョギングで頸椎症や頚椎ヘルニアが悪化する理由」

「上を向くと頚椎症や頚椎ヘルニアなどの症状が痛くなる理由と注意点」

「頚椎症や頚椎ヘルニアから発生する神経痛の症状と筋肉痛との違いについて」

「頚椎症や頚椎ヘルニアにとって楽な椅子や机の高さとは?」

「同じ姿勢を維持する事が頚椎症や頚椎ヘルニアに良くない理由」

「右肩(腕や手)、左肩だけ頚椎症や頚椎の症状が片方に偏る理由」

「頚椎症や頚椎ヘルニアは首のカラーで固定をするべきか?」

「低周波などの電気治療は頚椎症や頚椎ヘルニアに効果的か?」

「頚椎症や頚椎ヘルニアの人が注意すべきカバンやバックの種類や持ち方」

「昔の交通事故によるむちうちが頚椎症や頚椎ヘルニアの原因になる事がある?」

「頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は自転車で悪化する事も多い?」

「顎が痛い、だるいなどの違和感と頚椎症や頚椎ヘルニアとの関係は?」

「猫背は悪いとは限らない?頚椎症や頚椎ヘルニアと猫背との関係」

「お香やアロマテラピーは頚椎症や頚椎ヘルニアなどの症状に効果はあるのか?」

「下を向く時に頚椎症や頚椎ヘルニアの人が気をつける事」

「美容院や歯医者で悪化する可能性のある頚椎症や頚椎ヘルニア」

「頚椎症や頚椎ヘルニアと足裏の痛みやしびれとの関係」

「頚椎症や頚椎ヘルニアから発生する長引く背中の痛みやしびれの特徴」

「頚椎症や頚椎ヘルニアの症状にピップエレキバンは効果があるのか?」

「磁気ブレスレットやネックレスなどの健康アイテムは頚椎症や頚椎ヘルニアに効果あるのか?」

「しびれや麻痺が発生するのは頚椎症や頚椎ヘルニアの症状の特徴」

地図イメージ

豊中市の整体、整骨院
よしだ柔整治療院

【住所】大阪府豊中市南桜塚2-7-1-114 ユニハイム桜塚
【アクセス】阪急電鉄宝塚本線 曽根駅 徒歩7分
【ご相談・ご予約】06-6858-3458
※当院は予約制です 【営業時間】月~金 9:00~12:00 / 13:00~20:00 土曜 9:00~12:00
【定休日】日曜、祝日、土曜日の午後
>>場所・行き方はこちら

【このホームページは私が書いています】

院長 吉田

よしだ柔整治療院
院長のプロフィール

患者さんの声

当院の風景

症状別解説

よくある質問

メールでのお問い合わせ

友だち追加
※LINEでも予約可能です

サイトメニュー

Information

外観

営業時間
平日 9時~12時/13時~20時
土曜 9時~12時
定休日
日曜、祝日、土曜日の午後
所在地
〒561-0882 大阪府豊中市南桜塚2-7-1-114 ユニハイム桜塚
電話番号
06-6858-3458
代表者
吉田 隼