ページの先頭です

トップページ > 症状別解説一覧 > 頚椎症や頚椎ヘルニアの経過

頚椎症や頚椎ヘルニアの経過

SGGohDyCUn0lXmT1469687961_1469688000

頚椎症や頚椎ヘルニアの症状でお悩みの人の話を聞いていると

「頚椎症や頚椎ヘルニアはどういった経過を辿るんでしょうか?」

といった質問をいただく事があります。

当然ですが症状の経過は個人差も大きい話なので確定的な事は言えませんが、頚椎症や頚椎ヘルニアの大雑把な経過についてこのページで説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
スポンサーリンク


頚椎症や頚椎ヘルニアは再発を繰り返しながら重症化する

ご存知の人も多いと思いますが、頚椎症や頚椎ヘルニアは首の骨や軟骨が変形して近くの神経を圧迫して発生する疾患です。

大元の原因は首周辺の神経圧迫になりますが、症状の発生は首周辺の筋肉の緊張や炎症反応の有無など様々なものが複雑に絡み合って発生しています。

簡単に説明すると、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は筋肉の緊張や炎症反応が強いと悪化してしまい、筋肉の緊張や炎症反応が弱いと症状も改善する事が多いんですね。

首の骨の変形や神経圧迫の重症度によっては、筋肉の緊張や炎症反応などを抑える事ができれば症状が改善しゼロになる事も珍しくありません。

神経圧迫の状況が手術しなければいけないほど重症化していないのであれば、いずれは筋肉の緊張や炎症反応は落ち着くので手術なしで症状が改善するという経過を辿る事がほとんどだと思います。

ただし、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が仮にゼロになったとしても首の骨の変形や神経圧迫は残っています。

そのため、神経が圧迫されている場所に筋肉の緊張や炎症反応が蓄積されてしまうと、また頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は発生してしまうんです。

このように頚椎症や頚椎ヘルニアは症状が落ち着いたとしても、いずれは高い確率で再発がしやすい疾患でもあるんですね。

そして頚椎症や頚椎ヘルニアは症状の改善と再発を繰り返しながら何年もかけて、原因である首の骨の変形や神経圧迫が重症化していく経過を辿ります。

神経圧迫が重症化すればするほど発生する症状も強くなり再発する頻度も多くなります。

つまり頚椎症や頚椎ヘルニアは再発を繰り返しながら少しずつ重症化してしまい、5年や10年といった時間をかけて神経圧迫が進行していく経過を辿る事が多い疾患なんですね。

神経圧迫の重症度によっては、最終的に手術をしなければ症状が改善しない所まで追い込まれる事も珍しくないんです。

もちろん頚椎症や頚椎ヘルニアの経過は個人差も大きい話なので、全ての人がこういった経過を辿る訳ではありません

でも大雑把に説明すると長い時間をかけて少しずつ重症化していく経過を辿る人が多いと思います。
スポンサーリンク


首の骨の変形や神経圧迫の予防は定期的なケアやメンテナンスが重要

頚椎症や頚椎ヘルニアは症状の改善と再発を繰り返しながら、長期間かけて少しずつ重症化していく経過を辿る事が多いという説明をさせていただきました。

個人差も大きい話ではありますが、加齢や老化の影響も含めてやはり何年もかけて重症化していくケースが多い事は間違いありません。

こういった話をすると、どうすれば首の骨の変形や神経圧迫の重症化を予防できるのか?といった質問をよくいただきます。

こんな事を言うと営業トークと思われるかも知れませんが、一番現実的な方法は信頼できる治療院で治療やリハビリなど定期的なケアやメンテナンスを行う事です。

頚椎症や頚椎ヘルニアに一度でもなった事がある人の場合は、本人が気がついていないだけで日常生活の中に首の関節に大きな負担を加えている生活環境が確実に存在しています。

そのため生活環境が大きく変わらないのであれば、生活の中で首の関節への負担は蓄積してしまうんです。

首の関節への負担は首周辺の筋肉の緊張を発生させます。

筋肉は緊張してしまうと縮んでしまう性質を持っており、筋肉が縮んでしまうという事はその筋肉が付着している骨を引っ張ってしまう訳ですね。

こういった筋肉の緊張を持続的に放置してしまうと、骨がずっとおかしな方向に引っ張られてしまいそれが首の骨の変形に繋がる訳です。

そのため定期的にケアやメンテナンスの為に治療を行って、緊張している筋肉を緩めてあげると骨の変形や神経圧迫の進行を遅らせたり予防する事が出来るんです。

ちなみにあまり大きな声では言えませんが、私は20代の頃に頚椎症や頚椎ヘルニアの患者さんの治療の中で色々な実験をしてきました。

どれぐらいの頻度でケアやメンテナンスを行えば頚椎症や頚椎ヘルニアの進行を遅らせたり抑える事が出来るのか?といった実験も実際に色々と試した事があります。

その経験則から言わせてもらうと、月に1回ほど定期的に治療している患者さんの場合は5年後や10年後の経過を見た時に、かなり神経圧迫の進行を遅らせる事ができた印象を持っています。

2か月や3か月など数か月に1回程度のケアやメンテナンスをしていた人の場合は、残念ながら全くケアやメンテナンスをしていなかった人とそこまで大きな差はなかったです。

つまりケアやメンテナンスを考えているのであれば、月に1回程度の頻度が理想的だと思います。

あくまでも私の個人的な経験則ではありますが、もし定期的なケアやメンテナンスを考えているのであれば一つの参考にして下さいね。

ご自分で行うセルフケアはあまりオススメできない

こういったケアやメンテナンスの話をすると

「何か自分で出来るストレッチや体操はありませんか?」

といった質問をよくいただきます。

正直に言って頚椎症や頚椎ヘルニアに関してはご自分で行うセルフケアはオススメ出来ません。

理由はすごく単純で、セルフケアによって逆効果になってしまうケースが非常に多いからです。

頚椎症や頚椎ヘルニアの治療はプロの治療家さんからしても難しい治療になります。

はっきり言って世の中にたくさんある整骨院や整体院の中に、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状を計算立てて改善できる治療院はかなり少数だと思います。

それだけプロでも難しい治療が、素人が行うセルフケアで良い効果が出る可能性はかなり低いんです。

効果が無いだけならまだ良いんですけども、頚椎症や頚椎ヘルニアの患者さんが何らかのセルフケアをすると逆に症状が悪化してしまったり、症状の発生のきっかけになってしまう事も非常に多いんですね。

定期的なケアやメンテナンスの重要性を説明しましたが、それはあくまでも信頼できる治療である事が前提です。

逆効果になってしまうリスクを考えれば、余計なセルフケアを行うぐらいなら何もしない方がまだ良いと私は思っているぐらいです。

それぐらい頚椎症や頚椎ヘルニアとセルフケアは相性が良くない事が多いので、もし何らかの体操やストレッチなどを考えているのであれば注意して下さいね。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

頚椎症や頚椎ヘルニアは手術をしなければいけないほど重症化していないのであれば、短期的にいずれは症状が落ち着く経過を辿ります。

ただし、長期的には症状の改善と再発を繰り返しながら少しずつ重症化していく経過を辿る事が多く、最終的には手術をしなければいけない状況に追い込まれてしまう事も珍しくありません。

あくまでも私の個人的な経験則ではありますが、月に1回程度の定期的なケアやメンテナンスを行えば神経圧迫の進行をかなり抑える事ができるので、心配な人は信頼できる治療を定期的に受けるようにして下さいね。

ここからは少し営業トークになりますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

症状によっては限界もありますが頚椎症や頚椎ヘルニアの治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は遠慮なくご相談下さいね。

また、この記事以外にも頚椎症や頚椎ヘルニアに特化した内容の記事をたくさん書いています。

このページの下の方にリンクを貼っていますので、興味のある人は是非ご覧くださいね。
おすすめ記事


スポンサーリンク


頚椎症や頚椎ヘルニアに関連するページ

「当院で行う頚椎症、頚椎ヘルニア、首、肩、背中、腕や手の神経痛の具体的な治療方法」

「肩こりの症状と頸椎症や頸椎ヘルニアの症状との違い」

「頸椎症や頸椎ヘルニアの人が気をつける事、やってはいけない動作」

「病院で首の牽引をすると悪化の可能性がある頸椎症、頸椎ヘルニア」

「頸椎症や頚椎ヘルニアにおすすめの枕の高さ、楽な寝方や姿勢」

「悪化して重症化すると怖い頸椎症や頸椎ヘルニアの前兆症状」

「頸椎症や頸椎ヘルニアなど首が原因で発生する神経痛は何科に受診するべき?」

「首のストレッチや体操後に悪化する頸椎症、頸椎ヘルニア、神経痛」

「頸椎症、頸椎ヘルニア、首からの神経痛の軽度、重症度チェック」

「マッサージで揉み返し、悪化する頸椎症、頸椎ヘルニア」

「首の筋肉を鍛える、筋トレ後に悪化する頸椎症や頸椎ヘルニア」

「再発を繰り返す頸椎症や頸椎ヘルニアなど、首、背中、腕の神経痛」

「頸椎症や頚椎ヘルニアを治す、緩和、改善できる治療院選びのポイント」

「レントゲンやMRIで異常なしと診断される頸椎症や頚椎ヘルニア」

「頸椎症や頚椎ヘルニアなど、腕や手の神経痛の予防法や注意点」

「坐骨神経痛や腰、背中の痛みと内臓の病気やガンとの関連について」

「運動で悪化する頸椎症や頚椎ヘルニアから発生する肩や腕の神経痛」

「頸椎症や頚椎ヘルニア、首、肩、腕、背中が朝方に痛みが強くなる原因」

「頸椎症や頚椎ヘルニアなど、首の神経痛で痛む場所が変化する事」

「お風呂に入って温めるべき?頸椎症や頚椎ヘルニアなど首の神経痛の場合」

「鍼治療は頸椎症や頚椎ヘルニアなど、首や腕の神経痛に効果があるのか?」

「湿布(シップ)は頸椎症や頚椎ヘルニア、首の神経痛に効果はあるのか?」

「雨や天気によって悪化する頸椎症や頚椎ヘルニア、首の神経痛」

「お酒、アルコールと頸椎症や頚椎ヘルニア、首、肩、腕の神経痛」

「安静が大切な頸椎症、頚椎ヘルニアや首、肩、背中、腕の神経痛」

「頸椎症や頚椎ヘルニア、首の神経痛の人が痛み止めを常用するリスク」

「頸椎症や頚椎ヘルニア、首や背中や腕の神経痛は完治するのか?」

「鬱(うつ)やストレスと頸椎症、頚椎ヘルニア、首、腕の神経痛」

「放置や我慢をすると危険な頸椎症、頚椎ヘルニア、首や腕の神経痛」

「骨盤矯正やカイロで悪化する頸椎症や頚椎ヘルニア、首の神経痛」

「急に寒くなったり気温差で悪化する頸椎症、頚椎ヘルニア」

「ケアやメンテナンスが重要な頚椎症、頚椎ヘルニア、首の神経痛」

「運動不足と頚椎症、頚椎ヘルニア、首、肩、背中、腕の神経痛」

「ロキソニン、ボルタレンが効かない事もある頚椎症、頚椎ヘルニア」

「ヨガやピラティスで悪化する可能性がある頚椎症、頚椎ヘルニア」

「筋力低下、手に力が入らなくなる頚椎症、頚椎ヘルニア」

「デスクワーク、パソコンで悪化する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「ストレートネックと頚椎症、頚椎ヘルニアとの違い」

「頭痛、吐き気、めまいと頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「タブレット、スマートフォン(スマホ)と頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「歯、喉、目、胸の痛みや顔の痺れと頚椎症、頚椎ヘルニア」

「発熱や風邪をひくと悪化する頚椎症や頚椎ヘルニア」

「整形外科や病院では治らない頚椎症、頚椎ヘルニア」

「高齢者の加齢、老化で発生する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症、頚椎ヘルニアと炎症との関係」

「治療後に頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が悪化する好転反応」

「突然急に、いきなり発生する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「更年期障害、自律神経失調症と頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「激痛、鈍痛、重だるい頚椎症や頚椎ヘルニアの症状」

「血行や血流と頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「頚椎症や頚椎ヘルニアの人が重たいものを持つ、運ぶ時の注意点」

「漢方薬は頚椎症や頚椎ヘルニアに効果はあるのか?」

「寝不足、疲れや疲労と頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症、頚椎ヘルニアの手術のリスクと後遺症」

「わき腹の痛みと頚椎症、頚椎ヘルニアとの関係」

「頚椎症や頚椎ヘルニアと手、腕の振るえや痙攣」

「抱っこ、育児や子育てで発生しやすい頚椎症、頚椎ヘルニア」

「整体や整骨院で頚椎症や頚椎ヘルニアは治らないのか?」

「頚椎症や頚椎ヘルニアは遺伝が関係するのか?」

「季節の変わり目に発生しやすい頚椎症、頚椎ヘルニア」

「飛行機の乗車で悪化する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「ブロック注射の効果が効かない頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症、頚椎ヘルニアの急性期と慢性期」

「仰向き、横向きで寝れない頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症、頚椎ヘルニアとサプリメントや食べ物の効果」

「頚椎症、頚椎ヘルニアとテニスボールストレッチ」

「手が熱い、冷たいなどの知覚異常と頚椎症、頚椎ヘルニア」

「ラジオ体操は頚椎症や頚椎ヘルニアに効果はあるのか?」

「頚椎ヘルニアがあっても痛くない、無症状」

「若い人にも発生する?頚椎症や頚椎ヘルニアの年齢層」

「夏のエアコン、冷房で悪化する頚椎症、頚椎ヘルニア」

「腰痛や足、下半身の痛みや痺れと頚椎症、頚椎ヘルニア」

「頚椎症や頚椎ヘルニアと似た症状や病気」

「マラソンやランニング、ジョギングで頸椎症や頚椎ヘルニアが悪化する理由」

「上を向くと頚椎症や頚椎ヘルニアなどの症状が痛くなる理由と注意点」

「頚椎症や頚椎ヘルニアから発生する神経痛の症状と筋肉痛との違いについて」

「頚椎症や頚椎ヘルニアにとって楽な椅子や机の高さとは?」

「同じ姿勢を維持する事が頚椎症や頚椎ヘルニアに良くない理由」

「右肩(腕や手)、左肩だけ頚椎症や頚椎の症状が片方に偏る理由」

「頚椎症や頚椎ヘルニアは首のカラーで固定をするべきか?」

「低周波などの電気治療は頚椎症や頚椎ヘルニアに効果的か?」

「頚椎症や頚椎ヘルニアの人が注意すべきカバンやバックの種類や持ち方」

「昔の交通事故によるむちうちが頚椎症や頚椎ヘルニアの原因になる事がある?」

「頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は自転車で悪化する事も多い?」

「顎が痛い、だるいなどの違和感と頚椎症や頚椎ヘルニアとの関係は?」

「猫背は悪いとは限らない?頚椎症や頚椎ヘルニアと猫背との関係」

「お香やアロマテラピーは頚椎症や頚椎ヘルニアなどの症状に効果はあるのか?」

「下を向く時に頚椎症や頚椎ヘルニアの人が気をつける事」

「美容院や歯医者で悪化する可能性のある頚椎症や頚椎ヘルニア」

「頚椎症や頚椎ヘルニアと足裏の痛みやしびれとの関係」

「頚椎症や頚椎ヘルニアから発生する長引く背中の痛みやしびれの特徴」

「頚椎症や頚椎ヘルニアの症状にピップエレキバンは効果があるのか?」

「磁気ブレスレットやネックレスなどの健康アイテムは頚椎症や頚椎ヘルニアに効果あるのか?」

「しびれや麻痺が発生するのは頚椎症や頚椎ヘルニアの症状の特徴」

地図イメージ

豊中市の整体、整骨院
よしだ柔整治療院

【住所】大阪府豊中市南桜塚2-7-1-114 ユニハイム桜塚
【アクセス】阪急電鉄宝塚本線 曽根駅 徒歩7分
【ご相談・ご予約】06-6858-3458
※当院は予約制です 【営業時間】月~金 9:00~12:00 / 13:00~20:00 土曜 9:00~12:00
【定休日】日曜、祝日、土曜日の午後
>>場所・行き方はこちら

【このホームページは私が書いています】

院長 吉田

よしだ柔整治療院
院長のプロフィール

患者さんの声

当院の風景

症状別解説

よくある質問

メールでのお問い合わせ

友だち追加
※LINEでも予約可能です

サイトメニュー

Information

外観

営業時間
平日 9時~12時/13時~20時
土曜 9時~12時
定休日
日曜、祝日、土曜日の午後
所在地
〒561-0882 大阪府豊中市南桜塚2-7-1-114 ユニハイム桜塚
電話番号
06-6858-3458
代表者
吉田 隼