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突然急に、いきなり発生する変形性膝関節症や膝の痛み

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変形性膝関節症など、膝の痛みの患者さんの治療中に話を聞いていると

「何の前触れもなく、突然急に膝の痛みが発生した」

という様な事をよく聞きます。

この様に特に心当たりがないのに、いきなり膝が痛み出す事は実は珍しくありません。

患者さんからすれば「何で?」と疑問に思う事も多いでしょう。

そこでこのページでは「突然急に、いきなり発生する変形性膝関節症や膝の痛み」について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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心当たりがないのに突然痛みが発生するのは組織損傷のサイン

原因に心当たりがないのに、突然急に膝の痛みが発生する理由は単純です。

患者さんが気がついていないだけで、膝に負担がかかる様な事をしているからです。

なんだか患者さんのせいみたいな言い方をしてしまい申し訳ありません。

体を痛める負担というのは、患者さんが思っている以上に些細な事で痛みを発生させます。

膝で言えば、立っている時や歩いている時のつま先の方向。

(特に方向転換時など)

しゃがんだ時や膝を曲げた時の膝と足首との方向の捩じれ。

階段の時の重心の位置。

などなど細かい事を言えばキリがありませんが、こういった動作のちょっとした事が変化するだけで膝を痛めてしまう様な動作になってしまうんです。

とは言ってもやはり納得いかない人も多いと思います。

「自分はいつも通りの日常生活を送ってるだけなのに」

と考える人もおられるでしょう。

特に膝を痛めた心当たりがないのに突然急に膝に痛みが発生する場合、患者さんが気がついていない負担の他にもう一つ原因があると思います。

それは膝の関節組織の損傷や変形です。

(具体的に言えば半月板や軟骨、靭帯の損傷や変形です)

実は半月板などの膝の関節組織の損傷や変形が発生している人は、通常の人よりも些細な事で痛みが発生しやすくなっているんです。

(組織損傷の周辺には炎症が常に強い状況が発生しており、その炎症反応がこういった特徴を発生させます)

そのため患者さんが気がつかない様な些細な負担でも、いきなり膝に痛みを発生させてしまうんですね。

逆に言えばこういった組織損傷が関わっていないのであれば、患者さんが気がつかない様な些細な動作で痛みが発生するという事は考えにくいと思います。
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膝の組織損傷は長い時間をかけて少しずつ進行する事も多い

膝を痛めた動作などに心当たりがないのに膝に突然痛みが発生する場合は、半月板や軟骨などの損傷が関わっている可能性が高いとここまで説明させていただきました。

こういった話をすると

「膝の組織損傷や変形が些細な事で急に発生するんですか?」

という様な質問をよくいただきます。

膝の半月板などの組織損傷は、転倒などの強い外力が関わらなければ突然痛める事はないと思います。

しかし日常生活での些細な負担が繰り返し何年も体にかかれば、組織の損傷や変形はあり得ます。

特に膝を痛めた心当たりがない人で突然急に痛みが発生した人の多くは、おそらく長年かけてゆっくり関節組織の変形や損傷が発生した人達なんだと思います。

膝の組織を損傷していても、痛みを感じるのはその周辺の炎症などが原因です。

そのため炎症が一定以上に強くならない限りは、組織損傷があっても痛みは感じにくいんですね。

そのため長年少しずつ膝を痛めていても気がつかない事はあり得るんです。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきますね。

特に膝を痛めるような事に心当たりがないのに、いきなり膝に痛みが発生している人の多くは、長年の日常生活によっ半月板や軟骨などの組織損傷や変形を発生させてしまった人達だと思います。

膝の組織損傷や変形がある人は、通常の人よりも些細な負担で痛みが発生しやすくなります。

その状態で患者さんが気がつかない様な些細な負担が膝に加わってしまい、突然急に痛みが発生してしまったんでしょう。

つまり、特に心当たりがないのに突然膝に痛みが発生してしまう様な人は、単なる筋肉痛などではなく半月板や軟骨などの組織に何らかの問題が発生している可能性が高いという事ですので気をつけて下さいね。

こういった事が、私が考える突然膝に痛みが発生する原因です。

関節組織の損傷や変形は少しずつ長い時間をかけて発生しますが、痛みは何か些細な事がきっかけで突然発生してしまうので混乱してしまう人も多いでしょう。

逆に言えば関節組織などに何らかの問題が発生していたとしても、その周辺の炎症や動作時の筋緊張が正常なのであれば痛みはかなり抑える事は可能だという事でもあります。

(組織の損傷や変形の程度によっては改善の限度はありますが)

どういった経緯であれ、痛みが発生してなかなか症状が改善しない場合は出来るだけ早く病院や治療院に相談するように心がけて下さい。

もしどこに相談していいか分からない、どこに行ってもダメだったという人は1度私にお気軽にご相談してくださいね。

膝の痛みの治療にはそれなりの自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「突然急に、いきなり発生する変形性膝関節症や膝の痛み」についてのページを終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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