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固まってしまい伸ばせない、曲がらない変形性膝関節症など膝の痛みについて

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変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私はたまに膝が固まってしまい伸ばしたり曲げたりが出来なくなってしまう時があるんですが」

といった話をよく聞きます。

実はこういった症状が発生した場合は、その膝の症状が重症化している可能性が高く注意が必要なんです。

そこでこのページでは、固まってしまい伸ばせない、曲がらない変形性膝関節症など膝の痛みの原因について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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膝が固まってしまうのは組織損傷が重症化してきているサイン

膝が固まってしまい伸ばせない、曲がらないといった症状はロッキング現象と呼ばれています。

冒頭でも見出しでも触れていますが、このロッキング現象が発生する場合は膝の状態が重症化している可能性が高く注意が必要です。

膝が固まってしまい伸ばせない、曲がらないといったロッキング現象がただの筋肉痛だけで発生する事はまず考えられません。

こういった現象が発生する場合は、間違いなく膝の半月板などの軟骨の変形や損傷が大きく関わっています。

一説によると半月板などの軟骨が損傷し、その破片が膝の関節の間に挟まってしまい関節の曲げ伸ばしを邪魔しているという事が原因のようです。

関節ねずみといって、肘などでも似たような症状が発生する事があります。

こういった損傷部の破片なども大きく症状には関わっていると思いますが、私はその他にも強い炎症反応がこういった症状には大きく関わっていると考えています。

炎症には、近くの神経を興奮させ感覚を過敏にさせるという特徴を持っています。

神経の感覚が過敏になるという事は、弱い動作や少しの負担でも痛みを感じやすくなってしまうという事ですね。

当然、炎症が強ければ強いほどこの感覚の過敏性は強くなります。

通常であればわずかに曲げたり伸ばしたりといった動作はそう負担の大きい動作ではありません。

しかし、炎症が強くなって感覚の過敏性が強くなってしまうと、膝の曲げ伸ばしから発生するのわずかな圧力だけで痛みを感じるようになってしまうんです。

では何故強い炎症が発生しているんでしょうか?

炎症というのは、体の組織が破壊された時に発生する物質です。

つまり、膝の半月板などの軟骨の損傷や変形が発生している人の場合は、こういった炎症反応も非常に強い状態なんです。

そのため、場合によってはわずかな曲げ伸ばしですら痛みで出来ないような症状が発生してしまうんですね。

いずれにしてもこういった膝が固まってしまうロッキング現象が発生した時は、膝の中の組織損傷が重症化してきているサインでもあり、場合によっては手術をしなければいけない症状ですので気をつけて下さい。

膝が固まるロッキング現象はアイシングをして炎症を抑えれば改善する事もある

上記でも説明させていただいたように、膝が固まるロッキング現象には膝の半月板など軟骨の損傷や変形が症状の発生に大きく関わっています。

そしてこれも上記で説明させていただきましたが、組織の損傷から発生している強い炎症反応も症状の発生には大きく関わっていると私は考えています。

私がそう考える理由は単純です。

炎症反応を軽減させるような処置を行うと、こういったロッキング現象の頻度などが大幅に減少する事が多いからです。

つまり、炎症反応をどうにか出来れば症状は改善する可能性もあるという事ですね。

炎症というのは組織が損傷した細胞から発生する物質で、炎症が発生する化学反応にはが必要になるといわれています。

つまり熱が高ければ高いほど、組織損傷した細胞から炎症が活発に出現してしまい、熱が下がれば下がるほど、炎症が新たに生まれる反応を止めてくれるという事になります。

(膝が痛い時は赤く腫れ上がって熱くなる人も多いと思いますが、こういった現象は炎症が深く関わっています)

そのため、膝を冷やす(アイシング)とこの炎症反応を抑える事に繋がる訳です。

特に膝の痛みは、ぎっくり腰や寝違え、足首の捻挫のように強い炎症反応が症状の発生に大きく関わっている疾患ですので、アイシング(冷やす行為)が有効な疾患でもあります。

炎症を抑える事が出来れば痛みも改善しますし、体の回復にも大きく関わります。

組織損傷の程度によってはアイシングだけで炎症が引かない場合も勿論ありますが、本当に変形性膝関節症など膝の痛みには有効な方法ですので是非試して見て下さいね。
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変形性膝関節症など膝の痛みは弱い刺激で行う治療が効果的

このページでは、膝が固まってしまって曲げたり伸ばす事が出来ない症状の原因についてと、そういったロッキング現象にはアイシングが効果的という説明をさせていただきました。

アイシングが膝の痛みに有効な事は間違いないんですが、炎症反応が強すぎれば改善しない場合も当然あります。

その場合にどういった治療法が有効なのか説明させていただきますね。

変形性膝関節症のように、膝の痛みの場合は膝の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合が多く、その周辺には常に強い炎症が発生しています。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージなどの強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

私は変形性膝関節症など膝の症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「固まってしまい伸ばせない、曲がらない変形性膝関節症など膝の痛みについて」のページの説明を終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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