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老化やお年寄りに発生する変形性膝関節症など膝の痛みの治療に関して

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変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人を診ていると、もちろん個人差はありますが膝の痛みはやはりお年寄りや老人の人に多い傾向があります。

このように老化と膝の痛みには密接な関わりがあり、お年寄りの人の膝の痛みの治療に関しては若い人に比べて治りにくい特徴も存在しています。

決して若い人には変形性膝関節症など膝の痛みが発生しないという訳ではありませんが、このページでは老化やお年寄りに発生する変形性膝関節症など膝の痛みの治療に関しての注意点を説明させていただきますね。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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お年寄りや老人が膝を痛めるのは筋力低下ではなくて組織損傷が原因

一般的にお年寄りや老人の人の膝の痛みは、老化による筋力低下が原因という考え方を持っている人は非常に多いと思います。

実際にこういった考え方は、多くのお医者さんやテレビやインターネットなどで説明される事が多い内容でもあります。

しかし私は筋肉の強さと膝の痛みの発生の関係性には疑問を持っています。

はっきり言って、筋力が強ければ膝が痛みにくいという考え方は間違っていると個人的に思っています。

少し難しい話になってしまいますが、筋肉というのは筋繊維という繊維状の物質の集合体で形成されています。

繊維状の物質というのは、その繊維の方向に沿った力に対しては非常に強い抵抗力を発揮します。

しかし、繊維の方向に沿わない「せん断力」のような横からの力が加わると、繊維状の物質は簡単に破壊されてしまうという特徴を持っています。

この特徴は私の仮説でも何でもなくて簡単な物理学になります。

人間の筋繊維はそれぞれの関節の可動域に沿って付着していますので、関節の構造上問題ない動きであればかなりの負担でも耐える事ができ、逆に関節の構造上で問題のある動きであれば、些細な動作であっても簡単に筋肉や組織は破壊されてしまいます。

膝の関節で説明すれば、膝は曲げたり伸ばしたりの動作に適した関節ではありますが、捻じるという動作に関しては適した構造は有していません。

そのため、どんなに筋力を鍛えた所で、関節の構造上で問題のある捻じる動作が加わると膝を痛める事を防ぐ事は出来ないんですね。

(実際に筋トレを一生懸命行って逆に膝の症状が悪化している人は大勢いますし)

では若い人に比べてお年寄りや老人に膝を痛めている人が多いのは何故なのか?

理由は決して一つではないと思いますが、やはり変形性膝関節症に代表されるように膝の軟骨の損傷や変形が一番の原因だと思います。

人間の組織の中で筋肉というのは比較的回復力の高い組織ではあるのですが、膝の半月板などの軟骨は一度変形したり損傷すると完全に元通りに回復する事は無いと考えられています。

お年寄りや老人の場合は、老化の影響も含めて長年蓄積されてきた膝への負担がありますので、若い人に比べて軟骨の変形や損傷が多い傾向があるんですね。

そしてこの軟骨などの組織損傷や変形が症状の発生に大きく関わっている事が、お年寄りや老人の膝の治療が厄介になる理由でもあるんです。

ここからは、軟骨の変形や損傷が大きく関わっている膝の症状の治療が何故厄介なのかについて説明させていただきますね。
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お年寄りや老人の膝の痛みの治療が厄介な理由

上記ではお年寄りや老人の膝の痛みの場合、若い人に比べて軟骨などの組織損傷や変形が症状の発生に大きく関わっている可能性が高く、そういった組織の損傷や変形が関わる場合は治療が厄介な事が多いという説明をさせていただきました。

変形性膝関節症に代表されるように、お年寄りや老人の膝の痛みの場合は膝の骨や軟骨の変形や損傷などが症状に大きく関わっている場合が多く、その周辺には常に強い炎症が発生しています。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージなどの強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

変形性膝関節症のように、骨や軟骨の変形や損傷が痛みに大きく関わっていたとしても、その症状には筋肉の緊張状態や炎症の有無も痛みにはかなりの部分で関わっています。

強い刺激で行う治療では、強い炎症による過敏性が邪魔をして改善する可能性は低いと思いますが、弱い刺激で行う治療であれば、しっかり膝周辺の筋肉を動かし、血行を促進する事が出来れば炎症や筋緊張は軽減して症状が改善する事も珍しくありません。

ただし、こういった弱い刺激で治療を行える治療院は決して多くはありません。

(探せばあると思いますが)

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

私は変形性膝関節症など膝の症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「老化やお年寄りに発生する変形性膝関節症など膝の痛みの治療に関して」のページの説明を終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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