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筋肉痛とは違う、変形性膝関節症や軟骨、半月板損傷や膝の痛み

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変形性膝関節症や軟骨、靭帯、半月板損傷など、膝の痛みでお悩みの人は非常に多いと思います。

また、膝の痛みは一般的に長続きする事が多く、そのせいでお困りの人も多いのではないでしょうか?

当然、膝の痛みも人によって個人差は大きく、単なる筋肉痛と軟骨や靭帯、半月板などの組織損傷や変形とは症状が微妙に違います。

そこでこのページでは、変形性膝関節症や軟骨、靭帯、半月板損傷などの症状と単純な筋肉痛で膝に痛みが発生している人との違いについて説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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膝の組織損傷の症状と筋肉痛との4つの違い

さて、単なる筋肉痛と組織損傷から発生する膝の痛みの違いについてですが、はっきり言って細かく言えばキリがないほどたくさん相違点はあります。

その中でも特に私が重要視している違いを4つ説明しますので是非参考にして下さいね。

1 痛み方の違い

筋肉痛の場合は当然筋肉だけの問題で発生しますので、基本的には膝の表面に突っ張り感の様な痛みを発生させます。

それと比べて膝の組織損傷が関わっている人の痛み方は、膝の中が痛いような感じがしたり、痛む場所がぼやけてよく分からないとおっしゃる人が多い印象があります。

また、引っかかる様な感覚を訴える人も少なくありません。

2 痛む場所の違い

筋肉痛で膝を痛めている場合、そのほとんどは大腿四頭筋という筋肉の炎症で発生している可能性が高く、痛む場所は主に膝のお皿の真正面から太ももの前に痛みが集中する事が多い様です。

それと比べて、膝の真裏や膝のお皿の真下に痛みが集中している場合は、半月板や軟骨、ヒダと呼ばれる組織を損傷した時に発生しやすい印象があります。

3 痛む条件の違い

筋肉痛でも、組織損傷でも、膝に体重を加えたり、曲げたり伸ばししたり、負担が膝に加わった時に最も痛みが強く発生します。

しかし、膝の組織損傷から発生する痛みは、座っていたり寝ていたりしている時の様に、膝に負担を加えていないのに痛みが発生する事があります。

そのため安静時に膝に痛みを感じた時は、膝の組織損傷を疑って下さい。

4 痛む期間の違い

私の中では、この理由を一番重要視しているんですが、単なる筋肉痛が何週間も何ヶ月間も痛みが軽減せずに残り続けるなんて事は通常ではまず考えられません。

(普通だと2,3日、長引いても1週間ぐらいでしょう)

もし痛みが何週間も何ヶ月も改善しないのであれば、その膝の痛みは単なる筋肉痛ではなくて、何らかの組織の損傷や変形が関わっていると考えるべきです。

以上の4つの違いが、私が膝の筋肉痛と組織損傷を見分ける最も重要視する違いです。
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膝の組織損傷が画像診断で異常なしと言われる事は珍しい事ではない

ここまでは膝の組織損傷の症状と筋肉痛との違いについて説明させていただきました。

つまり長引く膝の痛みのほとんどは、何らかの変形や組織の損傷が関わっていると考えても大げさではないと思います。

こういった話をするとよく

「病院でレントゲンやMRIを撮って異常なしと診断されたんですが」

という様な質問をいただきます。

私自身、レントゲンやMRIなどの画像診断の有効性は認めていますが、これらの画像診断は絶対ではありません。

損傷している部位や場所によっては写りにくい、写らない組織損傷も存在します。

実際に私が過去に診させていただいた患者さんの中にも、MRI上は一切異常は見当たらなかったのに、その後手術をしたら半月板が割れていたのが見つかったという例もありました。

そのため、病院で異常なしと診断されたとしても、それは「異常がない」という事ではなくて「異常を見つける事ができなかった」と考えて下さい。

先ほども説明したように、画像診断上は全く異常がないにも関わらず、明らかに膝の組織損傷の症状を発生させている人は決して少なくありません。

仮に膝の組織損傷が痛みに大きく関わっていたとしても、痛みを改善する事は可能です。

(もちろん損傷の程度によっては改善にも限度はありますが)

このページで説明させていただいた事に心当たりがあって、病院で「異常なし」と診断されたのであれば、出来れば病院を変えるようにして下さい。

異常なしと判断された病院では、おそらく適切な治療は出来ないと思いますので。

まとめ

ここで簡単にまとめさせていただきます。

このページでも説明させていただいたように、膝の痛みがなかなか引かずに長引く場合は高い確率で膝の組織損傷が関わっています。

厄介な事に膝の組織損傷はレントゲンやMRIで検査をしても、場合によっては見つからない事も多々あります。

しかし、痛みの正体は変形や損傷部分からの強い炎症が関わっていますので、適切な治療を行えば症状が改善する事は珍しくありません。

そのため、どういった症状であれ膝の痛みが長引く場合は出来るだけ早く信頼できる病院や治療院に相談するようにして下さい。

もしどこに相談していいか分からない、どこに行ってもダメだったという人は1度私にお気軽にご相談してくださいね。

膝の痛みの治療にはそれなりの自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「筋肉痛とは違う、変形性膝関節症や軟骨、半月板損傷や膝の痛み」についてのページを終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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