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枕やクッションを膝下に入れると変形性膝関節症など膝の痛みが楽になる事がある

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変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私は安静にしている時でも膝に痛みを感じるんですが何か良い方法はありませんか?」

といった質問をよくいただきます。

こういった人には膝下に枕やクッションをいれてあげると楽になる事が多いんですが、そもそも安静にしているだけで膝に痛みが発生している時点で症状が重症化している可能性が高く注意が必要です。

そこでこのページでは、安静にしているだけで痛みが発生している理由と、枕やクッションを膝下に入れると症状が楽になる理由について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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枕やクッションを膝の下に入れると症状が改善する理由

さて、早速クッションや枕を膝の下に入れると変形性膝関節症な膝の痛みが楽になる理由について説明しています。

とは言っても理由は単純です。

膝の関節の構造上、クッションや枕を膝の下に入れたぐらいの角度が最も負担の少ない角度だからです。

膝にとって楽な姿勢は簡単に言えば膝を少しだけ曲げた姿勢です。

具体的に言えば膝の屈曲角度は30度ぐらいです。

30度がイメージしにくい人でも90度は簡単に想像できると思います。

その半分が45度ですから30度は90度の半分よりももう少し浅い角度になります。

この角度は良性肢位とも呼ばれ、膝の固定などにも使われる角度です。

この30度前後が膝を曲げる筋肉と伸ばす筋肉の緊張が最もつり合いやすい角度ですので負担が少ないんですね

クッションや枕を膝の下に入れると、ちょうど30度前後の膝の角度になる為、症状が楽に感じる事が多いんです。

ただし、変形性膝関節症など長引く膝の痛みの場合は、症状の発生に軟骨の損傷などが大きく関わっている可能性が高く、損傷している場所によって楽な姿勢には個人差が大きい為、必ずしもこういった姿勢が楽だとは限らないという事は覚えておいて下さいね。
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そもそも安静時に膝の痛みが発生するのは重症化している可能性が高い

冒頭でも少し説明したように、そもそも足に体重をかけていない安静時は膝にとって大きな負担が加わっていませんので、こういった時に痛みが発生するという事は通常では考えにくい現象です。

では大きな負担が加わりにくい安静時で何故膝に痛みが発生してしまうんでしょうか?

その理由は膝周辺に発生する強い炎症が原因です。

炎症が発生すると、近くの神経を興奮させ感覚を過敏にさせる特徴を持っています。

神経の感覚が過敏になるという事は、弱い動作や少しの負担でも痛みを感じやすくなってしまうという事ですね。

当然、炎症が強ければ強いほどこの感覚の過敏性は強くなります。

通常であれご自分の体重が大きく足に加わらない限りは膝にとって負担の大きい動作ではありません。

しかし、炎症が強くなって感覚の過敏性が強くなってしまうと、動かしていない時の姿勢や体勢から発生する膝へのわずかな圧力だけで痛みを感じるようになってしまうんです。

(足の重さなど)

では何故強い炎症が発生しているんでしょうか?

炎症というのは、体の組織が破壊された時に発生する物質です。

体の組織の破壊と説明すると少し大げさに聞こえるかもしれませんが、筋肉に負担をかけて発生する筋肉痛であっても、ミクロの世界では筋繊維などの組織の破壊は関わっています。

ただし、もし炎症の発生の原因が単なる筋肉などへの負担なのであれば、症状がそう長続きする事はありません。

筋肉は体の組織の中でも比較的回復力が高い組織ですので、仮に破壊されたとしても軽い筋肉痛であれば数日、肉離れのように完全に筋繊維が断裂するような大怪我であっても1ヶ月程で大まかな修復は完了し炎症も治まるはずです。

つまり、もし安静時の膝の痛みが何週間も継続して発生しているのであれば、その原因は単なる筋肉ではなく別の場所に何らかの組織損傷が関わっている可能性が高いという事になります。

膝で説明すれば、膝の中の軟骨や靭帯などが損傷していたり変形している可能性が高いという事ですね。

そのため、組織の損傷や変形が症状の発生に大きく関わっている変形性膝関節症などは足を動かしていない時に痛みが発生しやすいんです。

もし変形性膝関節症などの診断を受けていない人でも、安静時に痛みが発生している場合は組織の損傷や変形を疑うようにして下さいね。

また、こういった症状が発生した時は、膝の症状が重症化してきているサインでもありますので注意するようにして下さい。

変形性膝関節症など膝の痛みは弱い刺激で行う治療が効果的

このページでは、変形性膝関節症など膝の痛みが枕やクッションを膝下に入れると楽に感じる理由と、安静時に痛みが発生する理由について説明をさせていただきました。

ここからはどういった治療法が有効なのか説明させていただきますね。

変形性膝関節症のように、膝の痛みの場合は膝の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合が多く、その周辺には常に強い炎症が発生しています。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージなどの強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

私は変形性膝関節症など膝の症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「枕やクッションを膝下に入れると変形性膝関節症など膝の痛みが楽になる事がある」のページの説明を終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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