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仰向けや横向きなど寝ている時に変形性膝関節症など膝の痛みが発生する理由

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変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私は仰向けや横向きで寝ている時に膝に痛みが発生するんですが何か良い方法はありませんか?」

といった質問をよくいただきます。

そもそも、夜寝ている時に膝に痛みが発生する場合は症状が重症化している可能性が高く注意が必要です。

そこでこのページでは、夜寝ている時に変形性膝関節症など膝の痛みが発生する理由についてと、仰向けや横向きで寝る時の注意点について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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寝ているだけで膝の痛みが発生する理由

まず寝ているだけで何故痛みが発生するのか?

その理由は膝周辺に発生する強い炎症が原因です。

炎症が発生すると、近くの神経を興奮させ感覚を過敏にさせる特徴を持っています。

神経の感覚が過敏になるという事は、弱い動作や少しの負担でも痛みを感じやすくなってしまうという事ですね。

当然、炎症が強ければ強いほどこの感覚の過敏性は強くなります。

通常であれば寝ている時というのは体にとって負担の大きい動作ではありません。

しかし、炎症が強くなって感覚の過敏性が強くなってしまうと、「寝ているだけ」の体勢から発生する膝へのわずかな圧力だけで痛みを感じるようになってしまうんです。

では何故強い炎症が発生しているんでしょうか?

炎症というのは、体の組織が破壊された時に発生する物質です。

体の組織の破壊と説明すると少し大げさに聞こえるかもしれませんが、筋肉に負担をかけて発生する筋肉痛であっても、ミクロの世界では筋繊維などの組織の破壊は関わっています。

ただし、もし炎症の発生の原因が単なる筋肉などへの負担なのであれば、症状がそう長続きする事はありません。

筋肉は体の組織の中でも比較的回復力が高い組織ですので、仮に破壊されたとしても軽い筋肉痛であれば数日、肉離れのように完全に筋繊維が断裂するような大怪我であっても1ヶ月程で大まかな修復は完了し炎症も治まるはずです。

つまり、もし夜寝ている時の膝の痛みが何週間も継続して発生しているのであれば、その原因は単なる筋肉ではなく別の場所に何らかの組織損傷が関わっている可能性が高いという事になります。

膝で説明すれば、膝の中の軟骨や靭帯などが損傷していたり変形している可能性が高いという事ですね。

そのため、組織の損傷や変形が症状の発生に大きく関わっている変形性膝関節症などは夜寝ている時に痛みが発生しやすいんです。

もし変形性膝関節症などの診断を受けていない人でも、夜寝ている時に痛みが発生している場合は組織の損傷や変形を疑うようにして下さいね。

仰向け、横向き、寝る体勢に正解はない

上記では、寝ている時の痛みは膝に発生している強い炎症反応が原因であり、膝の軟骨の損傷や変形を疑うべきという説明をさせていただきました。

ちなみに仰向けで寝るのが痛いのか?横向きで寝る方が痛いのか?もしくはその両方か?

どの体勢で痛いのかは人によって大きな個人差があります。

膝の組織損傷や変形している箇所によって痛む条件というのは大きく異なります。

まずは膝を伸ばす方が痛いのか?もしくは曲げる方が痛いのか?

膝を捻じる動作なのであれば、どちらの方向に捻じる方が痛いのか?などですね。

仰向きの状態が最も痛いのであれば、一般的には仰向けで膝を伸ばした状態が負担になっている可能性が高く、膝の下にクッションや座布団を置いて少し膝が曲がるような姿勢をとれば楽になる事もあります。

横向きで痛みが発生する場合は、膝に加わるわずかな捻じれが痛みの原因になっている可能性が高く、膝と膝の間にクッションや座布団を挟んで、膝に捻じれが発生しないようにすると楽になる事もあります。

ただし、どういった体勢であれ、あなたが「痛い」と感じる体勢はあなたにとって負担の大きい動きや体勢と言えますので、可能なのであれば出来るだけ控えるようにして下さい。

極端な話ですが、あなたが楽だと感じる体勢があるのであればその体勢があなたにとっての正解です。

上記で説明しているような座布団やクッションを使った方法は、あくまで楽になる可能性の高い方法であって絶対ではありません。

寝る時の楽な姿勢は人によって個人差が大きく、絶対的な正解を示す事は出来ませんが、このページで書かれている内容を参考にして自分が楽な姿勢を探って下さいね。
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変形性膝関節症など寝ている時の膝の痛みはアイシングが効果的

上記でも説明させていただいたように、夜寝ている時に膝に発生する痛みの原因は強い炎症反応です。

つまり、この炎症をどうにか出来れば症状は改善するという事です。

炎症というのは組織が損傷した細胞から発生する物質で、炎症が発生する化学反応にはが必要になるといわれています。

つまり熱が高ければ高いほど、組織損傷した細胞から炎症が活発に出現してしまい、熱が下がれば下がるほど、炎症が新たに生まれる反応を止めてくれるという事になります。

(膝が痛い時は赤く腫れ上がって熱くなる人も多いと思いますが、こういった現象は炎症が深く関わっています)

そのため、膝を冷やす(アイシング)とこの炎症反応を抑える事に繋がる訳です。

特に膝の痛みは、ぎっくり腰や寝違え、足首の捻挫のように強い炎症反応が症状の発生に大きく関わっている疾患ですので、アイシング(冷やす行為)が有効な疾患でもあります。

炎症を抑える事が出来れば寝ている時の痛みも改善しますし、安眠は体の回復にも大きく関わります。

組織損傷の程度によってはアイシングだけで炎症が引かない場合も勿論ありますが、本当に変形性膝関節症など膝の痛みには有効な方法ですので是非試して見て下さいね。

変形性膝関節症など膝の痛みは弱い刺激で行う治療が効果的

このページでは、変形性膝関節症など膝の痛みが夜寝ている時に発生する理由と、アイシングをすべきという説明をさせていただきました。

アイシングが膝の痛みに有効な事は間違いないんですが、炎症反応が強すぎれば改善しない場合も当然あります。

その場合にどういった治療法が有効なのか説明させていただきますね。

変形性膝関節症のように、膝の痛みの場合は膝の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合が多く、その周辺には常に強い炎症が発生しています。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージなどの強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

私は変形性膝関節症など膝の症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「仰向けや横向きなど寝ている時に変形性膝関節症など膝の痛みが発生する理由」のページの説明を終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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