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寝不足と変形性膝関節症など膝の痛みとの関係

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変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私は寝不足になると膝の痛みが悪化するんですが何でなんでしょうか?」

といった質問を稀にいただきます。

このように睡眠時間と体の痛みには密接な関係があり、寝不足になると膝の痛みが悪化するという人は決して少なくありません。

また、中には膝の痛みが原因で夜寝れずに寝不足になっている人も多いと思います。

そこでこのページでは、寝不足と変形性膝関節症など膝の痛みとの関係についてと、膝の痛みのせいで夜寝れずに寝不足になっている人の注意点について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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寝不足は変形性膝関節症など膝の痛みを更に悪化させる可能性あり

変形性膝関節症や膝の痛みに関わらず、人間の痛みの発生には疲れや疲労状態も大きく関わっています。

つまり体の疲れや疲労状態が良好であれば、症状の発生を抑える事に役立つという事でもあります。

疲れや疲労を改善させる最も有効な方法は、十分な睡眠時間を確保する事です。

実際にいつもより少し早めに寝てしっかりと睡眠時間を確保した生活を数日送っていると、その後に変形性膝関節症など膝の痛みが改善したという話は結構聞きます。

私自身も割と夜更かしする方ですのであまり他人に強くは言えませんが、しっかりと睡眠時間を確保する事は膝だけではなく身体の回復には不可欠ですので、普段から寝不足だと感じる人は注意して下さいね。

しかし、変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人の中には、夜中や朝方に膝の痛みが強く発生する事によって寝にくいという人もおられます。

その結果、睡眠不足や寝不足になっている人もいるんですね。

睡眠不足、寝不足になれば体の疲れや疲労がとれませんのでより膝の症状が悪化しやすくなります。

膝の症状が悪化すれば、更に夜の痛みが増してしまい寝不足になりやすくなって症状が重症化するリスクが高まります。

このように負の連鎖が続いている人の場合は、そもそも夜まともに寝れるようにまずはならなければいけません。

そこでここからは楽な寝方や姿勢について説明させていただきます。

まず大前提として、楽な姿勢というのはその人によって個人差が多く確実な正解というものは存在しません。

膝で説明すると伸ばしきった状態が楽だという人もいれば深く曲げた方が楽だという人もいます。膝を曲げて外側に倒すのが楽だという人もいます。

中にはそんな体勢で本当に楽なの?と疑問が浮かぶ様な体勢が楽だという人もいます。

このように人によって楽な姿勢はバラバラなんですね。

つまり、正解はその人が楽だと感じた姿勢ならどんな姿勢でもその人にとっては正解です。

しかしこれだけではこのページの意味がありませんよね。

そこでここからは「解剖学的にこの姿勢が膝にとって楽な可能性が高いよ」という姿勢を説明させていただきますね。

膝にとっての楽な寝方や姿勢

膝にとって楽な姿勢は簡単に言えば膝を少しだけ曲げた姿勢です。

具体的に言えば膝の屈曲角度は30度ぐらいです。

30度がイメージしにくい人でも90度は簡単に想像できると思います。

その半分が45度ですから30度は90度の半分よりももう少し浅い角度になります。

この角度は良性肢位とも呼ばれ、膝の固定などにも使われる角度です。

この30度前後が膝を曲げる筋肉と伸ばす筋肉の緊張が最もつり合いやすい角度ですので負担が少ないんですね

ずっと自分でこの角度をキープするのは難しいと思いますので、実際に寝る時は膝の下にクッションなどを敷いてその上に膝をのせて楽な姿勢をつくってくださいね。

個人的にはホームセンターなどで売っている長方形の長座布団をクルクル丸めた物が、丁度膝の下に敷きやすい大きさですのでオススメです。

もし膝の下に敷いた時に高いと思えば、座布団の丸め方で高さも調節できますので是非参考にして下さいね。

(私も治療に使っています)

逆に言えばこの30度の角度から離れれば離れるほど負担が入りやすい姿勢ともいえます。

車の運転や食卓の椅子などに長時間座っていると膝が痛くなる。もしくは長時間座った後の立ち上がりが痛いというのはこういった事が関係するわけです。

一般的な椅子に座ると膝の角度は90度ぐらいになる可能性が高く、ただ座っているだけでもその膝の角度自体が重症の膝の痛みを抱えている人からすればた負担になってしまう場合もあるわけですね。

そういった意味では膝に痛みを抱えている人の場合は、座椅子などの方が膝を曲げる角度をご自分で調節できるため適していると思いますので是非試してみてください。
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寝ている時に膝の痛みが発生する理由

通常の筋肉痛や関節痛の多くは、筋肉や関節に負担が加わった時に発生します。

つまり足を動かしていない、何もしていない寝ている状態では関節や筋肉に大きな負担は加わっていませんので、通常ではこういった時に痛みが発生する事は考えにくい現象なんですね。

では寝ているだけで何故痛みが発生してしまうんでしょうか?

その理由は膝周辺に発生する強い炎症が原因です。

炎症が発生すると、近くの神経を興奮させ感覚を過敏にさせる特徴を持っています。

神経の感覚が過敏になるという事は、弱い動作や少しの負担でも痛みを感じやすくなってしまうという事ですね。

当然、炎症が強ければ強いほどこの感覚の過敏性は強くなります。

通常であれば動かしていない時や何もしていない時というのは体にとって負担の大きい動作ではありません。

しかし、炎症が強くなって感覚の過敏性が強くなってしまうと、動かしていない時の姿勢や体勢から発生する膝へのわずかな圧力だけで痛みを感じるようになってしまうんです。

(足の重さなど)

では何故強い炎症が発生しているんでしょうか?

炎症というのは、体の組織が破壊された時に発生する物質です。

体の組織の破壊と説明すると少し大げさに聞こえるかもしれませんが、筋肉に負担をかけて発生する筋肉痛であっても、ミクロの世界では筋繊維などの組織の破壊は関わっています。

ただし、もし炎症の発生の原因が単なる筋肉などへの負担なのであれば、症状がそう長続きする事はありません。

筋肉は体の組織の中でも比較的回復力が高い組織ですので、仮に破壊されたとしても軽い筋肉痛であれば数日、肉離れのように完全に筋繊維が断裂するような大怪我であっても1ヶ月程で大まかな修復は完了し炎症も治まるはずです。

つまり、もし動かしていない時や何もしていない時、寝ている時の膝の痛みが何週間も継続して発生しているのであれば、その原因は単なる筋肉ではなく別の場所に何らかの組織損傷が関わっている可能性が高いという事になります。

膝で説明すれば、膝の中の軟骨や靭帯などが損傷していたり変形している可能性が高いという事ですね。

そのため、組織の損傷や変形が症状の発生に大きく関わっている変形性膝関節症などは足を動かしていない時や寝ている時に痛みが発生しやすいんです。

もし変形性膝関節症などの診断を受けていない人でも、足を動かしていない時に痛みが発生している場合は組織の損傷や変形を疑うようにして下さいね。

また、こういった足を動かしていない、何もしていない時に発生する痛みの事を自発痛と呼ぶんですが、こういった症状が発生した時は、膝の症状が重症化してきているサインでもありますので注意するようにして下さい。

そのためこういった症状に心当たりがある場合は、出来るだけ早く信頼できる病院や治療院に相談するように心がけて下さい。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

私は変形性膝関節症など膝の症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「寝不足と変形性膝関節症など膝の痛みとの関係」のページの説明を終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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