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リウマチと変形性膝関節症など膝の痛みとの関係

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変形性膝関節症は膝に痛みを発生させる代表的な疾患の一つではありますが、中にはリウマチによって膝の痛みを感じている人もおられます。

昨今ではリウマチに効く良い薬がたくさんありますので、リウマチは投薬治療が基本的な治療になっていると思います。

ただし、中にはリウマチと変形性膝関節症を併発させている人も珍しくなく、そういった人にとっては投薬治療だけでは不十分な事もあります。

ただしこういった話を患者さんにすると

「リウマチの症状って薬以外で改善する事ってあるんでしょうか?」

といった質問をいただく事があります。

そこでこのページでは、リウマチと変形性膝関節症との関係についてと、リウマチから発生する膝の痛みは手技療法で改善する事はあるのか?について説明させていただきますね。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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関節リウマチの症状は強い炎症反応によって発生している

まずは簡単に関節リウマチの説明をさせていただきますね。

ご存知の人も多いと思いますが、関節リウマチは免疫系の異常による病気です。

免疫というのは、通常体の外から体内に入ってきたウィルスやバイキンを攻撃してやっつけてくれる存在です。

本来は体を守ってくれる存在であるはずの免疫が、何故か自分の関節を攻撃してしまい炎症を発生させ痛くなるのが関節リウマチだと考えられています。

(何故自分の関節を免疫が攻撃してしまうのかは解明されていないようです)

さて、この免疫の異常を手技などの保存療法で治す事ははっきり言って不可能です。

ただし、関節リウマチから発生している痛みなどの症状に関してはある程度改善する事は可能です。

関節リウマチは免疫系の異常によって発生する病気ではありますが、その症状は免疫が関節細胞を攻撃した事によって発生た炎症反応が原因です。

炎症反応とは、細胞が破壊された時に血中の中に発生する物質であり、この炎症反応が強ければ強いほど症状が強くなる為発痛物質とも呼ばれています。

この炎症は血中の中に発生する為、簡単に言えば血行を促進する事が出来れば改善してくれるんですね。

ただし一般的なマッサージなどは、関節リウマチや変形性膝関節症などが関わっている膝の痛みとは相性があまり良くありません。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージなどの強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

変形性膝関節症のように、骨や軟骨の変形や損傷が痛みに大きく関わっていたとしても、その症状には筋肉の緊張状態や炎症の有無も痛みにはかなりの部分で関わっています。

強い刺激で行う治療では、強い炎症による過敏性が邪魔をして改善する可能性は低いと思いますが、弱い刺激で行う治療であれば、しっかり膝周辺の筋肉を動かし、血行を促進する事が出来れば炎症や筋緊張は軽減して症状が改善する事も珍しくありません。

こういったメカニズムは関節リウマチでも同様です。

関節リウマチそのものを完治させる事は出来ませんが、関節リウマチから発生している強い炎症反応は、弱い刺激で行う手技療法であれば改善は可能であり、炎症反応が改善すれば痛みも改善します。

ただし、こういった弱い刺激で治療を行える治療院は決して多くはありません。

(探せばあると思いますが)

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。
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生物製剤(バイオ医薬品)の効果は素晴らしい

上記では私の治療によって関節リウマチや変形性膝関節症などの症状はある程度抑えられる事を説明させていただきました。

ただし、私が言うのも変な話ではありますが、一昔前に比べるとお医者さんが出してくれる薬でもだいぶリウマチの症状は抑えられる様になってきた印象があります。

特に最近少しずつ広がってきている生物製剤(バイオ医薬品)と呼ばれている薬の効果は素晴らしいです。

私の所に関節リウマチと変形性膝関節症を併発させているとある患者さんが一人おられるんですが、上記でも説明していたようにある程度は私の治療で痛みは改善できていました。

(最初はまともに歩く事も出来ていませんでしたが、少なくとも日常生活に支障のないレベルまでは痛みは改善)

ただし、完全に痛みを取り除く事は出来ず、何か大きな負担をかける度に少し悪化しては私が治療して状態を維持するという期間が続いていました。

そこでこの患者さんがお医者さんに紹介され、大阪の阪大病院でこのバイオ医薬品を服用するようになったんですが、それから数週間でほぼ痛みが消えてしまい、現在も服用していますが大きな症状は再発していません。

正直に言って悔しさよりも驚きの方が大きい劇的な効果でした。

副作用もほとんどありませんが、あえて言うと人間の炎症反応を劇的に解消してくれるため、風邪をひいても風邪の症状が発生しないので年配の人だと知らない間に肺炎などにかかってしまう可能性があるとの事です。

(それだけ効果が高いという事ではありますが)

昨今、だいぶ薬の効果も高くなってきたと思っていましたが、このバイオ医薬品に関してはちょっと次元が違います・・・

ただし、保険が利いても一回数万円するという高価な薬であり、尚且つ長期間に渡って服用し続けないといけない薬ですので、経済的に余裕がなければ少ししんどいかもしれません。

ちなみにいくつか種類がある中で、私が知っている患者さんが服用していたのは比較的安い薬であり、それでも月に2,3万ほどの代金が発生しているようです。

非常に効果の高い薬でもありますが、もう少し値下げしない限りは一般的に普及するのは難しいかも知れませんね。

ちなみに、たまたま私の義理の兄が製薬会社で働いていますので、こういったバイオ医薬品が今後安くなる事はあるのか質問しましたが、現時点では薬の管理が非常に難しいらしく、余程の技術革新がない限りは安価で普及する事は難しいという意見でした。

なんだかリウマチの薬の説明になってしまいましたが、本当に驚く効果が出ている薬でもありますので、興味のある人はお医者さんに聞いてみてくださいね。

勿論、変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの場合は、お気軽に私にご相談して下さい。

私は変形性膝関節症など膝の症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「リウマチと変形性膝関節症など膝の痛みとの関係」のページの説明を終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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