ページの先頭です

トップページ > 症状別解説一覧 > 右膝、左膝、片足だけに変形性膝関節症など膝の痛みが発生する理由

右膝、左膝、片足だけに変形性膝関節症など膝の痛みが発生する理由

Fywb3GmY0DXQvSa1496284436_1496284483

変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私は右膝だけに痛みが発生するんですがどうしてなんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

別に右膝に関わらず、左膝だけなど変形性膝関節症や膝の痛みが片足だけに発生するという人は珍しくなく、そのため疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?

そこでこのページでは、右膝、左膝、片足だけに変形性膝関節症など膝の痛みが発生する理由について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
スポンサーリンク


片方の膝だけ痛めているのであれば片膝にだけ加わっている負担が存在しているはず

さて、見出しで当たり前の事を書いていますが、片方の膝だけに痛みを発生させているのであれば、間違いなくあなたの日常生活の中で片膝にだけ負担をかけている動作が存在しているはずです。

例えば右膝だけ痛みが発生しているのであれば、その人は右膝だけに限定した負担になる動作が日常生活の中に隠れているはずです。

ただし、痛めている本人がどういった動作で痛めているかはほとんどの場合で気がついていないと思います。

(もし分かっていれば避けれると思いますので)

身体への負担になる動作というのは、みなさんが思っている以上に些細な事が原因で発生し、また尚且つ原因動作は個人差が大きく全ての原因を特定する事は不可能です。

ただし膝を痛めやすい動作の傾向というのは存在しています。

膝にとって負担のかかりやすい動作というのは、膝の関節の解剖学的特徴から説明できます。

単純な話ですが膝の関節は構造上、曲げたり伸ばしたりする事は出来ても捻じる動きやひねる動きには適していません。

つまり、膝は捻じる動きやひねる動きのように関節が回転するような動作は負担になりやすいという事になります。

この捻じる動作というのは多くの膝の痛みの原因動作になっている事が多く、もし片膝だけに痛みが発生しているのであれば、おそらく片方の足だけを捻じってしまうようなクセが日常生活の中で発生している可能性が高いと思います。

日常生活の中で膝をひねったり捻じりやすい動作で一番多いのは、歩いていて方向転換をする時だと思いますが、歩いていて方向転換する時に膝を捻じらないようにする為には、大きく分けて2つの注意点があります。

一つは、行きたい方向に向けてしっかりとつま先を向ける事です。

股関節と膝の関節と足首の関節は歩行動作において連動して動いています。

その中で進行方向に対してつま先が向いているかどうかは非常に重要であり、例えば真っ直ぐ歩いていて右折するのであれば、足が地面に着地する前につま先の方向が右に向いていれば膝を捻じる事はありません。

ただし、つま先の方向が真正面に向いたまま右折しようと思うと、足首は前に向かっているのに膝は右に向かおうとしてしまい思いっきり捻じってしまいます。

その為、方向転換をする時には出来るだけ進行方向に向けてつま先を向けるようにしましょう。

二つ目の注意点は、方向転換する時は踵を少し上げる事です。

一つ目の注意点で説明したように、方向転換する時は基本的には行きたい方向に向けてつま先を向けるのが正しいんですが、動作によってはそんな事をしている暇が無い時も当然あります。

万が一つま先が真正面を向いていた状態で方向転換をしたとしても、実は踵を少し上げて地面に着地していれば膝は捻じらずに済むんですね。

踵を上げずに足裏全体が地面に着地した状態で方向転換をすると、地面からの摩擦抵抗力によって膝は捻じれます。

それと比べて、踵を少し上げていると地面に着地している接地面積が少なくなり、その部分を支点にして股関節ごと回転してくれるんですね。

人間は必ず利き足というものがありますので、右足か左足か体重を安定してかけやすい方向が決まっています。

(この場合の利き足というのは片足立ちが安定して行える軸足の方です)

動かすのが得意な方の足はこういった動作を意識していなくても勝手に行えている事も多いのですが、苦手は方は行えていない事も多々あります。

この動作が全ての膝の痛みの原因という訳ではありませんが、歩行動作で痛めている人は多い印象がありますので一度確認してみて下さいね。
スポンサーリンク


片方の膝の痛みをかばうと反対側の膝も痛くなる

このページを調べている人のほとんどは片膝だけに痛みが発生しているという人達だと思います。

しかし、片膝の痛みを放置していると両膝に痛みが発生するという事は珍しくありません。

膝の痛みは片膝だけの痛みであったとしても、その後に反対側の膝の痛みも発生する可能性が高く、結果的に両膝が痛くなりやすい疾患です。

両膝が痛くなる理由は単純です。

人間はどこか痛い場所があると、意識的にも無意識的にもその部分をかばって動くようになります。

もし仮に左膝に痛みが発生していれば、その痛みをかばう為に必ず右膝の負担が強くなってしまうんですね。

その結果、悪くなかったはずの右膝も痛くなってしまい両膝に痛みが発生した状態になってしまう訳です。

当然、両方の膝を痛めると片方だけよりも改善は難しくなります。

先ほども説明した様に、痛みが片膝だけなのであれば悪い方をかばう事が日常生活で可能です。

しかし、両膝に痛みが発生した場合は動作を行う以上かばう事が難しくなります。

日常生活の負担が少なければ少ないほど症状の改善はしやすくなりますが、両膝に痛みが発生すると日常生活の負担程度でも安静にする事が難しくなり、その結果治療も難しくなってしまうんですね。

そのため、膝に痛みや違和感を感じた時は出来るだけ早く信頼できる病院や治療院に相談するように心がけて下さい。

もしどこに相談していいか分からない、どこに行ってもダメだったという人は1度私にお気軽にご相談してくださいね

膝の痛みの治療にはそれなりの自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「右膝、左膝、片足だけに変形性膝関節症など膝の痛みが発生する理由」についてのページを終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

おすすめ記事


スポンサーリンク


変形性膝関節症や膝の痛みに関しての記事

「当院で行う変形性膝関節症、半月板損傷など、長引く膝の痛みの具体的な治療方法」

「膝の痛み、変形性膝関節症の重症度チェック」

「病院のレントゲンで膝の痛みを異常なしと診断された。」

「膝の痛み、変形性膝関節症を改善、緩和、治す治療院選びのポイント」

「再発を繰り返す膝の痛み、変形性膝関節症」

「変形性膝関節症や膝の激痛時の緩和、改善、軽減、解消、治す方法」

「ストレッチ後の変形性膝関節症や膝の痛みの悪化の危険性」

「筋力トレーニング後の膝の痛み、変形性膝関節症の悪化の危険性」

「変形性膝関節症や膝の痛みとサプリメントの効果について」

「変形性膝関節症や膝の痛みにとっての楽な姿勢や寝方」

「変形性膝関節症や膝の痛みの原因、気をつけなければいけない事」

「治らない膝蓋腱炎、ジャンパー膝の原因と治療法」

「子供の膝の痛み、成長痛、オスグッド」

「軟骨、半月板損傷や変形性膝関節症、膝の痛みは完治するのか?」

「膝の痛みや変形性膝関節症のケアやメンテナンスの重要性」

「雨や天気の変化によって悪化する膝の痛み、変形性膝関節症」

「変形性膝関節症や膝の痛みの人が安静にする事の重要性」

「運動不足と膝の痛み、変形性膝関節症との関係」

「電気治療は膝の痛みや変形性膝関節症に効果があるのか?」

「放置や我慢をすると危ない膝の痛み、変形性膝関節症」

「湿布(シップ)は膝の痛みや変形性膝関節症に効果があるのか?」

「朝方や夜中に膝の痛みや変形性膝関節症が悪化して寝れない理由」

「針治療は膝の痛みや変形性膝関節症に効果があるのか?」

「寒い日や気温差によって悪化する膝の痛み、変形性膝関節症」

「膝の痛みや変形性膝関節症の人が痛み止めを常用するリスク」

「ウォーキング、歩きすぎる事と膝の痛みや変形性膝関節症との関係」

「変形性膝関節症、膝を痛めない、予防する為の正しい歩き方」

「病院の検査後に悪化する事が多い膝の痛み、変形性膝関節症」

「両膝に痛みが発生する膝の痛み、変形性膝関節症」

「変形性膝関節症、膝の痛みが膝の裏側に発生する時は要注意」

「発熱や風邪をひくと悪化する変形性膝関節症、膝の痛み」

「変形性膝関節症や膝の痛みと股関節との関係」

「太りすぎ?肥満や体重と膝の痛み、変形性膝関節症との関係」

「変形性膝関節症、膝の痛みとサポーターの効果と悪化する可能性」

「腰、ヘルニア、坐骨神経痛が原因で発生する膝の痛み」

「変形性膝関節症、膝のお皿の下に痛みが発生する時は要注意」

「妊婦さんや妊娠により発生する女性の膝の痛み」

「正座が痛い、できない膝の痛み、変形性膝関節症」

「アルコールやお酒、飲酒と変形性膝関節症、膝の痛みとの関係」

「整形外科や病院では治らない膝の痛み、変形性膝関節症」

「治療後に変形性膝関節症、膝の痛みが強くなる好転反応」

「変形性膝関節症など、膝の弱い痛みや違和感が続く時は要注意」

「高齢者の加齢による変形性膝関節症、膝の痛み」

「変形性膝関節症、膝の痛みと自転車やエアロバイクによる運動」

「更年期障害、自律神経失調症と変形性膝関節症や膝の痛み」

「変形性膝関節症、半月板損傷、膝を動かした時に音がする症状」

「突然急に、いきなり発生する変形性膝関節症や膝の痛み」

「変形性膝関節症、膝の痛みの人とスクワットによる悪化の危険性」

「筋肉痛とは違う、変形性膝関節症や軟骨、半月板損傷や膝の痛み」

「変形性膝関節症、膝の痛みと足底板やインソールの効果と悪化」

「変形性膝関節症、半月板や軟骨の損傷、膝の痛みと炎症との関係」

「歩くと痛い、歩けない変形性膝関節症や膝の痛みの人はそれでも歩くべきか?」

「膝の痛みなど変形性膝関節症の人で階段や段差の上り下りの注意点」

「膝の痛みなど変形性膝関節症の人はアイシングや冷やす事が有効?」

「膝の痛みなど変形性膝関節症の人は温泉やお風呂で温めると悪化する可能性もある」

「膝の痛みなど変形性膝関節症の人で上り坂や下り坂、坂道の注意点」

「中学生や高校生など若い人に膝の痛みが発生する場合はスポーツの動作が原因」

「漢方薬は変形性膝関節症など膝の痛みに効果はあるのか?」

「エアコンや冷房で冷えると悪化する膝の痛みや変形性膝関節症」

「お香やアロマテラピーは変形性膝関節症など膝の痛みに効果はあるのか?」

「足ツボや青竹踏みは膝の痛みなど変形性膝関節症に効果はあるのか?」

「変形性膝関節症など膝の痛みは遺伝が関係するのか?」

「ピップエレキバンは変形性膝関節症など膝の痛みに効果はあるのか?」

「ヨガやピラティスは変形性膝関節症など膝の痛みに効果あり?」

「マッサージや指圧は変形性膝関節症など膝の痛みには逆効果?」

「梅雨や冬など季節の変わり目に変形性膝関節症など膝の痛みが悪化しやすい理由」

「変形性膝関節症など膝の痛みの急性期と慢性期の症状の違い」

「膝の痛みや変形性膝関節症は筋力不足が原因ではない?筋肉を鍛える行為は悪化するかも」

「ハイヒールやスリッパは悪い?膝の痛みや変形性膝関節症の靴選びの注意点」

「精神的ストレスやメンタル面も変形性膝関節症など膝の痛みに関係する?」

「仰向けや横向きなど寝ている時に変形性膝関節症など膝の痛みが発生する理由」

「動かしていないのに膝の痛みを感じる変形性膝関節症は注意」

「寝起きや起床時に変形性膝関節症など膝の痛みが悪化する理由」

「デブは痩せたら治る?変形性膝関節症など膝の痛みとダイエット」

「変形性膝関節症など膝の痛みが同じ姿勢が続いた後の動き始めで強くなる理由」

「変形性膝関節症など膝の痛みが整骨院や整体院で治りにくい理由」

「変形性膝関節症など膝の痛みは何科に受診するべきか?」

「カクンと力が抜ける変形性膝関節症など膝の痛みは注意」

「片足立ちは変形性膝関節症など膝の痛みに最も有効な体操」

「一週間以上続く膝の痛みは一時的な筋肉痛ではない?」

「変形性膝関節症など膝の痛みに骨盤矯正は危険?体の歪みとの関係」

「変形性膝関節症など膝の痛みにテーピングで固定する効果について」

「変形性膝関節症など膝の痛む部位や位置、場所が移動する理由」

「変形性膝関節症など膝の痛みで赤く腫れたり熱く感じる理由」

「ねじる、ひねる動作は変形性膝関節症など膝の痛みの人は注意」

「変形性膝関節症など膝の痛みを和らげるためのオススメの対策」

「足の腫れやむくみが変形性膝関節症など膝の痛みと同時に発生する理由」

「変形性膝関節症など膝の痛みの人が重たい物を持つ時の注意点」

「リウマチと変形性膝関節症など膝の痛みとの関係」

「コラーゲンやコンドロイチンは変形性膝関節症など膝の痛みに効果はあるのか?」

「休むと治る?変形性膝関節症など膝の痛みと血行不良との関係」

「固まってしまい伸ばせない、曲がらない変形性膝関節症など膝の痛みについて」

「足を組んだりあぐらはおすすめできない変形性膝関節症など膝の痛み」

「走ると痛い?マラソンやランニングと変形性膝関節症など膝の痛み」

「変形性膝関節症など膝の痛みの手術のリスクは?」

「長引く膝の痛みは呪いや生霊のせい!?(信じていませんが)」

「変形性膝関節症など膝の痛みが飛行機で悪化する理由」

「変形性膝関節症など膝の痛みの場所が冷たく感じる理由」

「老化やお年寄りに発生する変形性膝関節症など膝の痛みの治療に関して」

「変形性膝関節症など膝の痛みの水を抜くのは良い事なのか?」

「立ち仕事や立っている時の変形性膝関節症など膝の痛みの注意点」

「変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人がO脚になる原因」

「登山や山歩きをする変形性膝関節症など膝の痛みを感じる人の注意点」

「お皿の上、内側、外側など膝の痛みの場所によって原因は違う?」

「変形性膝関節症など膝の痛みと同時に手足の痺れが発生した時は注意」

「変形性膝関節症など膝の痛みが発生しにくいイスの高さや座り方」

「寝不足と変形性膝関節症など膝の痛みとの関係」

「産後や育児中に膝の痛みを感じた人が注意したい事」

「車の運転中に変形性膝関節症など膝の痛みが発生する時の注意点」

「変形性膝関節症など膝の痛みとアキレス腱やかかとの痛みとの関係」

「枕やクッションを膝下に入れると変形性膝関節症など膝の痛みが楽になる事がある」

地図イメージ

豊中市の整体、整骨院
よしだ柔整治療院

【住所】大阪府豊中市南桜塚2-7-1-114 ユニハイム桜塚
【アクセス】阪急電鉄宝塚本線 曽根駅 徒歩7分
【ご相談・ご予約】06-6858-3458
※当院は予約制です 【営業時間】月~金 9:00~12:00 / 13:00~20:00 土曜 9:00~12:00
【定休日】日曜、祝日、土曜日の午後
>>場所・行き方はこちら

【このホームページは私が書いています】

院長 吉田

よしだ柔整治療院
院長のプロフィール

患者さんの声

当院の風景

症状別解説

よくある質問

メールでのお問い合わせ

友だち追加
※LINEでも予約可能です

サイトメニュー

Information

外観

営業時間
平日 9時~12時/13時~20時
土曜 9時~12時
定休日
日曜、祝日、土曜日の午後
所在地
〒561-0882 大阪府豊中市南桜塚2-7-1-114 ユニハイム桜塚
電話番号
06-6858-3458
代表者
吉田 隼