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走ると痛い?マラソンやランニングと変形性膝関節症など膝の痛み

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変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私はマラソンやランニング、ジョギングなど長い距離を走ると膝が痛むんですが何か良い方法はありませんか?」

といった質問をよくいただきます。

膝にとってはこういった長距離走というのはあまりオススメできる行為ではないのですが、最近はマラソンやランニング、ジョギングなどを趣味にしている人も多く、こういった悩みを抱えている人も多いと思います。

そこでこのページでは、変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人がマラソンやランニング、ジョギングなど長距離を走ると痛みが発生する理由について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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走り方が原因で発生している膝の痛みの場合は原因動作を改善しない限り治る事はない

見出しで少し生意気な発言をしていますが、マラソンやランニング、ジョギングに関わらず、スポーツを行った時にだけ痛みが発生して満足にスポーツが行えないという人の場合は、高い確率でその行っているスポーツの中に原因動作が隠れています。

マラソンやランニング、ジョギングで痛みが発生するのであれば、失礼を承知で言いますが走り方が悪いんです。

ただし、日常生活で痛みが発生しているのであれば話は別ですよ。

その場合は走る以前に弱い負担ですら痛みが発生している訳ですから、安静にするなり治療をするなりでまずは膝の症状の改善を目指さなければいけません。

走り方が膝の痛みの原因に大きく関わっているかどうかを判断する方法は簡単です。

マラソンやランニング、ジョギングを一度休んでみて下さい。

休んでみて膝の痛みが改善して、日常生活では痛みが発生しないにも関わらず走って再発するのであれば、その膝の症状は高い確率で走り方の中に原因動作が隠れています。

原因動作と言えば分かりにくいと思いますが、簡単に言えば「悪いクセ」のようなものです。

どんなに安静にして痛みを軽減させても、治療によって痛みを改善させたとしても、その「悪いクセ」を治さない限りは走るとすぐに再発してしまいます。

そのため、走り方の中に原因動作が存在している膝の痛みなのであれば、休んでは改善し走ると症状が再発するという現象を繰り返す事が大きな特徴になっています。

つまりその原因動作(悪いクセ)を治さないと症状は絶対に治る事はありません。

当然ながら患者さんによって痛みの原因になっている「悪いクセ」はそれぞれ違います。

また、もちろん患者さん自身はご自身の動作の中にある明確な原因に気づいていない事がほとんどです。

(気づいていれば自分でその動作を治す事によって改善するはずですから)

全ての動作を文章で説明する事は出来ませんが、ここからは走り方が原因で膝を痛めている人の原因動作について一つ説明させていただきます。
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足が真っ直ぐ前に出ずに内側に偏って出している人が多い

あくまでもこういった走り方が原因で膝を痛めている人が多いという一例ではありますが、走り方が原因でマラソンやランニング、ジョギング時に痛みを発生する人の中には、走行時に足が真っ直ぐ前に出ずに少し内側に偏って出している人が多い印象を持っています。

膝の関節というのはその関節の構造上、曲げる動作や伸ばす動作に関しては強い適応力を持っているんですが、捻じったりなど横方向の動作には適していません。

そのため、前に走っていく動作なのに足が内側などに偏って着地してしまうと膝を捻じってしまい大きな負担になってしまうんですね。

中にはわずかな捻じれのために走っていてもすぐには痛みが発生せずに、何キロか走った後に痛み出すという人も珍しくありません。

また、こういったクセによって痛みを発生させている人の話を聞いていると

「走っていると、片方の踵にもう片方の足がよくぶつかる」

という話もよく聞きます。

このように走っている時に片足が反対側の片足によくぶつかるという事は、走っている時に足が内側に偏って着地している可能性が高いので気をつけましょう。

もしこういった走り方が原因で膝を痛めているのであれば、正しく走る事が出来れば痛みは改善するはずです。

この場合の正しい走り方とは、足を真っ直ぐ前に出して走るという事になります。

足を意識するよりも、膝のお皿を真っ直ぐ前に向けて出すという事を意識すれば行いやすいと思いますし、歩道と車道を分ける為の白線のライン上を、片足が常に着地するようにして走るとクセを改善しやすいと思います。

(この方法を選択する場合は車の交通量が少ない道で試してくださいね)

また、患者さんの中には直線を走るのは問題なくても、カーブを曲がる時だけ極端に内側に足を着地している人もおられます。

カーブであっても極端に内側に着地する走り方を行うと膝を痛めてしまうため気をつけて下さいね。

(患者さんが思っている以上に些細な事が原因で痛みは発生しますので)

このページで説明させていただいた走り方はあくまでも一例です。

過去には足幅を大きくとりすぎている、腕の振り方、太ももがほとんど上がっていない、頭が前に下がりすぎているなどなど、様々な事が理由でマラソン時やランニング時、ジョギング時に痛みを発生させている人がいました。

もし走り方が原因で痛みが発生しているのであれば、原因動作を改善できれば症状は軽減しますので是非参考にして下さいね。

また、走る以前に日常生活で痛みが発生している場合は出来るだけ早く信頼できる病院や治療院に相談するように心がけて下さい。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

私は変形性膝関節症など膝の症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「走ると痛い?マラソンやランニングと変形性膝関節症など膝の痛み」のページの説明を終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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