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変形性膝関節症など膝の痛みが同じ姿勢が続いた後の動き始めで強くなる理由

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変形性膝関節症など膝の痛みでお悩みの人の話を聞いていると

「先生、私は同じ姿勢で長くいた後の動き始めが痛みが一番強くて、動いている間に少しマシになるんですが何でなんでしょうか?」

といった質問をよくいただきます。

このようにじっとしていた後の動き始めが一番痛いという人は非常に多く、お困りの人も多いのではないでしょうか?

そこでこのページでは、変形性膝関節症など膝の痛みが同じ姿勢が続いた後の動き始めで強くなる理由と、その症状の改善方法について説明させていただきます。

ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)

医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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同じ姿勢の後の動き出しや動き始めが辛いのは強い炎症のせい

見出しで既に触れているように、同じ姿勢でしばらくじっとした後の動き出しに膝の症状が強くなるという現象は、膝周辺の強い炎症が関わっています。

炎症は近くの神経を興奮させ、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。感覚が過敏になると少しの負担でも痛みを感じやすくなってしまうんですね。

そして炎症というのは血管の中に発生します。

同じ姿勢で座っている時やじっとしている時というのは動きが少ないため、血流が悪い状態になっているので一か所に炎症が溜まり続けてしまいます。

そうやって炎症が一定以上に溜まった状態で動き出すと、神経が過敏になっているためわずかな負担でも強い痛みを感じてしまうんです。

しかし動き出すと体全体の血流が良くなり、一か所に溜まっていた炎症が血流によって流れてくれるので症状は軽減します。

同じ姿勢でじっとしていた後の動き初めや動き出しの痛みがピークで、動いている内に少し症状が楽になるという人は非常に多いと思いますが、そういった現象も膝周辺に発生している炎症の特徴が関わっているわけです。

ただし、この炎症が強すぎると動いていてもずっと痛みが継続する、もしくは痛みが強すぎてそもそも動けないという事もあり得ます。

症状が重症化すると、足を動かしていないにも関わらず強い痛みが発生し続ける場合もあるため、こういった症状が発生した時は炎症反応が強くなって重症化しているサインですので注意が必要です。

では何故強い炎症が発生しているんでしょうか?

炎症というのは、体の組織が破壊された時に発生する物質です。

体の組織の破壊と説明すると少し大げさに聞こえるかもしれませんが、筋肉に負担をかけて発生する筋肉痛であっても、ミクロの世界では筋繊維などの組織の破壊は関わっています。

ただし、もし炎症の発生の原因が単なる筋肉などへの負担なのであれば、症状がそう長続きする事はありません。

筋肉は体の組織の中でも比較的回復力が高い組織ですので、仮に破壊されたとしても軽い筋肉痛であれば数日、肉離れのように完全に筋繊維が断裂するような大怪我であっても1ヶ月程で大まかな修復は完了し炎症も治まるはずです。

つまり、動き初めや動き出し時の強い膝の痛みが何週間も継続して発生しているのであれば、その原因は単なる筋肉ではなく別の場所に何らかの組織損傷が関わっている可能性が高いという事になります。

膝で説明すれば、膝の中の軟骨や靭帯などが損傷していたり変形している可能性が高いという事ですね。

そのため、組織の損傷や変形が症状の発生に大きく関わっている変形性膝関節症などはこういった症状が発生しやすいんです。

もし変形性膝関節症などの診断を受けていない人でも、こういった症状を発生している場合は組織の損傷や変形を疑うようにして下さいね。
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変形性膝関節症など動き始めや動き出し時の膝の痛みはアイシングが効果的

上記でも説明させていただいたように、同じ姿勢が長時間続いた後の動き始めや動き出し時の膝に発生する痛みの原因は強い炎症反応です。

つまり、この炎症をどうにか出来れば症状は改善するという事です。

炎症というのは組織が損傷した細胞から発生する物質で、炎症が発生する化学反応にはが必要になるといわれています。

つまり熱が高ければ高いほど、組織損傷した細胞から炎症が活発に出現してしまい、熱が下がれば下がるほど、炎症が新たに生まれる反応を止めてくれるという事になります。

(膝が痛い時は赤く腫れ上がって熱くなる人も多いと思いますが、こういった現象は炎症が深く関わっています)

そのため、膝を冷やす(アイシング)とこの炎症反応を抑える事に繋がる訳です。

特に膝の痛みは、ぎっくり腰や寝違え、足首の捻挫のように強い炎症反応が症状の発生に大きく関わっている疾患ですので、アイシング(冷やす行為)が有効な疾患でもあります。

炎症を抑える事が出来ればこういった症状は軽減しますし、それ以外の症状にも良い影響が起こります。

組織損傷の程度によってはアイシングだけで炎症が引かない場合も勿論ありますが、本当に変形性膝関節症など膝の痛みには有効な方法ですので是非試して見て下さいね。

変形性膝関節症など膝の痛みは弱い刺激で行う治療が効果的

このページでは、変形性膝関節症など膝の痛み同じ姿勢の後の動き始め時に発生する理由と、アイシングをすべきという説明をさせていただきました。

アイシングが膝の痛みに有効な事は間違いないんですが、炎症反応が強すぎれば改善しない場合も当然あります。

その場合にどういった治療法が有効なのか説明させていただきますね。

変形性膝関節症のように、膝の痛みの場合は膝の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合が多く、その周辺には常に強い炎症が発生しています。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージなどの強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

私は変形性膝関節症など膝の症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「変形性膝関節症など膝の痛みが同じ姿勢が続いた後の動き始めで強くなる理由」のページの説明を終了させていただきますが、下記に膝の痛みに関連するページのリンクも載せていますので興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。

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