頚椎症や頸椎ヘルニアなど、首が原因で肩、背中、腕や手に発生する神経痛は、症状が一度治まっても再発を繰り返しやすい厄介な症状です。
一度でも頚椎症や頚椎ヘルニアの症状を経験した事がある人からすれば、もう二度と感じたくない症状だったと思います。
そのため、再発をさせない為の予防法などを探している人も多いのではないでしょうか?
そこでこのページでは「頸椎症や頚椎ヘルニアなど、腕や手の神経痛の予防法や注意点」について説明させていただきます。
ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です(ここをクリックすると私の柔道整復師免許証の写真が出ます)
医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。
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首にとって負担になる動作を出来るだけ避ける事が大事
さて、まず先に結論を言わせていただきますね。
頸椎症や頸椎ヘルニアの予防法や注意点は、日常生活で出来るだけ首に負担をかけないようにする事です。
何故首なのか?
ご存じの人も多いと思いますが、頸椎症や頸椎ヘルニアは首の骨が変形し、近くの神経を圧迫して痛みを発生させる疾患です。
そのため、首の神経を圧迫している場所に、過度な負担を与えると症状は悪化してしまう訳ですね。
詳しくは
「頸椎症や頸椎ヘルニアの人が気をつける事、やってはいけない動作」
のページで説明させていただいているのですが、首に負担のかかりやすい動作は主に次の3つになります。
① 首の後屈(上を見上げる動作)と側屈(首を横に倒す動作)
② 首を動かす時に、連動して体を動かさず、首だけを単独で動かす行為
③ 手を使った作業時に、腕を伸ばして自分の位置より遠くで作業をする行為
以上の3つです。
こういった動作をしないように普段から注意していただければ、頸椎症や頸椎ヘルニアの予防法になると思います。
逆に、普段の日常生活や仕事の中に、こういった動作が多い人は頸椎症や頸椎ヘルニアになりやすい人、もしくは再発しやすい人になります。
ご自分の症状の改善に役立つ情報ですので、是非参考にしてくださいね。
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ストレッチや体操は逆効果になる事が多い
頸椎症や頸椎ヘルニアの予防の話をすると、よく首のストレッチや体操、筋トレについて質問を受けます。
残念ながら、頸椎症や頸椎ヘルニアと、ストレッチや筋トレとはあまり相性がよくありません。
詳しくは
「首のストレッチ後に悪化する頸椎症、頸椎ヘルニア、首の神経痛」
「首の筋肉を鍛える、筋トレ後に悪化する頸椎症や頸椎ヘルニア」
のページで説明させていただいているんですが、無理して行うと逆に症状が悪化する可能性もありますので気をつけてくださいね。
もちろん、場合によってはこういったストレッチや運動で症状が軽減したり楽になる人は存在します。
そのため全てのストレッチの方法論を否定するつもりはありません。
しかし、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状や痛む条件は人によって大きく異なり、効果的なストレッチやその時の力加減を患者さんが調節する事は非常に困難です。
ストレッチや体操などで改善する人と悪化する人とでは、悪化する人の方がやはり多い印象を持っていますので是非参考にして下さいね。
まとめ
ここで簡単にまとめさせていただきますね。
頚椎症や頚椎ヘルニアを予防する上で最も大切な注意点は、出来るだけ首に負担のかからない日常生活を意識する事です。
また、ストレッチや体操はやり方によっては症状を悪化させる可能性が高く、症状が落ち着いているのであればあえてリスクのある行為は避けた方が良いと思います。
そして何より重要なのは、症状が発生した時は軽症の内にできるだけ早く病院や治療院に相談するようにしてください。
頸椎症や頸椎ヘルニアは軽症から重症例まで、症状の幅が広いのが特徴です。
軽症であれば、安静にしているだけで改善する例もあると思いますが、重症化すると本当に厄介な症状です。
そのため、軽症の内に症状を抑える事が何より重要になります。
もしどこに相談していいか分からない、どこに行ってもダメだったという人は、私に1度お気軽にご相談してくださいね
私は頸椎症や頸椎ヘルニアなど、首、肩、背中、腕や手に発生する神経痛の治療には、自信を持っていますのできっとお力になれると思います。
以上で「頸椎症や頚椎ヘルニアなど、腕や手の神経痛の予防法や注意点」のページの説明を終了させていただきますが、下記に頚椎症や頚椎ヘルニアに関連するページのリンクも載せていますので、興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。
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