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肩こりと筋肉痛、肉離れとの違いについて

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長期間に渡って肩こりの症状でお悩みの人の話を聞いていると、「肩こりと筋肉痛、肉離れとの違いってなんなんだろう?」というような質問をよくいただきます。

私は大阪で以前は整骨院、今は整体院を経営している者ですが、こういった質問は実際に患者さんからよくいただきました。

肩こりも筋肉痛も、肉離れも筋肉に何らかの問題で発生している事は間違いなく、こういった疑問を抱く人も非常に多いと思います。

そこでこのページでは肩こりと筋肉痛との違い、または肉離れとの違いについて説明させていただきたいと思います。

肩こりに関して興味のある人は是非参考にして下さいね。
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肩こりと筋肉痛はほとんど同じ意味

さて、まずは簡単に肩こりと筋肉痛との違いについて説明させていただきますね。

見出しで既に触れていますが、私は肩こりと筋肉痛とではさほど大きい違いはないと考えています。ほぼ同じ意味と捕らえても良いでしょう。

筋肉は筋繊維という細い繊維が何千本、何万本と集まって束になって形成されています。そういった筋繊維に負担が加わると筋繊維は破壊されてしまいます。筋肉はゴムのように伸び縮みで力を発生させていますので、筋繊維が破壊されてしまうとスムーズに伸び縮みが出来なくなるんですね。そういった部分は破壊された筋繊維が縮んだ状態で維持されて硬くなります。この部分に痛みを感じたり、張り感を感じるのが筋肉痛の正体です。

ちなみに筋繊維の破壊というと少し大げさな話に聞こえてしまうかもしれませんが、筋繊維の大きさは0.01ミリという非常に小さな組織です。こういったミクロな世界ではちょっとした負担でも簡単に組織は破壊と再生が繰り返されています。

こういった反応は肩こりでも同様に発生しているはずです。

肩や首に負担が加わると、その周辺の筋繊維は破壊されます。その破壊された筋繊維の部分には筋肉痛の時と同様に筋繊維が縮んだ状態で維持されて痛みや張り感が伴います。

つまり、肩こりは肩や首、背中周辺に発生している筋肉痛と考えてもおかしくありません。

外国では肩こりという概念がない

余談になりますが、肩こりという疾患は日本人特有の疾患だと言われています。外国人の中にも肩の痛みや張り感を訴える人は当然いますが、その症状は「肩や首周辺の筋肉痛、もしくは筋肉の疲れ」という風に捉えられている訳です。

私は以前、日本で外国人の方に日本語を教えている先生をしている患者さんの紹介によって、複数の外国人の方を診させていただいた事がありますが、「肩こり」という単語は外国には存在していませんでした。

全ての国を調べた訳ではありませんが、少なくともブラジル人、アメリカ人、カナダ人の人に聞いた限りでは「肩こり」という単語と同じような意味の母国語は存在しないという事でした。(ヨーロッパとアフリカの人がいないのが残念です)

こういった事からも分かるように、肩こりという概念は日本人特有の物であり、海外では肩こりの症状の事を肩周辺の筋肉痛という風に考えられています。この考えは間違っておらず、肩こりは肩周辺の筋肉痛とほとんど同じ意味で捉えて良いと思います。

肉離れとの違いは?

さて、では肉離れとはどういった現象なんでしょうか?

肩こりと筋肉痛の違いは?という質問はよくいただきますが、肩こりと肉離れとの違いに関しての質問は稀にしかいただきません。しかし、良い機会ですので説明させていただきますね。

先ほども簡単に説明したように、筋肉は非常に小さい筋繊維が束になって形成されています。その筋繊維の一部が破壊されて発生しているのが筋肉痛と説明させていただきましたが、肉離れとはその筋繊維の大半が破壊されてしまった状態の事を指しています。

厳密に言えば「完全断裂」と「部分断裂」に分けられますが、筋肉の組織の大半が破壊されてしまうため、例えば足などに発生すればまともに動く事すら出来なくなります。

筋肉痛とは明らかに違うと考えて良いでしょう。

肉離れの発生には大きな外力が必要になりますので、肩周辺で発生する事はまずあり得ません。近い疾患で言えば、野球のピッチャーなどが肩の腱を断裂する事によって腕が上がらなくなる腱板損傷という疾患がありますが、腱損傷は肉離れとは違いますし、肩こりの症状とも全く異なります。

こういった事からも分かるように、肩こりと肉離れは全く違う疾患と考えても間違いではないと思います。
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ただの筋肉痛である肩こりが何故治らないのか?

ここまでは肩こりと筋肉痛、肉離れの違いについて、そして肩こりと筋肉痛はほとんど同じ意味だという事を説明させていただきました。

さて、ここまで読んでいる人の中には疑問を持っている人もおられると思います。

その疑問とは、「何故ただの筋肉痛である肩こりが治らないのか?」についてですね。

この疑問は当然だと思います。筋肉痛は誰もが経験した事があると思いますが、通常であれば数日、長引いても1~2週間もすれば改善するはずですから。

しかし、世の中には何ヶ月も何年間も肩こりの症状にお悩みの人はたくさんおられます。

もしかしたら頚椎症(けいついしょう)や頚椎ヘルニアの初期症状かも知れない

あくまでも私の経験則も含めた個人的な考え方ではありますが、色々な医療機関に行ったけど症状は改善しなかった人の肩こりの症状の原因は、頚椎症(けいついしょう)や頚椎ヘルニア、ストレートネックなど、首の骨や軟骨の変形などによって、神経を圧迫して発生する神経痛の可能性が高いと私は考えています。

頚椎症や頚椎ヘルニアとは、首の骨や軟骨が変形する事によって近くの神経を圧迫し、その神経が支配している領域に痛みや痺れなどの症状を発生させる疾患です。

軽症から重症例までの症状がかなり幅広く、重症であれば夜も疼いて寝れない、握力がなくなって手や腕や首を動かせないなどの症状を発生させる事もありますが、軽症であれば肩こりに似た痛みや筋肉の張り感だけを感じる場合もあります。

このように重症であれば、ただの肩こりでは考えられない症状を発生させますので分かりやすいんですが、頚椎症や頚椎ヘルニアなどで症状が発生していたとしても、軽症であれば肩こりに近い症状を発生させますので分かりにくいんですね。

通常の肩こりの症状の場合であれば、単なる血行不良や筋肉痛に近い筋肉の緊張が原因である事が多いため、運動を行ったりマッサージなどを受ければ簡単に改善するはずです。

先ほども説明したように、ただの筋肉痛がなかなか改善しないという事は考えにくい事であり、色々試しても改善しないのであればその症状は肩こりではないと考えた方が合理的です。似たような症状を発生させる疾患で、最も可能性が高いのは頚椎症や頚椎ヘルニアだと思います。

頚椎症や頚椎ヘルニアであっても、初期であれば異常なしと診断される事が多い

もし頚椎症や頚椎ヘルニアを疑った場合、病院へ行ってレントゲンやMRIなどの画像検査をされると思いますが、初期の頚椎症や頚椎ヘルニアの場合は「異常なし」と診断される事も決して珍しくありません。

お医者さんの診断基準はどうしても手術をするべきかどうかで判断される事が多く、首の骨や軟骨の変形、神経の圧迫などの問題点があったとしても、手術するほどの大きい問題じゃなければ「異常なし」と言われる事が多いんですね(こういった事は実際にお医者さんに聞いた事のある話です)

そのため、異常なしと言われたとしても本当に異常がないとは限らないんですね(決してお医者さんを否定するつもりはありませんが)

頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している肩こりの症状なのであれば、弱い刺激で行う治療が効果的

ただの筋肉痛である肩こりが簡単に改善しないのであれば、その症状は肩こりではなく頚椎の問題が関わっている可能性が高いと説明させていただきました。

実は頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は非常に治療が難しく、お悩みの人が非常に多い疾患でもあります。

頚椎症や頚椎ヘルニアのように、首の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合、その周辺には常に強い炎症が発生しています。

炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

つまり、こういった症状の方にマッサージやバキボキするような、比較的強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。

どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。(そちらの方が患者ウケは良いと思いますので)

逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。

頚椎症や頚椎ヘルニアのように、骨や軟骨の変形や神経の圧迫が痛みに大きく関わっていたとしても、その症状には筋肉の緊張状態や炎症の有無も痛みにはかなりの部分で関わっています。

強い刺激で行う治療では、強い炎症による過敏性が邪魔をして改善する可能性は低いと思いますが、弱い刺激で行う治療であれば、しっかり首周辺の筋肉を動かし、血行を促進する事が出来れば炎症や筋緊張は軽減して症状が改善する事も珍しくありません。

弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。

もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。

どこに行っても治らないしつこい肩こりや、頚椎から発生している症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。

以上で「肩こりと筋肉痛、肉離れとの違いについて」のページの説明を終了させていただきます。
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